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「オンドロ」ファーバーカステル 鉛筆みたいな!?六角形の万年筆

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こんにちは、クリポンです。
「物」というのは、それぞれ機能に適した形をしています。そして長く使われるうちに、その形が一般化し「〇〇らしさ」と特徴づけられていきます。椅子なら椅子らしい形、机なら机らしい形がありますよね。
使い慣れた形からは安心感を得ます。でもあえてその「〇〇らしさ」という、典型的な形からちょっと外れてみる。そうした冒険が毎日をちょっとだけ、刺激的なものにしてくれるかもしれません。
今回は万年筆らしくない万年筆、ファーバーカステル Faber-Castell「オンドロ」をご紹介しましょう。

 

個性派万年筆ならこれ! ファーバーカステル「オンドロ Ondoro」

万年筆らしからぬ万年筆「オンドロ」

「オンドロ Ondoro」はファーバーカステルのコレクションの一つです。万年筆、ボールペン、シャープペンにおいて展開されています。
オンドロと言えば、見てすぐに分かる、太めの六角形がポイント。鉛筆を彷彿とさせる形に、ファーバーカステルの遊びごころが感じられますね。一見何のペンだか分からないところが面白いです。

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太めの六角形という変わった形ですが、これが意外と持ちやすいんです。軸は太すぎずちょうど良い。ペン先に近い部分が、キュッと締まったように細くなっており、いい感じに指先が収まります。

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オンドロにはどんな素材の軸がある?

ファーバーカステルの他のコレクション同様に、オンドロにも軸素材のバリエーションがあります。木軸とレジン軸があり、特にレジン軸は色の種類もあります。
昔はレジン軸は白、黒、灰色、オレンジと4色ありました。しかし現在ファーバーカステルでは、木軸とレジン黒色のみの製造となり、他の色は製造中止となっているようです。とは言え、今もオレンジ軸などを販売しているショップがあるようです。

こちらはオンドロの黒とオレンジ。黒はマットブラック、そして光沢のあるオレンジです。

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キャップはオンドロ共通で、キラキラと上品に光る真鍮クロムメッキです。キャップの上部にはファーバーカステルのロゴが刻み込まれています。

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www.criponparis.com

 

オンドロは書きやすい鉄ペン

オンドロのペン先は鉄ペンで、F(細字)とEF(極細字)の2種類あります。日本で展開されるファーバーカステルの万年筆は、だいたいFかEFのみのようです。海外ではM(中字)やB(太字)も販売されています。
私が持っているのはMとFです。鉄ペン特有のカリカリさはなく、どちらも書き味滑らかなペンです。

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気になるオンドロの重さは?

特筆しておきたいのは、オンドロ万年筆の重さです。結構重いんですよ。ラミー・サファリ万年筆と比べてみました。(全てキャップを閉めた状態)

 

  • オンドロ・黒色 : 33g
  • オンドロ・オレンジ色 : 40g
  • ラミー・サファリ : 17g

 

オレンジ軸が黒軸より重いなんて・・・意外でした。使っていて気がつきませんでした。

ラミー・サファリは17gなので、それと比べるとオンドロは重いですね。何が重いのかというと、実はキャップが原因なんです。オンドロはキャップだけで17gあります。
オンドロの場合、キャップを尻軸にはめて書くというのは、オススメしないというか、ペンが重くなりすぎて無理だと思います。キャップを外してしまえば、軸自体は軽いので、問題なく楽に書けます。ファーバーカステルの万年筆は、キャップが重めなのが共通点ですね。

ファーバーカステルの計算されたデザイン

ファーバーカステルのペン類は、三角形や六角形など、一風変わったものがあります。でも単なるデザインで終わらず、持ちやすさなどがちゃんと計算されており、どれも使いやすいです。オンドロは六角形が可愛いうえに持ちやすくお気に入りです。オンドロウッド(木軸)もいいですよね・・・私の欲しい物リストに入ってます。