無料で楽しむ大人の塗り絵! 海外の図書館・美術館からダウンロード
こんにちは、クリポンです。
ずっと以前に塗り絵をしていた時期があります。最近、コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えたこともあり、ふと思い立って塗り絵を再開しました。
今は世界で塗り絵がブーム。そのおかげもあってか、ネット上には無料の塗り絵がたくさんありますね。
私も無料の大人の塗り絵に挑戦してみました。その中から、海外の図書館や美術館が提供する無料塗り絵についてレポートします。
大人の塗り絵を無料ダウンロード!色鉛筆で塗ってみました
海外の図書館・美術館が提供する「大人の塗り絵」
#Color Our Collections という塗り絵のイベントをご存知でしょうか。2016年にニューヨークの医学アカデミー図書館(The New York Academy of Medicine Library)によって立ち上げられた、ソーシャルメディアのフェスティバルです。現在では100を超える世界の図書館、美術館、文化機関などが参加しています。
毎年2月の第1週目に開催され、それぞれが所蔵する絵を元に塗り絵を作り、無料で提供しています。フェスティバルの期間が過ぎても、前年までの塗り絵をサイトからダウンロードできます。
大英図書館の無料塗り絵に挑戦!
サイトを見ていただくと分かりますが、ものすごい数の塗り絵が揃っています。これはすごい!
数ある塗り絵の中から私が選んだのは、大英図書館が2019年に提供したのもの。こちらです。
(スマホの方は、↑をクリックして開いた後、青い背景で女性が二人いる絵の下にある「British Library Coloring Book 2019」の文字上をクリックすると、塗り絵の内容を閲覧できます。)
9枚ある絵の中から、まずはフラミンゴの絵を選びました。デッサン用の紙があればよかったのですが、家にないのでコピー用紙でもまあいいかと。
印刷したのがこちらです。

ここで問題が一つ。すでに陰影というか、黒い影が入りすぎていて、塗り絵としては自由度が低い。自分自身で色のグラデーションをつけることが、あまりできないんですよね。
そこで思いついたのが、別のコピー用紙を上に重ねて、輪郭だけをなぞって書き取ることです。こんな感じに。

適当すぎたかな・・・でもまあ、大まかに形が分かればよく、あとは自由に書き加えていく方が面白味があります。
塗り絵は色鉛筆やカラーペンなど、好きな方法で塗っていきます。今回はファーバーカステルの油性色鉛筆36色を使って塗ってみました。

ファーバーカステルの色鉛筆について書いています!
オリジナルの絵を真似しながら、フラミンゴだけ塗り終えました。

現在はここまでです。背景は後ほど、時間をかけて塗っていきたいと思います。
塗り絵をやっていると、時間を忘れて没頭してしまいます。無意識のうちに集中でき、無心になれるのが塗り絵のいいところですね。
デッサン用紙でも試してみよう!果物の塗り絵
次に挑戦するのも、先ほどの大英図書館の塗り絵です。
印刷したのがこちらです。

果物を黄色で軽く塗ってみました。フランス語でcoingと呼ばれる果物です。日本語ではマルメロというそうですね。フランスのスーパーではよくcoingのジャムを見かけます。
コピー用紙以外でも試してみたいと思い、A5サイズのスケッチブックを取り出しました。
まず印刷した下絵をスケッチブックの紙の下に置き、輪郭だけを上からなぞって書き取りました。そのあとオリジナルの絵を見ながら、先ほどのフラミンゴと同様にファーバーカステルの油性色鉛筆で塗ってみました。

ノートはフランスの画材メーカー、CANSONのArt Bookです。やはりデッサン用紙に描くと発色が良いです。それに色鉛筆らしいタッチがいい具合に表現できます。
塗り絵の本を使うのもおすすめ
塗り絵は専用の本を買うのも一つです。こちらは私が持っている塗り絵の本です。
Paysages zen et bucoliques : Coloriages anti-stress
風景画が好きで選びました。後で分かったことですが、この本のオリジナルは日本の河出書房新社が出版している、門馬朝久さんの塗り絵の本でした。とても綺麗な、穏やかな日本の風景画で、フランスでも好評のようです。
おうち時間を充実させてくれる!大人の塗り絵
図書館や博物館が提供する塗り絵とは、面白い発想ですね。100以上の機関が参加しているので、選びきれないほどの塗り絵の数があります。家時間が増えて久々に塗り絵にはまっているので、あれこれと試してみたいと思います。これを機会に、色鉛筆以外の道具でも試していきたいです。