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絵を描く人に! メビウス+ルパート「3穴シャープナー」でデッサン用削りが簡単に!

こんにちは、クリポンです。
絵を描くために使う鉛筆や色鉛筆は、しばしば芯の部分を長めにして削ります。

なぜそんなことをするのかというと、文字を書くのと違って絵を描くのは芯の消耗が早いからです。芯を長くしておけばしょっちゅう削らなくて済みます。また鉛筆を倒し気味にして芯の側面で幅広く描くこともできます。

芯を長く残して削るには、カッターやナイフを使います。ただ慣れないと上手く削るのはなかなか難しいものです。でもこうした特殊な削り方ができる鉛筆削りが出ているので、利用するのも一つでしょう。

今回はメビウス+ルパートの絵に興味のある方におすすめ!鉛筆削りをご紹介します。


Moebius-Ruppert 色鉛筆も削るの簡単! アート用鉛筆削り

知る人ぞ知る!?アート用鉛筆削り

メビウス+ルパートの3穴シャープナーです。

M+Rのマグネシウム3穴シャープナー1

三角形を柱にした変わった形をしています。メビウス+ルパートでは「Tricon トリコン」と名付けられていますが、日本では3穴シャープナーの名で販売されています。

メビウス+ルパートの鉛筆削りのラインナップは豊富で、1つ穴から3つ穴までのものがあります。その上素材による違い、さらには製品ごとに削り方に違いがあるなど、好みや目的に合わせて選べるのが面白いです。

残念ながら、日本ではあまり見かけないメビウス+ルパートですが、多分、一番知られているのがこの製品ではないかと思います。

3穴ある鉛筆削り

アート用に特化されていて、デッサンで用いられるような、芯を長くした削り方が簡単にできます。絵を描く人の間では割と知られている鉛筆削りです。

特殊な削り方をする場合、本来はカッターなどで芯を削り出していくのですが、私のように面倒くさがりな場合には便利なお助けアイテムとなります。

マグネシウム製だから軽い!

ラインナップ豊富なメビウス+ルパートの鉛筆削りは、素材で分類することができます。真鍮・マグネシウム・プラスチック・木材の4種あります。

今回ご紹介するのはマグネシウム製です。

削る前の鉛筆

メーカーにかかわらず金属製で銀色の、小型の手動鉛筆削りは大体マグネシウム製です。

マグネシウムは金属ながら、とても軽いという特徴があります。この鉛筆削りもたったの12gです。

手に取ると、プラスチック製と変わらないくらいに軽くて驚きます。しかも小さいので携帯するのに便利です。

余談ですが真鍮製となると、小さくても結構な重さがあり、これはこれで驚きます。

削り刃1

一言製品について付け加えておくと、このマグネシウム製鉛筆削りは、表面を綺麗にするための特別な処理がされていないんです。良くも悪くも素材感があるというか…傷やシミのようなものがあったりします。

ピカピカな表面を期待しているとガッカリするかもしれません。削るにあたっては何の問題もないですが、気になる場合は磨いてみるのも一つです。

穴が3つある理由は?

この鉛筆削りには3つ穴があります。穴の大きさは全部同じで、一般の軸径の鉛筆用です。

それぞれ刃の長さが違うことで区別ができます。

1. 普通に削る

最も長い刃は、一般的な削り方ができます。刃の表面にロゴが入っています。

M+Rのマグネシウム3穴シャープナー1

ごく普通に、ちょうど良い程度に削れます。

削った後1

2. 木の部分のみを削る

残りの2つの削り穴は、セットになって機能します。まずは2番目に長い刃から使います。

M+Rのマグネシウム3穴シャープナー2

なんとこの刃は、芯を残して木の部分だけ削り取っていきます。

削った後3

好みに合わせて、芯の長さはいくらでも長くできます。

3. 芯のみを削る

上述の2.のように削った後、そのまま使ってもいいのですが、好みで芯の先を尖らせることができます。

一番短い刃を使います。

M+Rのマグネシウム3穴シャープナー3

芯は折れやすいので、力を入れずに、刃に対して軽く滑らすように削ります。

削った後4

削れました。形が少々不恰好ですがまあこれで十分です。あっという間に削れるのでやはり便利です。

ところで、試しに上述の2.の工程を踏まずに、鉛筆を削ってみました。

削った後2

一応、芯は削れます。でも刃の長さが短すぎて木の部分は削れず、無理がありますね。

替え刃について

鉛筆削りの刃は消耗品です。包丁と一緒で使えば使うほど、キレが悪くなっていきます。

実はこの鉛筆削りは専用の替え刃が別売りで存在します。ただ替え刃を販売している店がほとんどなく、多くの場合は丸ごと買い換えるしかないようです。

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一つあると便利かも!

デッサン用として芯を長く残して削れる鉛筆削りはいくつか存在しますが、M+Rの製品はなかなか良いと思います。小さく軽くて携帯するのに便利で、削るときに芯の長さを自分で決められるのもいいです。価格も高すぎず、たくさん削ってダメになったらまた買い換えればいいかと気軽に使えます。削りカスをためるケースがないのが面倒という点はありますが、気になった方はぜひ試してみてくださいね。

画材

Posted by cripon