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使って楽しい!【水彩色鉛筆 ゴールドファーバー アクア】

2020-07-28

こんにちは、クリポンです。
水彩色鉛筆って何?色鉛筆で水彩?知らない人にとっては謎めいた色鉛筆かもしれません。しかし使ってみると、面白い画材であることが分かります。

いざ買ってみようと思うと、その種類や値段の幅が広く、選ぶのに悩むものです。私も購入時に迷いましたが、昔からのファーバーカステル好きとあり、やっぱり選んだのはこれでした。

きっとファーバーカステルの色鉛筆について、情報をお探しの方が多いかと思います。参考になればと、今回は水彩色鉛筆「ゴールドファーバー アクア Goldfaber Aqua」についてお届けします。


使ってみたい水彩色鉛筆 ファーバーカステル「ゴールドファーバー アクア」

中間の価格帯 Faber-Castell「ゴールドファーバー色鉛筆」

ファーバーカステルの水彩色鉛筆「ゴールドファーバー アクア」です。

ゴールドファーバーアクア水彩色鉛筆

色鉛筆って、本当にいろいろなメーカーのものがありますよね。海外製品で買いやすいのは、ファーバーカステルやステッドラー、カランダッシュなどでしょうか。

ファーバーカステルの色鉛筆は、調べてみると分かりますが、少しばかりややこしいです。種類がたくさんあって、違いが分かりにくいのです。

パッケージの色で3つに分けられる

そこでまず、種類について簡単にご説明しましょう。

ファーバーカステルの色鉛筆は、大きく3つの価格帯に分かれています。パッケージ(箱や缶)の色で区別されており、赤色(低価格帯)、青色(中価格帯)、緑色(高価格帯)の順になります。

それぞれの価格帯で、油性色鉛筆と水彩色鉛筆があります。

「青缶」と呼ばれるゴールドファーバー

今回ご紹介する青色の缶に入った水彩色鉛筆は「ゴールドファーバー アクア」と名付けられています。青缶の油性色鉛筆の方は、単に「ゴールドファーバー」と呼ばれています。

セット販売の色数は12色、24色、36色、38色、48色の5つ。私の水彩色鉛筆は24色です。

蓋を開けて上からのアングルの写真
斜めからのアングルの写真

気になる値段は?

ファーバーカステルの水彩色鉛筆のうち、ゴールドファーバー アクアは中間の価格帯にあたります。中間と言われても…どのくらいの値段なのか、曖昧ですよね。

「ゴールドファーバー アクア」と、緑色(高価格帯)の高級水彩色鉛筆「アルブレヒト デューラー」を比べてみましょう。

アルブレヒト デューラーはこちらです↓


ファーバーカステル アルブレヒト デューラ水彩色鉛筆 24色 缶入117524 [日本正規品]

比較するにあたって、ドイツ・ファーバーカステルのサイトに表示されている値段を参考にしました。

その結果、色の数(12色、24色、36色、48色)にかかわわらず、「アルブレヒト デューラー」は「ゴールドファーバー アクア」の約1.7倍の値段でした。

まあそうですね…。「ゴールドファーバー アクア」はとても質の良い水彩色鉛筆ですが、「アルブレヒト デューラー」はその上をいくと思います。日本でもアマゾンで調べると似たような値段の比率です。

赤色(低価格帯)の水彩色鉛筆はゴールドファーバー アクアの約半分ほどの値段になります。

3つの価格帯の色鉛筆には明らかな値段の差があり、質もそれぞれ違います。目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

満足できる質・発色の良さ

ファーバーカステルのゴールドファーバーは、個人的には文句なしの質です。

ところで、私は低価格帯の赤箱の油性色鉛筆も持っています。綺麗な色で悪くないのですが、発色が少し弱めかなと。色鉛筆の先に圧力をかけながら数色の重ね塗りをしていって、ようやくそれらしい色が出るという感じです。

でもゴールドファーバーは違います。1本1本の発色が素晴らしいです。それほど力を入れずに塗っていっても、鮮やかな色がパーッと広がります。色のグラデーションもつけやすく、塗り絵などをしていて面白さが増すように思います。

水彩色鉛筆について驚くのは、描いた部分を水で溶く瞬間です。色の鮮やかさがさらに増すような印象を持ちました。単色も混色も色味を失うことなく綺麗な色が出ます。油性・水彩色鉛筆に限らず、質の良い色鉛筆はやはり違うのだなと思った次第です。

水彩色鉛筆「ゴールドファーバー アクア」はこんな色!

1. チューリップで試してみる

試し塗りをしてみます。桃色の色鉛筆でササっとチューリップを書きました。 紙は中目の水彩紙を使っています。

チューリップの絵下書き

8色使って色を付けてみました。ところどころ、2色の混色をしています。

8色を使って色付けした様子

筆に水を含ませて、塗った部分を溶いていきました。色鮮やかに浮かび上がります。

一部を水で溶いた様子
水で溶いたチューリップ

濡れたところを乾かしてから、水彩色鉛筆でさらに描き込みました。

2度塗りし終えたところ

描き込んだところを、再度軽く水を含んだ筆でなぞりました。 重ね塗りは1回のみ、即席!?水彩画の出来上がりです。

最後にまた水で溶いて完成

2. 百合で試してみる

先ほどの絵よりもっと丁寧に・・・ということで、今度は黄色系の色を使って百合を描いてみました。 下書きの段階で大きく描き始めたのよいものの、勢い余って左の花びらを描くスペースがなくなってしまいました。でもこのまま続けます。 中目の水彩紙を使って描いています。

百合の絵の下書き

7色使って色を付けました。

7色で色付けしたところ

塗った部分を水で溶きました。水を乗せると色が鮮やかになる、この瞬間が好きです。

水を乗せで溶かした様子

乾かしてからさらに細部を描き込みました。その後軽く、水を含んだ筆でなぞって、とりあえず完成としました。もっと重ね塗りをしていくこともできます。

ゴールドファーバー アクアはどの色も鮮明に色が出ます。楽しくてどんどん描き込みたくなってしまうような色鉛筆です。

2度塗りして完成した百合

こちらの記事もどうぞ :

使い方は人それぞれ、個性のでる水彩色鉛筆

水彩色鉛筆はユニークな画材です。使うたびに書き方や色の重ね方について新たな発見があります。 色を付けてさっと水で溶き、シンプルに色付けするのもよし。あるいは重ね塗りをしていき、繊細かつ濃厚な色使いの絵を描くのもよし。使い方にルールはなく、色の乗せ方や水の使い方など人それぞれ、十人十色な絵が出来上がるでしょう。興味を持たれた方はぜひ日々の楽しみに、水彩色鉛筆に挑戦してみてくださいね。

画材

Posted by cripon