「色鉛筆」ならファーバーカステル 大人の塗り絵におすすめ!
こんにちは、クリポンです。
世界中で塗り絵人気が上昇しています。今や塗り絵は子供だけのものではなく、立派な大人の趣味となりつつあります。
趣味としての塗り絵の良さは少ない道具で始められること。最低限、塗り絵の下絵と色鉛筆さえあればいいんです。そうは言っても問題は色鉛筆。種類がありすぎて、どれを選ぶべきなのか、最初は迷ってしまうものです。
今回は初めての塗り絵におすすめ、ファーバーカステル Faber-Castellの色鉛筆をご紹介します。
色鉛筆に迷う?ならばファーバーカステルにしてみよう!
1. レベルに合わせて選べる! Faber-Castellの色鉛筆
1.1 油性色鉛筆と水彩色鉛筆、その違いは?
2. 赤・青・緑の3種類ある色鉛筆
2.1 赤パッケージ
2.2 青パッケージ
2.3 緑パッケージ
3. 塗り絵におすすめ! 赤パッケージの色鉛筆レビュー
3.1 初めての塗り絵には36色がおすすめ
3.2 36色はどんな色?
3.4 おすすめは青か緑のパッケージ
レベルに合わせて選べる! Faber-Castellの色鉛筆
ドイツの文房具メーカー「ファーバーカステル」は、世界で有数の画材メーカーとしても知られています。

中でも鉛筆類は、ファーバーカステルにおいて基本とも言える製品です。色鉛筆のラインナップは幅広く、子供から大人まで、愛好家からプロフェッショナルまで、全ての人が満足できる製品が揃っています。
油性色鉛筆と水彩色鉛筆、その違いは?
色鉛筆には、油性と水彩の2種類があります。単に「色鉛筆」と言う場合は、油性色鉛筆を指すことが多いです。
水彩色鉛筆は、ちょっと特殊な画材だと言えます。その特徴は、芯が水に溶けること。そのため水彩色鉛筆で塗った後に、筆に水を含ませて上からなぞると、塗った部分が溶け出して水彩画のように染料が広がっていきます。
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下の写真は、水彩色鉛筆で描いた花びらの一部を、水で溶いてみた例です。

水を乗せると、絵の具で描いたようなタッチに変わります。
絵の具なしでも簡単に、水彩画が楽しめるのが水彩色鉛筆の利点です。
水彩色鉛筆についてはこちらの記事をどうぞ :
赤・青・緑の3種類ある色鉛筆
ファーバーカステルの色鉛筆は、大きく3種類に分けられます。違いは何かというと質と価格です。
目印となるのはパッケージの色。赤・青・緑の3つあります。それぞれに油性色鉛筆と水彩色鉛筆が用意されています。
1. 赤パッケージ(低価格帯)
赤いパッケージは低価格帯の色鉛筆です。私が持っているのは、こちらの油性色鉛筆36色です。

私のものは箱に入っていますが、他のバージョンとして、筒状の缶に入ったもの、あるいは平たい缶に入ったものがあります。
色の種類はそれぞれ、12色・24色・36色の中から選べます。
筒缶の方はデザインが良く使いやすく、コスパも良いです。こちらで販売しているものは、私の36色の色鉛筆とは含まれている色の種類が異なるようなので、注意してくださいね。
赤缶の水彩色鉛筆です↓

ファーバーカステル 水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36C
2. 青パッケージ(中価格帯)
青パッケージは「ゴールドファーバー」と名付けられています。赤パッケージよりも質が良い分、値段も高くなります。
油性色鉛筆は「ゴールドファーバー」 、水性色鉛筆は「ゴールドファーバー アクア」と呼ばれています。
私は水彩色鉛筆を持っています。Aquaと書かれているのが目印です。

こちらで詳しく書いています :
ゴールドファーバー油性色鉛筆です↓

ファーバーカステル ゴールドファーバー 色鉛筆セット 24色缶入 114724
3. 緑パッケージ(高価格帯)
緑パッケージはプロのアーティスト用に出されている商品です。高級品質ということで、値段もそれなりにします。
油性色鉛筆はポリクロモス、水彩色鉛筆はアルブレヒト・デューラと呼ばれています。
ポリクロモス油性色鉛筆の24色セットです。

こちらの記事でレビューしています :
水彩色鉛筆アルブレヒト・デューラです。

ファーバーカステル アルブレヒト デューラ水彩色鉛筆 24色 缶入117524 [日本正規品]
塗り絵におすすめ! 赤パッケージのレビュー
初めての塗り絵には36色がおすすめ
赤パッケージはお子様のお絵かきに、またはこれから絵を描いてみたい初心者の方におすすめです。なんと言ってもリーズナブルなのが嬉しい点です。

六角形の軸は、鉛筆の基本形とも言えます。私は塗り絵に使うほか、私的なノートの装飾などに使っています。
ノートにマーキングしたり、ちょこっと色付けしたりするためならば、12色でも良いでしょう。しかし塗り絵が目的であれば、24色以上あるものがおすすめです。色の選択肢が多いので、楽に塗り絵ができると思います。
もちろん塗り絵は12色でもできます。しかし単色12色だけでは足らないので、重ね塗りをするなどして、別の色を作り出す工夫が必要となってきます。
36色くらいあると悩まずに色を選べます。塗り絵に慣れていない方でも十分に楽しめますよ。
36色はどんな色?
私の持っている赤パッケージのもので描いてみました。日本で現在販売されているものとは、色の種類が異なるようです。特別な色が必要な方は注意してくださいね。


おすすめは青か緑のパッケージ
赤パッケージには綺麗な色が揃っており、重ね塗りもうまく色が出ます。しかし、個人的な意見ですが、全体に発色が薄いように思います。その点が残念です。
そのため絵に慣れてくると、赤パッケージでは物足りなさを感じるかもしれません。きっと、上の価格帯のものはどんな具合なのかしらと、試してみたくなるでしょう。使ってみるとすぐに分かりますが、青・緑パッケージは明らかに発色が違います!
ポリクロモスで描いたりんごです。

私は赤パッケージの油性色鉛筆を買った後、青パッケージの水性色鉛筆を買い、さらに緑パッケージの油性色鉛筆を買ってしまいました。 塗り絵をしたり絵を描いたりするのが好きなので、まあ無駄にはならないだろうと、自分に言い聞かせています(笑)。

赤箱の36本はそのままでは使うのに面倒なので、普段はこんな感じでジャムの空き瓶に入れています。
塗り絵のお供に「ファーバーカステル」
大人の塗り絵人気にともなって色鉛筆に興味を持つ人が増えています。様々なメーカーのものがありますが、質・価格から考慮して、ファーバーカステルの赤パッケージはなかなか良いと思います。でもせっかくだから本格的にやりたい、あるいは大事に末長く使いたいという方には、最初から青か緑のパッケージのものを購入することをおすすめします。
昔は道具は何でもいいと思っていたのですが…やはり良いものは良いですね、使っていくうちに色鉛筆もなかなか奥の深い世界だと思い知りました。