噂のパーカー ボールペン「ソネット」レビュー
こんにちは、クリポンです。
仕事やプライベートで使うボールペン、選ぶこだわりはありますか。書ければ良しとするのもありでしょう。でもちょっとこだわって、生活の満足度を上げてくれるようなボールペンを選んでみませんか。
パーカー PARKERといえば、日本でも常に話題の筆記具ブランド。その中から人気モデルであるボールペン「ソネット」をご紹介します。
パーカーおすすめのボールペン「ソネット」
「パーカー」一度は憧れる老舗メーカー
多くの人が関心を持ち、いつかは手にしたいと憧れるパーカーのペン。「パーカー PARKER」はイギリスのメーカーですが、もともとは1888年にアメリカで設立された会社です。20世紀にはいり、イギリスへと拠点が移っていきました。
現在では筆記具の製造(万年筆・ボールペン・ローラーボールペン)は、主にイギリスとフランスで行われているようです。
パーカー人気のラインナップ
パーカーでは、デュオホールドやパーカー51のような歴史に名を残すペンを始め、多くの人気モデルが作られてきました。現在、豊富なラインナップには、代表的な「デュオホールド」を始め、エレガントさを備えた「ソネット」、復刻された「パーカー51」、そして近代的で使いやすさを求めた「IM」や「アーバン」、親しみやすい「ジョッター」などがあります。
「パーカー」気になるあの言葉の意味は?
矢羽クリップ
パーカーといえば、矢の形をした矢羽クリップが有名です。1933年に登場した万年筆「バキューマティック」に使われたのが最初です。
1957年よりパーカーのシンボル的なクリップとして、矢羽クリップは全モデルに使われるようになりました。
GT・CTとは?
パーカーのペンを検索していると、商品名によく「GT」あるいは「CT」と書かれているのを見ます。これは一体何を表しているのでしょうか。 GTはゴールドトリム、そしてCTはクロムトリムのこと。つまり金メッキかクロムメッキかという意味です。金メッキといっても、金が使われているわけではありません。
パーカーのペンは2色使いが多いです。軸にベースの色があり、クリップやペン先、尻軸などには、金色か銀色の金属素材が使われていることがよくあります。
GTやCTは、クリップやペン先の金属の色を表しています。GTならクリップやペン先がゴールド色、CTならばシルバー色ということです。
例えば「ブラックGT」はブラックの軸+ゴールド色のクリップやペン先、「ブルーCT」はブルーの軸+シルバー色のクリップやペン先であることを示しています。
おしゃれにこだわるなら「ソネット」がおすすめ!
ソネットは細身の軸
ソネットが誕生したのは1993年、無駄を省き洗練された美しさをを追求した結果、生まれたデザインです。パーカーのペンの中でも、ソネットは細身の軸であるのが特徴です。
こちらは「ソネット ステンレススチールCT」です。
グレーがかった落ち着いた色です。もちろんソネットにも矢羽クリップが付いています。
写真は単色ボールペンですが、ソネットには多機能ペンもあります。
ペンの真ん中に、PARKERのロゴが刻まれています。
ソネットは私のお気に入りです。細身でシンプルなデザインがかっこいい。つやを消して暗めの色のステンレススチールと、クリップやペン先の光沢がいい感じに対照をなしています。
ツイスト式のボールペン
ソネットのボールペンは全てツイスト式です。クリップのあるキャップ部分を右に少し回転させると、芯が出てきます。左に回せば芯はペン軸の中に引っ込みます。 ソネットはノック式ではないので、ノック式をお望みの方は注意してくださいね。
ソネットの多機能ペンも基本はツイスト式で、シャープペンシルの芯を繰り出すときにのみノック式となります。
ソネットの価格は?
ソネットは中位の価格帯に位置します。気になるお値段ですが、およそで言うと多機能ペンは4000円から、単色ボールペンは9000円から、ソネットプレミアム(ボールペン)は2万3千円からのようです。
多機能ペン:
ボールペン 単色:
ソネット プレミアム ボールペン:
2021年に登場した、新デザインのソネットについてはこちらから :
ソネットの重さは?
ソネットの重さを量ってみました。
ソネット(ボールペン): 26g |
例えばuni-ball シグノ水性ペンは12gであり、その2倍以上の重さがあります。
私はパーカーのIM(ボールペン)を持っていますが、こちらは23gです。
ソネットはIMと3gの差とはいえ、握ったときにさらに重さを感じます。重めのペンが好きではない方は、一度試されることをおすすめします。
上がIM、下がソネットです。
パーカーのリフィルについて
パーカーボールペンの芯の書き味は、個人的にはとても良いと思います。書き出した時に、インクの出が悪いのが気になりますが、その後はスルスルと心地よく書けます。パーカーは三菱鉛筆のジェットストリーム(G2規格)と互換性があるので、替えてみるのも一つでしょう。
新デザイン「ソネット エッセンシャル」:
パーカー「アーバン」
パーカー「ジョッター」:
パーカー「IM」:
品の良さが光るパーカーのペン
ソネットについてお伝えしましたが、他にもパーカー51やアーバン、ジョッターなど様々なコレクションがあります。パーカーの良さは、どのペンも上品さを兼ね備えていること。それだけでなんだか綺麗な字が書けるような気がしてくるものです。いずれまた他のコレクションも試してみたいと思います。