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【パーカー】の新しいソネット「エッセンシャル」大人のエレガントさ漂うボールペン

2023-07-06

こんにちは、クリポンです。
パーカーで好きなペンの一つにパーカー51があります。パーカー設立51周年にあたる1939年から考案・製造を経て、1941年に発売となった歴史ある万年筆です。後にボールペンも出ています。

実は2年ほど前から、パーカー51に似たデザインのペンが新しく出ていて気になっていました。それが新タイプのソネットだとは思わず、知った時はちょっと驚いたのですが。

今回はパーカー51にそっくり!?ソネット「エッセンシャル」のボールペンをご紹介します。


PARKER SONNET 「Essential」質感と軸色が美しいボールペン

ソネットの新デザイン「エッセンシャル」

パーカー・ソネットに新しく加わった「エッセンシャル」のボールペンです。

箱に入ったボールペン

これまでのソネットとは違う質感で、軸色が美しくエレガントなペンです。

ソネット?エッセンシャル?初めて聞く方にとってはややこしいですね。

パーカーには様々なモデルがあります。その一つであるソネットは、1993年に発売以来、人気の高いモデルです。

2021年に新しいデザインのソネット「エッセンシャル」が登場しました。日本では特に「サンドブラスト」とも呼ばれています。

エッセンシャルの発売時には、軸色は4色、黒・青・赤・シルバーがありました。2022年はさらに3色、オレンジ・グリーン・バイオレットが加わっています。

私の軸色は「グリーン&サンドブラスト」で、青みを感じるグリーンです。

パーカーのソネット・エッセンシャルボールペン

写真を撮るのが難しくて、どれも暗い緑色になってしまいました。実際は爽やかなブルーグリーンです。

「サンドブラスト」とも呼ばれる理由

エッセンシャルはステンレススチール製で、軸の上下半分で異なる加工が見られます。

クリップのあるキャップ部分には、サンドブラスト加工が施してあります。

クリップを横から見た様子2

名前の通り、砂(サンド)を、というか研磨剤などを吹き付けて模様付けする加工法です。曇りのあるマットな見た目で、触ると少しざらっとした感触があります。

パーカーでは、私の勘違いでなければ、サンドブラスト加工がされているのは、このエッセンシャルのみです。そのためサンドブラストと呼ばれることもあります。

ボディーも素材は同じステンレススチールですが、こちらはラッカー仕上げです。

軸の質感

ただしボディーがシルバー色のものは、キャップと同じサンドブラスト加工がなされています。

豊富なカラバリ! 7色ある軸

エッセンシャルは現在、軸色7色が揃っています。

どの軸もキャップ(クリップ付きの部分)は全てサンドブラスト仕上げでシルバー色です。ボディー部分(グリップ側)に7色のカラーバリエーションがあります。

プレミアムバージョンもあります。

製造国はフランス

パーカーはイギリスの会社ですがフランスで製造されています。

パーカー51によく似たデザイン

パーカーでは長い歴史の中で、パーカー51のデザインを受け継ぐモデルが度々登場しています。今回のエッセンシャルもよく似ています。

左からエッセンシャル、ジョッター、パーカー51。同じ系統のデザインです。

ソネット、ジョッター、パーカー51を比較

パーカー51のボールペンは持っていないので、上の写真にあるのは万年筆です。

パーカー51は一度廃番となっており、2021年に復刻版が出ました。復刻と同じ年に、パーカー51のソネット版!?のようなものも登場したとは興味深いです。エッセンシャルは、パーカー51をエレガントに仕上げたバージョンのように思えるのですがどうでしょう。

ちなみにエッセンシャルの万年筆については、キャップを閉めているとパーカー51に似ています。でも開けばそうでもなく、ペン先はソネットそのものです。

エッセンシャルはやはりソネット属だった

初めて写真でエッセンシャルを見た時、ソネットではないような印象を受けたのですが、私だけでしょうか。でもよくよく見れば、ソネットのデザインをベースにしていることが分かります。

並べてみました。上にあるのは以前から存在している、いわゆる"標準型"ソネットです。

ソネットコアラインとの比較1

太さ、長さ、形は全く同じ。エッセンシャルはやはりソネットの形を取っているのですね。

天冠の部分です。

ソネットコアラインとの比較3

ソネットとはどんなボールペン?

ツイスト式

パーカーのボールペンには、ツイスト式とノック式のものがあります。

ソネットはツイスト式ペンで、キャップ部分を回します。

矢羽クリップ

ノック式ボールペンを希望するのならば、パーカーではim(アイエム)かベクター、ジョッター、あるいは一世代前のアーバンになります。現在のアーバンはツイスト式です。

細身でも重さのある軸

ソネットの特徴として挙げられるのは、軸が細いことです。

ペン先と軸

ジョッター(XLではない標準のもの)より気持ち太いかなという程度です。太軸好みの方には、ソネットは合わないかもしれません。

エッセンシャルはジョッターと似ていますが、違うのは軸の重さです。

  • ジョッター(プラスチック) : 10g
  • ジョッター(金属) : 15g
  • ソネット・エッセンシャル : 25g

エッセンシャルは重さが十分に感じられるペンです。細軸にもかかわらず快い握り心地であるのは、この重さのおかげとも言えるでしょう。

ソネットのリフィル交換

迷いがちなツイスト式のリフィル交換ですが、その方法は簡単です。

ペン先を下に、クリップを上にして垂直に持った時、キャップを時計と反対周りに回せば分解できます。

リフィルを取り出した様子

替え芯はG2規格のものならパーカー以外のものも使えますよ。

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実物を見るまで不安だったペン

ネットで商品を買うとき、実物を見ずに画像だけを見て買うことってありますよね。そんなときは、予想していたのと違って落胆する時もあります。今回のボールペンは実物を見ずに購入したのですが、良い意味で予想を裏切られました。全体の様子とか軸の緑色の具合とかちょっと不安で、ならば無難に黒軸にしようか、いや、買うのをやめようかとも迷っていたのですが。でも思っていたよりも上品で爽やかな緑色が私好み、全体的に予想以上でした。軸色により雰囲気が変わると思いますがプレゼントにもおすすめのペンです。

ボールペン

Posted by cripon