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パーカー【ジョッター ボールペン 】親しみやすさで選ぶならこれ!

2020-12-24

こんにちは、クリポンです。
誰もが必ず1本は持っているボールペン。手軽に使えるペンの代表格と言えるでしょう。
ボールペンがこの世に登場し、日常の筆記具として定着するようになったのは、20世紀の半ばのことです。世界の筆記具メーカーは競ってボールペンを作り出していきました。

今回は発売当初から爆発的な人気を誇るボールペン、パーカー「ジョッター jotter」をレビューします。


PARKER「JOTTER」売れ行き抜群のボールペン

親しみやすさを求めるなら「ジョッター」

パーカーの中で一番親しみやすいモデルといえばこちら!「ジョッター」です。

パーカーのボールペンジョッター

ジョッターが登場したのは1954年。パーカーが最初に発売したボールペンです。

ところで、いつ頃からボールペンが使われ始めたのか、ご存知でしょうか。1940年代半ばに開発が進み、インク漏れのない、安定したボールペンが登場したのは1950年代初頭です。

当時様々なメーカーがボールペンを販売し始めましたが、パーカーは少し遅れをとったようです。ようやく1954年にジョッターが発売されると飛ぶように売れていき、その年だけで350万本が売れたとのこと。人気のほどがうかがえますね。

今も変わらず、パーカー ジョッターは人気のボールペンです。

パーカーとは?

多くの筆記具好きが憧れるパーカーは、イギリスに本社を置くブランドです。万年筆やボールペン、ローラーボールなどの筆記具を主に販売しています。
歴史に名を残しパーカーの最高級とされる「デュオホールド」を始め、数多くのコレクションがあります。

豊富なラインナップ「ジョッター」 

こちらはジョッター ボールペン2本入りです。

パッケージに入ったボールペン

ジョッターと一口に言っても、実に豊かなバリエーションがあります。大きく2つに分けると、プラスチック製の軸、そして金属製の軸があります。

「ジョッター オリジナル」と特別に名が付くのは、プラスチック軸のものです。1954年の発売当時の形をとどめていることから、オリジナルと呼ばれています。

一方金属軸の方は、装飾が施されるなどして進化し続けている、新しいジョッターなのです 。一段階上の「プレミアム ジョッター」もあります。プラスチック軸よりもシックな作りであるのが金属軸。値段も高めです。

下の写真のオレンジ色軸は、ジョッター オリジナルの万年筆です。

ジョッターの万年筆とボールペンを比較

写真からは分かりづらいのですが、ジョッターはボールペンも万年筆も小振りです。

ボールペンの種類と軸の色は?

長い歴史を持つジョッター ボールペンだけあって、その種類は豊富です。プラスチック軸と金属軸に分けてみていきます。

プラスチック軸

定番色のほか、パステルやネオンなどの新しい色のものが出てきています。

私のボールペンはパステルカラーのミントとライラックです。

コアラインをはじめとする金属軸

金属軸は驚くほどにバリエーション豊かです。人気のジョッターコアライン、ジョッターXL、ジョッターXLモノクロームがあります。

「ジョッター XL」とは、握りやすさを考慮して、本来のジョッターを少し大きめに作ったものです。

さらにはプレミアムバージョン、限定バージョンもあり、金属軸ジョッターは実にたくさんの種類が揃っています。

製造地はフランス

ボールペンの裏側に、FRANCEと刻まれています。ちょっと分かりにくいですね。

FRANCEと軸に刻まれている

パーカーはイギリスの会社ですが、現在はその多くの筆記具がフランスで製造されています。モデルによりますが、ジョッターはフランス製です。

もちろん健在!「矢羽クリップ」

クリップはもちろん、パーカーにはなくてはならない「矢羽クリップ」です。

矢羽クリップ

矢羽クリップは、1957年からパーカーのシンボルマークとして、全てのモデルに使われるようになりました。
ジョッターが発売されたのは1954年であり、その当時のジョッターは矢羽クリップではありませんでした。

現在のジョッターのボディーは、当時の形から変化していないものの、クリップのみ矢羽クリップに変えられています。

丈夫なプラスチック軸

プラスチック軸は、触れてみると分かりますが頑丈にできています。パーカーによれば、傷に強く痛みにくい素材を使い、加工しているとのこと。

ジョッターのペン先

確かに丈夫そうに見えます。それに光沢があり、ツルツルとした感触が気持ち良いです。

パーカーの技術が光る芯「クインクフロー」

書き心地が良いとされるパーカーのボールペン。ジョッターの芯に使われているのは「クインクフロー quinkflow」です。パーカーが誇る、書き味滑らかな芯です。

ボールペンを分解した様子

quinkflowの文字が見えます。

クインクフローという名のリフィルが使われている

「クインクフロー」の名前はパーカーの、かの有名な万年筆インク「クインク quink」に由来しています。クインクはパーカーが1931年に売り出したインクです。

当時には珍しい速乾性インクで、3年間に1021回もの実験を行ない開発された、特別な製品です。現在もクインクの名前で、万年筆用インクが販売されています。

クインクフローの書き心地は?

ジョッターで書いてみました。私のボールペンの芯は2本とも青色、太さはM(中字)です。

ボールペンで試し書きをした様子

パーカーのクインクフローは、引っかかりなくスルっと書けるので私は好きです。中字といっても太すぎず、ちょうど良いです。芯の書き味が好みではない方は、ジェットストリームに替えてみるのもいいですよ。

ジョッターのシンボル音「ノックの音」

ジョッターはノック式のボールペンです。「カチッ」と快活なノック音はジョッターお決まり、これなしではジョッターとは言えません。

ノックしてカッチと音がするまで、指でノック部を押し下げる距離は長め。しかも音が鳴るとともに、ペン内の装置が反応する衝撃が指に伝わります。

使い始めた時は、音と指に伝わる振動が大袈裟に感じたものです。でも慣れてくると、他のボールペンの方が物足りないような気がしてくるから不思議です。

ノートの上に置いた2本のボールペン

ジョッターのノック音は大きいです。パーカーのIMよりもさらに鋭い音がします。ノック音なし(あるいは音が小さめ)のボールペンを好む方で、ジョッターの購入を考えている場合は気をつけてくださいね。

ジョッター 万年筆について書いています:

ボールペン 「ソネット」:

ボールペン 「アーバン」:

ボールペン 「IM」:

万年筆「パーカー 51」

プラスチック軸です:

金属軸です(他にもまだ色々な軸があります。興味のある方は探してみてくださいね):

低価格でもデザイン良しのパーカー

ジョッターは小振りでシンプルなデザインです。値段が安いので素材に高級感は無いものの、余計なものは取っ払い、ただつるんと滑るようなボディーが愛らしいです。凝ったところはなくても存在感があるのはさすがパーカーです。
パーカーの芯が気に入っているのですが、なんだか最近青色か黒色のボールペンばかりが増えています。できれば青黒以外の芯を入れたい。パーカーの赤色の芯を試してみます。

ボールペン

Posted by cripon