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万年筆「パーカー ジョッター」低価格でも質良し!

2020-12-25

こんにちは、クリポンです。
パーカーの人気モデルの一つに「ジョッター JOTTER」があります。2024年にはジョッター ボールペンの発売から、70周年を迎えます。使いやすく親しみやすいデザインは、いまだに人気が衰えることはありません。

ジョッターはもともと、ボールペンのみの販売でしたが、近年には万年筆とローラーボール、シャープペンが登場しています。

外見はジョッター ボールペンとそっくりな!?パーカーの「ジョッター 万年筆」をご紹介しましょう。


見た目よし! PARKER「JOTTER」小さくコンパクトな万年筆

年代を感じさせないデザイン「ジョッター」 

こちらがジョッター 万年筆、ビビッドなオレンジ色です。

パーカーの万年筆ジョッターオレンジ色の軸

筆記具界にボールペンが現れ、一気に世に広まった1950年代。1954年にはパーカー初のボールペン「ジョッター」が発売されました。

古さを感じさせないデザインで、ジョッター人気は今も健在。数年前にはジョッターのローラーボールペン、そして万年筆が登場したのは記憶に新しいところです。

確かに外見はジョッター ボールペンによく似ています。
一番上は万年筆、下2本はボールペンです。

ジョッターの万年筆とボールペンを比較

ジョッターはフランスで製造されています。キャップの裏側に「FRANCE」の文字が見えます。

キャップの裏側に刻まれたFRANCEの文字

好みで選ぼう!プラスチック軸と金属軸

ジョッター 万年筆は、軸素材と色を選択できます。プラスチック軸は8色、金属軸は3色あります。
軸の色をあげてみましょう。

プラスチック軸の色8色

  • マジェンタ
  • ブルー
  • オレンジ
  • イエロー
  • グリーン
  • ホワイト
  • レッド
  • ブラック

金属軸の色3色

  • ブルー
  • レッド
  • ブラック

「ジョッター オリジナル」はプラスチック軸

ジョッター 万年筆は、ジョッターボールペンと同様にプラスチック軸と金属軸があります。下の写真はプラスチック軸です。

キャップを外した様子

ジョッターのプラスチック軸は「ジョッター オリジナル」と呼ばれています。なぜオリジナルなのか。それは発売当時の形や素材をそのまま受け継いでいるからです。

万年筆全体の写真

一方、金属軸の方は進化させたモデルと言えます。形は同じですが、軸全てを金属にして模様を施したりと、より上品に仕上がっています。

細身のつやつやボディー

私の万年筆はジョッター オリジナル、プラスチック軸です。紙パッケージ入りで、インクカートリッジ2本(青と黒)が付いていました。

パッケージに入った万年筆
パッケージから取り出した様子

軸はとても明るいオレンジ色、元気をもらえるビタミンカラーです。軸全体に光沢があり、つやつやと光っています。

パーカーのサイトに説明がありますが、使用されているプラスチックは傷が付きにくいとのこと。簡単に割れたりすることはなさそうです。

ジョッターということでデザインは良いですが、素材という観点からいえば値段相応です。パーカーの他のモデルに比べると見劣りするのは仕方がないですね。でも気兼ねなく外に持ち歩いて、バンバン使いたくなるような万年筆です。

キャップにはパーカーのシンボルマーク、矢羽クリップが付いています。

キャップについている矢羽クリップ

小さく軽い! 小振りな万年筆

ジョッター 万年筆は小さくてコンパクト、愛らしい万年筆です。全長13.1cm(キャップを閉めた長さ)、重さは13gしかありません。uni-ballシグノ水性ペンが12gなので、ほどんど同じです。

細身のペン軸で、筆箱に入れても邪魔になりません。外出時に携帯するのに便利な万年筆です。

日本で購入できるペン先はF(細字)

私の万年筆ペン先はM(中字)です。

万年筆のペン先の様子

日本では、ジョッター万年筆のペン先(ニブ)はF(細字)のみの販売です。日本語には細字の方が合いますよね。

フランスではジョッター 万年筆は、Mしか販売していないんですよ。アルファベットはペン先太めの方が合います。欧米の人は太めのペン先を好むからでしょうね。

でも私のジョッターMニブはそれほど太くないんです。ラミーのFニブと大差ないような…。ペン先の太さって、特に海外製はメーカーによって基準が変わりますね。

パーカー万年筆、使えるのは自社製カートリッジ/コンバーターのみ!

万年筆を分解してみました。カートリッジだけでなく、もちろんコンバーターも使えます。ただしパーカー製に限ります。

万年筆を分解した様子

パーカーは残念ながら他のメーカーとの互換性がありません。コンバーターやインクカートリッジは、パーカー製のものを選ぶ必要があります。

パーカー製以外のものは、差し込もうとしても形が合わず、はまりません。

コンバーターとインクカートリッジの互換性について、こちらで説明しています。

気になるジョッターの書き味は?

ジョッターは低価格万年筆であるものの、値段の割にはなかなかの書き味です。

ペン先は硬めです。ちょっとカリカリした感触がありますが、インクの出が良く書きやすいです。これならもう1本あっても良いかなと思っています。

ジョッター万年筆で試し書きした様子

プラスチック軸です:

金属軸です:

万年筆「パーカー 51」について書いています。

ジョッター ボールペン :

パーカー「ソネット」:

ボールペン 「アーバン」:

値段の割に質がいい、コスパ良しの万年筆

パーカーのジョッター万年筆、2000円を切る万年筆としては、なかなかの質だと思います。個人的に2000円以下の万年筆は好みに合うものがあまりなく、どうも書きにくくて使うのをやめてしまうものばかりでした。この価格帯で満足できた万年筆は、パーカーが初めてです。書き味が良くデザイン良し、しかも小さくて軽い。万年筆は大きめなものが多いですよね。ジョッターは携帯が楽なのも大きなポイントです。

万年筆

Posted by cripon