ついに登場! ラミー「サファリ」2021限定色は復刻初代カラーで決まり
こんにちは、クリポンです。
待ちに待った、ラミー サファリの限定色が発売となります。なんと今年は、初代ラミーの2色が復刻されるんですよ。とても素敵な色で、今回の販売を楽しみにしていました。
今年の2色はすごくいいです。去年の限定色「キャンディ」の可愛らしさとは打って変わり、落ち着いたシックな色合いです。お気に入りの2本となりました。
今年も気になる!「ラミー サファリ」2021年の限定色についてお届けします。
2021年「LAMY SAFARI」限定色 サファリと言えば基本はこの色!
40年前の初代サファリを復刻
今年のサファリ限定カラーは「テラ レッド terra red」と「サヴァンナ グリーン savannah green」の2色。こちらの万年筆です。
サファリ万年筆が初めて世にお目見えしたのは1980年。当時のサファリの色がこの2色でした。
そして去年、サファリは40周年を迎えました。1年遅れとなりましたが40周年を祝って、また大変な時代であるけれど世界の人々を元気づけたいと願い、初代サファリの復刻版を出すことになったそうです。
知る人ぞ知る40年前の初代サファリの色。素敵な2色だけに、手に届かないものとして、ずっと憧れていた方も多いのではないでしょうか。この度復刻が決まり、ファンにとってこれほど嬉しいことはありませんね。
万人に受け入れられる!魅力あるデザイン
この40年間、サファリは世界に誇る人気モデルとして、ずっとトップを走ってきました。もともとは若い人向けに開発されたサファリの万年筆。しかし年齢に関係なく、いつの時代も万人に受け入れられるようになったのは、普遍的で飽きのこないデザインであるがゆえのことでしょう。
プラスチック素材で、形はいたってシンプル。それだけのペンなら、世界のどこにでもありそうです。そんな中で、強烈な個性を放っているのがサファリです。
サファリは1980年に登場してから、全く形が変わっていないんですよ。それでも古さを感じさせないところがすごいですね。
万年筆から始まったサファリですが、現在はボールペン、ローラボールペン、シャープペンも展開されています。2021年の限定色サファリも、万年筆、ボールペン、ローラーボールペン、シャープペンが同時販売されています。
2021年のサファリの色はどんな色?
今年は「ラミー サファリ ファースト」とのことで、初代カラーの復刻が話題となっています。40年前って…随分と遠い昔のように思われます。初代サファリを持っているという人は、そう多くはいないのではないしょうか。
サファリ第1号であった「テラ レッド」と「サヴァンナ グリーン」。早速2021年の復刻版を見ていきましょう。
1. 【terra red】テラ レッド
一言で言えば明るいレンガ色。茶色味のあるオレンジ色といったところでしょうか。まさに大地の赤(テラ レッド)です。派手ではないけれど明るさがあります。
軸は光沢のないマットな質感ということもあり、落ち着いた色合いです。
2.【savannah green】サヴァンナ グリーン
サヴァンナ グリーンとは、どこか野性的な緑色ということでしょうか。味のある渋い緑色です。
オリーブ色ともいえ、日本的に言えば抹茶色です。
度々登場する「テラ レッド」と「サヴァンナ グリーン」の組み合わせ
この2色の組み合わせは、ラミーでは特別な色として扱われ、度々登場しています。最近では2019年にラミーのステュディオにおいて、やはりこの2色が登場しました。色名は「オリーブ」と「テラコッタ」でした。
私のステュディオ・オリーブ色を横に置いてみました。ちょっと色合いが違いますね。テラコッタがないのが残念です。
現在は「ラミー ティポ Tipo」という名のローラーボールペンおいて、やはりこの2色組が限定販売されています。ちなみにティポでの色名は「コッパーオレンジ」と「ペトロール」です。
クリップまでも味のあるサファリ
サファリといえば、少し太めの軸で、特徴的な形のクリップが印象的です。シンプルな形の軸なだけに、クリップがアクセントとなり、いい味を出しています。
テラ レッドとサヴァンナ グリーンの下地に重ねた黒色のクリップ。大人っぽい、おしゃれな配色がかっこいいです。
毎年、限定色として注目される軸の色。でも違うのは軸の色だけではありません。クリップの色や、キャップ上にあるバツ印の色も、年によって変えられているんですよ。今年は黒色です。
去年のサファリ「キャンディ」では、クリップとバツ印は軸と同色でした。こんな感じに。
ラミーサファリ限定色2020年はこちらをどうぞ。
クリップに合わせて、ペン先もおしゃれブラックで!
ペン先(ニブ)の色もクリップに合わせて黒色です。私は2本ともEF(極細字)のニブを選びました。
ラミーの万年筆は自分でニブの交換ができる点において、気が楽です。書き味が悪かったりペン先を壊した時など、ペン先の不調に関しては、自分で対処できます。気に入った軸ならばこそ、良い状態で末長く使っていきたいですよね。
ラミーのニブ交換についてはこちらで詳しく書いています。
買ったらまずは…試し書きがしたい!
万年筆を手に入れたら、早速書いてみたくなりますよね。
コンバーターを使って、エルバンのインクを入れてみました。軸の色に合わせてサヴァンナ グリーンにはオリーブグリーンを、テラ レッドにはインディアンオレンジを選びました。
上の写真では、赤色のコンバーターが品番「LAMY Z28」、黒色のコンバーターが品番「LAMY Z27」です。
ラミーサファリ用のコンバーターを購入したい場合は、「LAMY Z28」をおすすめします。
サファリ用として推奨されているのはZ28です。でも黒いコンバーターのZ27も、一応問題なくサファリで使えますよ。
ラミーのコンバーターについてはこちらで詳しく書いています。
サファリで書いてみたのがこちらです。
下ろしたばかりなのでペン先が固すぎる感触があり、インクの出も良いとは言えません。でも不調というわけではなく、書き込んでいけば良くなっていきそう。これからが楽しみです。
ラミーサファリの兄弟分!?アルスターとの違いについて書いています。
戻ってきた!渋めな色のサファリ
年が改まるとともに必ずラミーファンの間で話題となるのが、毎年登場するサファリ限定色です。毎回、意表を突く限定色で楽しませてくれるラミーは、しっかりファンの心を掴んで離しません。サファリ人気の理由の一つですね
今年の2色はともに渋めな色です。1980年の販売当時は余り売れ行きがよくなかったとのことですが、理由はこの色味にあったのでしょうか。サファリは若い人を対象に作られたモデルとのこと。この2色は若い人向きというには落ち着きすぎていますね。
ここ2年ほどは「パステル」「キャンディ」といった可愛らしい色の限定色が続きました。好みではなかったと、がっかりされていた方もいるでしょう。今年は4、5年前のペトロールやダークライラックに通ずる趣のある色が戻ってきました。久々に多くの方が興味を持たれる色だと思います。限定品なのでいずれは手に入らなくなります。気になる方は早めに手に入れておくことをおすすめします。