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LAMY万年筆【ステュディオ】コンバーターについても解説!

2020-04-06

こんにちは、クリポンです。
人生初めての万年筆、皆さんはどんなペンで始めましたか。万年筆の心地よさを初めて教えてくれた、思い出の1本ではないでしょうか。

最初の万年筆がラミー・サファリだったという方は少なくないと思います。海外メーカーらしく、サファリは形や色がおしゃれで、しかも低価格なのに書きやすい。コレクション性が高く、つい何本も集めてしまう評判の万年筆です。

今回は、そろそろサファリ以外の万年筆を試してみたい!という方におすすめ、同じくラミーの万年筆「ステュディオ」をご紹介します。


サファリの次に使ってみたい「ラミー Studio」

シンプルボディーの「ステュディオ」に惹かれる!

今日ご紹介するのは、ラミー「ステュディオ」万年筆です。

ラミーの万年筆ステュディオのオリーブ色

ラミーは1930年にドイツで設立された文房具メーカー。ヨーロッパはもちろん、日本でも大人気のメーカーです。

万年筆をはじめとする筆記具を中心に、ノートやペンケースなどのアクセサリー類も展開されています。

2005年に登場したラミー・ステュディオは、万年筆のほかに、ローラーボールとボールペンも販売されています。

キャップを外した様子

デザインに無駄がないのは、ラミー全ての製品に言えることでしょう。ステュディオはシンプルな流線型で、ポイントはクリップにあります。ひねりのある形は、よくプロペラ形クリップと説明されています。

ペンのボディーが流線型であることからして、飛行機を彷彿とさせるペンですね。

プロペラ型のクリップ

一つ残念な点をあげれば、クリップの先端が常に軸に触れているので、摩擦で傷がついてしまうことです。

クリップの摩擦でついた傷
クリップの先が軸に触れている様子

ステュディオのボールペンです。

ステュディオの万年筆とボールペン

詳しくはこちらの記事に書いています :

つい集めたくなる!限定色あり

ラミーではサファリをはじめとした限定色が大好評です。毎年のように話題になりますよね。ステュディオにも限定色があるんですよ。

私の持っているステュディオは、2019年の限定色オリーブです。マットな暗めの緑色で、抹茶色のようです。

抹茶のような軸の色

現在売られている軸色は?

ドイツのラミー・ショップによれば、現在販売されている軸色は以下の通りです。

  • マットステンレス
  • マットブラック
  • インペリアルブルー
  • ブラックフォレスト
  • ダークブラウン

「ルクス」と名のつく特別版

  • ルクス オールブラック

ペン先のニブに14金が使われている

  • パラジュームコート
  • ピアノブラック

上のリストに挙げた軸色は、日本では見つけにくいものもあるようです。

リストには書いていませんが、昔の限定色が残っているほか、毎年のように新色が出ています。店によりあったりなかったりですが…いろいろと探してみてくださいね。

ステュディオの書き心地は?

ペン先(ニブ)の種類は?

ステュディオのペン先はEF(極細字)、F(細字)、M(中字)、B(太字)が用意されています。よく指摘されるように、海外メーカー万年筆は、国内メーカーに比べて太めです。私のステュディオはEFですが、やはり太めに感じます。

個体差もありますが、一般にラミーの万年筆は、ペン先が太めであることを踏まえた上で、選ぶと良いでしょう。

ステュディオの滑らかな書き心地

ステュディオの書き心地はとても良く、満足しています。ラミー万年筆の書き味は、どのモデルに関しても優秀ですよね。

少し滑りやすい金属グリップ

ペン先の調子が悪く気に入らない場合は、ラミーなら自分で交換することができます。

詳しくはこちらで解説しています。

握る場所によっては滑りやすい

注意しておきたいのは、グリップが滑らかな金属であること。ペンの持ち方によっては指が滑りやすいです。書くときにペン先に近い部分を握る方は、グリップ上でツルッと滑ってしまうかもしれません。
私は軸の後ろの方を握るタイプなんです。ちょうどグリップと軸の境目を握る感じになるので、滑ることはないです。

ラミーのカートリッジ・コンバーターについて解説!

赤と黒のコンバーター、どちらを選べばいいの?

ラミーは他のメーカーとの互換性がなく、自社製のカートリッジ・コンバーターしか使えません。詳しくはこちらで解説しています。

カートリッジはラミー社のものならどれでも使えます。

ラミー製コンバーターは2種類あり、どちらを選ぶべきなのか迷ってしまいます。

この2つ、何が違うのかというと突起のあるなしです。

ラミーの2種類の万年筆用コンバーター

赤い方は、側面に小さな突起が2つあります。黒い方は突起がなく表面がつるっとしています。

品番は、黒い方がLAMY Z27赤い方がLAMY Z28になります。

ラミーのサイトで調べてみたところ、それぞれに適したモデルが列挙されていました。

黒いコンバータ(LAMY Z27)が適しているのは

  • Lamy accent
  • Lamy aion
  • Lamy cp 1
  • Lamy dialog 3
  • Lamy logo
  • Lamy st
  • Lamy pur
  • Lamy scala
  • Lamy imporium
  • Lamy studio

赤いコンバーター(LAMY Z28)が適しているのは

  • Lamy abc
  • Lamy AL-star
  • Lamy Lx
  • Lamy joy
  • Lamy nexx
  • Lamy nexx M
  • Lamy safari
  • Lamy vista

なぜ赤の方には突起があるのか。それはラミー・サファリなどの内部を見れば分かりますが、2つの突起がパズルのように、ちょうど万年筆にはまるように作られているからなんです。

サファリ万年筆にはめ込んだコンバーター

赤・黒のコンバーター、実はどちらでも使える!?

赤・黒のコンバーターは上記のように分けられていますが、実は万年筆のモデルによっては、どちらでも使えます。例えばサファリやアルスター、ステュディオの場合、赤・黒どちらのコンバーターでも問題なく使えます。

ただしLAMY logoやLAMY cp 1は赤のコンバーターが使えない(はまらない)など、モデルによっては互換性に制約があるので、コンバーターを選ぶときは注意してくださいね。

こちらの記事もどうぞ :

いつも悩んでしまう、万年筆の限定カラー

最近は限定色の万年筆を販売するメーカーが増えていますよね。どうも限定という言葉に弱くて見つけると欲しくなり、誘惑に負けそうになってしまいます。私がステュディオのオリーブ色を購入してしばらく後に、アクアマリン色が発売になりました。「いいなこの色。限定色だからもうすぐなくなるかなあ・・・。」といまだに胸の中がざわついています。サファリにしろステュディオにしろ、今後どんな色の万年筆が登場してくるのか楽しみです。

万年筆

Posted by cripon