芯ホルダー【ファーバーカステル TK 9400】はシャープペンのような鉛筆!?

2021-09-28

こんにちは、クリポンです。
鉛筆の良さと言えば、消しゴムが使えること。書いて消してまた書いて・・・と何回でも書き直しができるのは、鉛筆の強みです。ボールペンなどは簡単に消せないですからね。安定した太めの字が書けるのも、鉛筆ならではの長所です。

消しゴムが使える筆記具には、芯を使うシャープペンもあります。今では鉛筆よりも、便利なシャープペンを好む人の方が多いです。

果ては鉛筆かシャープペンかと悩めるところですが(私だけ?)、選択肢は2つだけではないんです。シャープペンのような鉛筆が存在するのをご存知でしょうか。

今回は鉛筆とシャープペンの「あいのこ」のような筆記具、ファーバーカステルの芯ホルダー「TK9400」をご紹介します。


便利な芯ホルダー、 Faber-Castell「TK9400」

「TK9400」 は鉛筆? シャープペン?

数ある筆記具の中でも、製図用とされるものはその専門性の高さがゆえに、少しばかりマイナーな位置にあります。でもその書きやすさから「ぜひ普段使いに」と、あえて製図用を選ぶ人が少なからずいます。

製図用で最も人気なのはシャープペンタイプ。例えば以前ご紹介した、ファーバーカステル「バリオ L」がそうですね。

一般にシャープペンは細芯ですが、鉛筆並みの太い芯を使いたい場合は、芯ホルダーがおすすめです。

こちらはファーバーカステルの芯ホルダー「TK9400」2mm芯です。

ファーバーカステル芯ホルダーと文房具

芯ホルダーとシャープペンは似ていますが、違いは何でしょうか。それは芯の太さにあります。芯の太さが2mm以上になると、芯ホルダーと呼ばれます。製図用ホルダーとも言います。

鉛筆の芯の太さは2mmほどであり、しばしば芯ホルダーは鉛筆の代用とされます。鉛筆も芯ホルダーも、使用する芯は一緒です。鉛筆は芯を木で包み込み、芯ホルダーは木の代わりにホルダーに挟む。単に軸の仕様が違うだけなのです。

シャープペンのようでありながら、鉛筆のようでもあるのが芯ホルダーです。

バリオLについてこちらに書いています!

芯ホルダーは進化した鉛筆?

芯ホルダーを使う長所は、芯が太いので折れにくく、筆記時の安定感があることです。シャープペンの文字は細字・中字であるのに対し、芯ホルダーは太字になります。

わざわざ芯ホルダーを使わなくても、鉛筆で十分だと思われるかもしれません。でもあえて芯ホルダーがおすすめなのは、その使い勝手の良さにあります。

芯をホルダーの中に格納できるので、鉛筆のように、ペンケースやカバンを芯で汚すことがありません。また1本のホルダーがあれば、芯の補充をするだけで末長く使えます。無駄がないとも言えるのです。

かっこいい! 色々な芯ホルダーについて、こちらにまとめています:

芯ホルダーの使い方

ペン先から芯の出し入れをする

ファーバーカステルの芯ホルダーはドロップ式です。後部をノックすると、クラッチ部と呼ばれるペン先が開きます。ここから芯の出し入れをします。

ペン先の芯を掴む部分

太い芯はペン先のクラッチ部でしっかり固定されます。たとえ筆圧が強くても、芯がぐらついたり、ホルダーの中に芯が引っ込んだりすることはありません。書き心地はとても安定しています。

好みに合わせて芯の長さを調節します。

ホルダーから芯を長めに出した様子

芯の削り器を用意しておくと便利

シャープペンの場合は芯が細いので、削らなくてもいいですよね。しかし芯ホルダーは芯が太いため、鉛筆のように定期的に芯を削る必要があります。

ファーバーカステルでは専用の芯研器が用意されています。他のメーカーのものでも大丈夫ですが、芯の太さ(芯径)を確かめて適するものを選んでくださいね。

削り器に芯を差し込んだ様子
芯と削り器

鉛筆感覚で使えるのがポイント!

軽さは鉛筆並み

ファーバーカステルの芯ホルダーは、どのくらい重さがあるのか。私の持っているシグノ、ファーバーカステルのバリオLと比べてみました。

  • TK9400 : 10g
  • バリオL : 15g
  • uni-ball シグノ : 11g

TK9400は軽量です。鉛筆が6〜9gであることを考えると、鉛筆に似せた重さとも言えます。

TK9400の軸は細めですが、これも鉛筆を握る感覚を再現しているのかもしれませんね。個人的に軸の細さは、さほど気にはならないです。でも太めの軸が好きな方は、軸の細さに少しばかり頼りなさを感じるかもしれません。

軸の長さは?

軸の長さはバリオLと同じくらいです。TK9400の長さは14.5cmあり、一般のシャープペンより気持ち長めという感じです。

ちなみにTK9400に消しゴムは付いていません。

上がバリオL, 下がTK9400です。

バリオlと芯ホルダーtk9400

ファーバーカステル芯ホルダーのラインナップ

ファーバーカステルには、品番の異なる数種類の芯ホルダーがあります。分かりにくい部分もあるのでまとめてみましょう。

それぞれ形が違う! 3つの品番あり

ファーバーカステルの芯ホルダーには、次の3つの品番があります。

  • TK9400(クリップなし、芯研器なし)
  • TK9500(クリップあり、芯研器なし)
  • TK4600(クリップあり、芯研器あり

TK9400はクリップがついておらず、すっきりとした形をしています。一方、TK4600とTK9500はクリップ付きです。

それからTK4600にのみ、芯研器(芯削り)が付いています。後部のキャップが芯研器となっています。

写真は上がTK4600、下がTK9400です。

ファーバーカステル芯ホルダー2本

ファーバーカステル TK4600(芯研器付き)はこちらをどうぞ:

芯の太さは2種類

ファーバーカステルの芯ホルダーには、2種類の芯の太さがあります。2mm芯用と3.15mm芯用です。

2mm芯用ホルダーは、全ての品番(TK9400、TK9500、TK4600)に揃っています。しかし3.15mm芯用があるのは、TK9400のみです。

「TK9400」2mm芯用には2つのタイプあり

2mm芯用のTK9400に限り、2つのタイプがあります。軸の後方に芯の硬度(HB, Bなど)が記入してあるものと、ないものがあります。

硬度が記入してあろうがなかろうが、品番がTK9400ならば形に違いはありません。どちらを選ぶかは好みですが、芯の硬度が記入されている方は値段が多少高いようなので(ショップによります)、買うときには注意してくださいね。

軸に硬度が表示されていても、便宜上のものなので、実際には好きな濃さの芯を入れられます。

ちなみに私のホルダーは2mm芯用で、軸に「B」と書かれています(上の写真を見てください)。でも2mm芯の2Bを入れて使っています。

品番について表にしてみたので参考にしてくださいね。

tableau2

種類豊富な替芯の濃さ

替芯について、ファーバーカステル製では2mm芯は11種類(6Hから3Bまで)、3.15mm芯は3種類(4B、5B、6B)あります。一箱10本入りです。

芯はファーバーカステルでなくても、他のメーカーのものを使っても問題ないです。

替え芯2mm

私のお気に入り芯ホルダー

興味から芯ホルダーを購入して以来、気に入って使っています。他のメーカーのものも使いますが、見た目や使い心地などファーバーカステルのホルダーが好きです。
海外・国内の様々なメーカーから芯ホルダーが出ており、それぞれに形や重さなどに特徴があります。いろいろと試して、いずれまた記事にしてお伝えしたいと思います。