人気の「ロットリング 600 」シャープペンが選ばれる秘密は?

2021-02-14

こんにちは、クリポンです。
製図用シャープペンを使ったことはありますか。「製図用」と聞くだけで、自分にはふさわしくないような気になるもの。私も昔はそうでした。

製図やデザインなど、細かい作業に適した形をした製図用シャープペン。書きやすいものがたくさんあるので、使わないでいるのはもったいない!メモを取ったり勉強したりと、普段使いにもおすすめです。

そこで今回は、ロットリングの人気製図用シャープペンシル「ロットリング 600」をレビューします。

 

「ロットリング 600」シャープペンが愛されるのはなぜ? 

シンプルさに惹かれる「ロットリング 600」

ドイツ発の「ロットリング rOtring」は筆記具を中心に販売するメーカーです。1928年に創業以来、機能性とデザイン性の両方を追求し続け、数々の人気商品を生み出してきました。

こちらはロットリング・シャープペンの中でも人気が高い「ロットリング 600」です。

 

数あるロットリングのシャープペン、違いは何?

数字が大きいほど質が良くなる

ロットリングのシャープペンには、実に様々な製品があります。今回ご紹介する「600」のように、商品名に数字がつけられた製品は他に「300」「500」「800」「800+(プラス)」があります。また600と同じ価格帯のものに、少しデザインが異なる「ラピッドプロ 」があります。

 

これらの大きな違いは、シャープペンの素材にあります。300 < 500 < 600 < 800というように、数字が大きいほど質が良くなり、価格も上がっていきます。分かりやすいですね。
ちなみに「300」「500」はプラスチック軸、「600」「800」「800+」は金属軸です。

例えば600と800の比較するとこのようになります。写真の左が800、右が600です。

 

「800」と「800+」の作りはほぼ一緒ですが、「800+」では尻軸がスタイラスになっています。タッチペンとしてスマホやダブレットで使用できます。

 

ロットリング 800についてはこちらをどうぞ:

 

「ロットリング 600」に惹かれる理由はこれだった!

ロットリングの赤色リングとロゴ

ロットリングと言えば、赤いリングがポイント。シルバーに映える赤色が素敵です。

 

ブランド名「ロットリング rOtring」は元はドイツ語「roter ring」から来ているとのこと。roter(赤い) ring(輪)という意味です。つまり赤リングはロットリングの名前そのものを表しているんですね。

 

グリップには滑り防止の加工

グリップも金属製です。指の滑り防止のために、表面にはギザギザとした細かい模様が入っています(ローレット加工)。

一見すると指が痛くなりそうですが、そんなことはありません。肌に優しくあたり、指に馴染むグリップです。

 

軸の形は6角形です。よく600と比較に出されるラピッドプロは、円に近い緩やかな6角形です。でもロットリング 600は見ての通り、角ばった6角形となっています。

 

格納できないガイドパイプ

ロットリング 600において唯一、私が残念に思うのは、ガイドパイプが格納できないことです。ガイドパイプとは、芯が繰り出されるペン先の細長いパイプのことです。

 

とがっているから危なく感じるうえに、筆箱やカバンの中に入れると壊れてしまいそう。落としたりぶつけたりした時に、ガイドパイプが曲がってしまうこともありますよね。格納できるタイプの方が、何かと便利なんです。

 

芯の硬度を表示

ロットリング 600は、芯の硬度を表示できる窓が付いています。窓の周りにはギザギザ模様がほどこしてありますが、これもグリップ同様、ローレット加工(デコボコ模様の加工)です。この部分を回転させ、表示したい硬度に変えます。

 

グリップ部分と硬度表示窓、ペンの両端にローレット加工をもってくるところがなんとも憎いです。バランスが取れたデザインですね。

 

ローレット加工された部分はキラキラと光るんですよ。とってもシンプルなデザインの「ロットリング 600」。でもローレット加工をデザインとして扱うことで、目を引くアクセントとなり、おしゃれなペンに仕上がっています。

 

 

豊富に揃った軸の色、全5色あり!

ロットリング 600の軸の色は、シルバー、ブラック、アイアンブルー、マダーレッド、カモフラージュグリーンがあります。私が持っているのはシルバーです。

ペン先から尻軸まで金属製で、シルバーは光沢を抑えた、控えめでマットな色です。派手さはないけれど、その緻密な作りからは存在感が十分に感じられます。

 

 

限定色のアイアンブルー、マダーレッド、カモフラージュグリーンはこちら :


【限定品】ロットリング ROTRING ペンシル 製図用 2019限定品 600 0.5mm/0.7mm アイアンブルー 2119971 2119974 / カモフラージュグリーン 2119972 2119975 / マダーレッド 2119800 2119973

 

ロットリング 600の重さは?

ロットリング 600は金属製である分、少し重めのシャープペン。重さは22gです。

20gあたりからペンの重さを感じるもので、22gあると重い部類に入ってきます。すごく重いわけではないですが、好みが分かれるところです。

 

選べる4つの芯の太さ

ロットリング 600の芯の太さは、4種類あるのが嬉しいですね。0.35mm、0.5mm、0.7mm、2mmです。私の持っているラピッドプロが0.7mm芯なので、600は0.5mm芯を選んでいます。

 

迷ってしまう「ロットリング 600」と「ラピッドプロ」その違いは?

ロットリング 600はラピッドプロとよく似たシャープペンで、ほぼ同じ価格帯にあります。違いは何なのか、2つを比べてみましょう。

左のシルバーが「600」、右のブラックが「ラピッドプロ」です。

 

1) 同じ6角形でも形が異なる

両方とも軸の形は6角形。卓上で転がりにくい形をとっています。ロットリング 600の軸はまさに正6角形です。

一方、ラピッドプロは緩やかな6角形で、円に近い形です。6角形の辺の部分に丸みをもたせてあります。

 

2) ペン先の仕様

製図対応とされているのが600です。それに対しラピッドプロは、製図のみならず、普段使いとしても使いやすいように考慮されています。

600の場合、ペン先は細く作られ、ガイドパイプも長めです。しっかりと固定されたペン先は、ぶれることがありません。精密かつ正確な筆記が求められる場合に、適したシャープペンが600です。

ラピッドプロの仕様も600に負けてはいませんが、その作りはもっと柔軟です。600ではできないペン先の格納が、ラピッドプロでは可能です。

またクッション機能があるのもラピッドプロの特徴。クッション機能とは、芯の先を紙などに押し付けると、まるでバネのように芯がガイドパイプの中に引っ込む機能です。こうして筆圧を逃すことで、芯が折れるのを防ぐのです。

クッション機能は、筆記の目的によってはそぐわない場合もあるので、お好みによって600またはラピッドプロを選ぶのがおすすめです。

 

3) 軸の長さ

ロットリング 600の方が軸の長さが短いです。他メーカーも含め、私が持っているシャープペンの中で一番短いのはロットリング 600です。

グリップ周りの長さも、ラピッドプロよりロットリング 600の方が短いです。600は小ぶりなシャープペンです。

 

4) シャープペンの重さ

軸の短さが関係しているのでしょうか。ロットリング 600は22g、ラピッドプロは24gです。やはりラピッドプロの方がずっしりと重さを感じます。

 

5) ガイドパイプの格納

ラピッドプロはガイドパイプを格納できますが、ロットリング 600はできません。

 

6) 芯の硬度を表示できる?

ロットリング 600には表示窓が付いていますが、ラピッドプロにはありません。

 

ラピッドプロについてはこちらで紹介しています。

0.7mm芯のラピッドプロ:

 

2mm芯のラピッドプロ:

 

ロットリング 800はこちら:

 

ロットリング 600とラピッドプロ、どちらがいいの?

ロットリング 600とラピッドプロ、両方好きです。でもどちらか選べと言われたら、私はラピッドプロを選びます。ラピッドプロの方が、ペンを握って書いてみた時に感覚的に合うからです。でもこれは個人的なペンとの相性であり、他の人はきっと違った意見を持つでしょう。

この2つのシャープペンは良く似ているけれど、使ってみると違いが分かってきます。どちらも良い製品です。あとはそれぞれ好みによって分かれると思います。どちらを選ぶか迷っている方は、やはり実際に握って書いてみるのが確実だと思いますよ。