使いやすい! ロットリング 2mm芯ホルダー「ラピッドプロ」
こんにちは、クリポンです。
シャープペンは太めの芯が好きで、芯ホルダーもよく使います。いつも机の上には、何かしらの芯ホルダーが転がっている状態です。
パッと何か書きたいとき、無意識に手に取るのはシャープペンよりも芯ホルダー。太い芯だと乱雑に書いても折れる心配が少なく、気ままに書けるんですよね。
今回は芯ホルダーの中でもお気に入り、ロットリング ラピッドプロ 2mmホルダーをご紹介します。
2mmの芯ホルダーならロットリング「ラピッドプロ」がおすすめ!
手に馴染む芯ホルダー「ラピッドプロ」
ドイツの筆記具ブランド「ロットリング rOtring 」。その製品は日々書くことを専門とする人、そして楽しむ人からも高い評価を受けています。
こちらは人気の筆記具の一つ、ロットリング「ラピッドプロ rapid pro」2mm芯ホルダーです。
芯ホルダーって何?と思われる方もいらっしゃるでしょう。その定義は定かではないのですが、芯の太さが2mm以上のものは芯ホルダーと呼ばれるようです。
数多くの芯ホルダーが存在しますが、ロットリングの良さは、バランスの良さと握りやすさにあります。
なぜロットリング?他のメーカーと何が違うの?という疑問があれば、実際にロットリングを握ってみることをおすすめします。その形や素材は手に馴染みやすく、きっとロットリングの良さを納得していただけるでしょう。
ロットリングのシャープペンについて詳しくまとめています。
ラピッドプロの特徴は?
ロットリングのシャープペンには様々なモデルがあります。中でもラピッドプロは、その名の通りプロ仕様とされる筆記具です。
ここではラピッドプロの特徴を見ていきます。
色はブラックとシルバー
ラピッドプロのシャープペンは、シルバーとブラックの2色から選べます。
芯の太さは3種類、定番の0.5mm、0.7mm、そして今回ご紹介する鉛筆並みの太さの2.0mmです。
2種類のラピッドプロを並べてみました。上がラピッドプロ0.7mm、下が2mmです。
見た目はペン先が異なるだけで、軸の太さも長さも同じです。
2mm芯のラピッドプロは、芯ホルダーとしては少数派のノック式です(ノック式については後述します)。シャープペン感覚で使える2mm芯は便利です。
ラピッドプロ 0.7mmについて、こちらで詳しく書いています!
金属軸のラピッドプロ
ロットリングには豊富なラインナップが揃っています。ロットリングのシャープペンはどれも外見がよく似ていますが、使われている素材に違いがあります。
大きく分ければ2種類、プラスチック軸と金属軸のものがあります。ラピッドプロは金属軸です。
プラスチック軸のものには、ロットリング300や500などがあります。
重さは24g
金属軸はプラスチック軸よりも重いのが特徴です。ラピッドプロ 2mmホルダーは24gと、手応えのある重みがあります。
最初のうちは軸の重さに戸惑うものの、使い慣れると程よい重量感に快感さえ覚えるようになりますよ。
「ロットリング」とは赤いリングの意
「ロットリング」はドイツ語で赤いリングを意味します。製品に赤いリングがはめ込んであるのは、社名を象徴するものだったのですね。
真っ黒ボディーにはめられた赤い輪。さりげないようで結構目立ちます。個人的にこの赤と黒の配置バランスが好きで、ラピッドプロ0.7mmと2.0mm、両方共に黒軸を選びました。
クリップと軸にロットリングのロゴが入っています。
軸は6角形ですが、丸みを帯びて円に近い形です。グリップには滑り防止のためのローレット加工が施してあります。
この加工は非常に細かいデコボコ模様になっており、触れてみると滑らか。肌に刺激を感じることはありません。
ノック式の芯ホルダー
ラピッドプロ 2mmホルダーはノック式です。ノック式とは、ペン軸の後部をノックして芯を繰り出すタイプのこと。一般にシャープペンはノック式が多いですよね。
芯ホルダーは、ノック式ではなくドロップ式が多いです。ドロップ式とは、ペン先のクラッチ部で芯を固定するタイプのものです。
写真はファーバーカステルの芯ホルダー(ドロップ式)です。
軸の後部をノックすると上の写真ようにクラッチ部が開き、芯を出し入れできます。
ノック式が便利なのは、ノックしながら、芯を数ミリづつ繰り出せることです。でもドロップ式はそうはいきません。クラッチ部を開くと芯が勢いよく飛び出て、ずり落ちてしまいます。その都度、手動でペン先の芯の長さを調節する必要があります。
実際ラピッドプロのようなノック式芯ホルダーは、ドロップ式よりも便利です。とはいえ、ドロップ式が面倒と言うほどではないのですけれどね。
芯研器付き芯ホルダー
軸の後部にある芯研器
ラピッドプロ2mmホルダーには、芯研器が備わっています。場所はシャープペンの後部です。
後部はこのように外せます。外したキャップのようなものが、芯研器となっています。
外側の穴に芯を入れて、クルクルと回しながら削ります。
芯研器は別途購入した方が良い!?
芯研器付きの芯ホルダーは、様々なメーカーから出ています。個人的には芯ホルダー付属の芯研器はどうも好きじゃなくて使っていません。
この小さなキャップ(芯研器)で芯を削れるには削れます。でも使用後はキャップの中に芯の粉末が残り、ペーパーで拭いても取り除けないんです。だから芯ホルダーの後部を下側に向ける度に、あるいはキャップを外す度に粉末がパラパラと落ちてきます。手やらノートやら真っ黒になるので、付属の芯研器は一度使用しただけで懲りました…。
メーカーによるのかもしれませんが、芯ホルダーに付いている芯研器は使いにくく感じます。芯ホルダーとは別に、2mm芯用の芯研器を購入した方が便利、しかもよく削れると思います。
他にもおすすめの芯ホルダーについて書いています!
ラピッドプロ 0.7mmについて、こちらで詳しく書いています!
ロットリング シャープペン全般についてまとめました:
ロットリング 600はこちら:
ロットリング 800はこちら:
シンプルさがかっこいいロットリング
昔は地味だなと思っていたロットリングなのですが、いつの頃からかロットリングの虜となりました。歳と共に味覚は変わるもので、嗜好も変わるといったところでしょうか。今では地味どころかかっこいいと思うようになり、何よりも書きやすいのが気に入っています。
塗装が剥げやすいといわれる黒軸ですが、様子を見ながら大事に使っていこうと思います。