おすすめ【ロットリング シャープペン】きっと見つかる! 自分好みの1本を選ぶコツは?
こんにちは、クリポンです。
シャープペンについて調べていると、ロットリングの名が必ず挙がってきます。シャープペン好きにとって、一度は手にしてみたくなるメーカーです。
いざ購入してみよう!と思いたち、そのラインナップを見ると最初は戸惑うことも。どれもデザインがよく似ており、違いは何なのか、ぱっと見では分かりづらい場合もあります。
自分にぴったりなロットリングを見つけたい!今回はロットリングのシャープペンを選ぶコツとなる、特徴や違いについてまとめます。
rOtringの違いとは? 知って自分にぴったりなシャープペンを見つけよう!
種類豊富! シャープペンのコレクション
完成されたデザイン
ロットリング製品の特徴といえば、デザインに一貫性があることでしょう。
世界にある多くのメーカーでは、そのラインナップは多様なデザインであることが多いです。その点ロットリングでは、製品全体でデザインが統一されている印象を受けます。
製品のラインナップを見ると、どれも良く似ていることが分かります。無駄な飾りを省き、使いやすさと見た目のスマートさを追求して得た結果が、現在のロットリングのデザインなのでしょう。
多種にわたるデザインを必要としない、ロットリングの姿勢からは、自信の程をうかがい知ることができます。
シャープペンのラインナップ
ロットリング製品を見たときの第一印象はやはり「どれも似ている!」でしょうか。でもよくよく見ていくと、それぞれに個性があることが分かります。
ロットリングのシャープペンには、主に7つのモデルがあります。
まずは、商品名が数字で表されるシリーズ :
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さらに
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があります。
プラスチック軸と金属軸、好みは人それぞれ
シャープペンを選ぶにあたって、まず決め手となるのは軸の素材です。プラスチック軸と金属軸、どちらが好みでしょうか。
ロットリングにおいて素材の違いは、シャープペンの重さと価格の違いにつながります。
プラスチック軸は軽めで低価格であり、金属軸は重めで値段が高めです。
プラスチック軸のシャープペン
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金属軸のシャープペン
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軽いプラスチック軸と重い金属軸
プラスチック軸より金属軸は値段が高いとあって、確かに見た目の高級感があります。でも注意しておくべきことは「ロットリングの金属軸は重い」ということです。
使用するシャープペンの重さには、各自好みがあります。ロットリングの金属軸は重すぎるという人も少なからずいます。
プラスチック軸の「300」「500」「ティッキー」は軽めなので、重いシャープペンを好まない場合、あえてこちらを選ぶ人もいます。
ところでロットリングでは、シャープペンのモデルの良し悪しについて、各自の好みによって大きく意見が分かれます。ロットリングの中から一つのモデルを選び「絶対にこれがおすすめ」と、一概には言えないのです。
選ぶ際に、もちろん見た目の好みは大事です。でも同時にシャープペンの重さ、その作りが自分に合うのか、考慮してみることをおすすめします。
ロットリング人気のシャープペン7選!
1) ロットリング 800と800+(プラス)
ロットリング最高級のシャープペンです。金色をあしらったおしゃれなデザインは、800だけの特別なものです。
綺麗にすっぽりと、ペン先を格納できることが大きなポイント。800はツイスト式です。軸の後部にあるつまみを回すことで、コンパクトに収まります。
800+は800と同じデザインであるものの、スタイラスが後部についており、スマホやタブレットに対応しています。
軸の素材 : 金属 重量 : 25g 長さ : 14.3cm (ペン先を格納すると13.3cm) 選べる芯の太さ : 0.5mm, 0.7mm, 2.0mm 軸の色 : ブラック、シルバー 価格 : 約5000円〜 |
詳しくはこちらに書いています。
2) ロットリング 600
600はノック式と違いはあるものの、800とよく似ています。ペン先が完全固定され、ガイドパイプ(ペン先の芯が出てくる細い管)の格納ができません。そのかわり筆記時の安定感は抜群です。
600には軸色のバリエーションが多いのも人気の秘密です。
軸の素材 : 金属 |
詳しくこちらに書いています。
3) ロットリング 600 3in1
厳密にはシャープペンではありませんが、600のデザインそのままに、シャープペン(0.5mm)とボールペン2色が搭載された多機能ペンです。
ペン先の切り替えは回転式です。
軸の素材 : 金属 重量 : 34g 長さ : 14.1cm 軸の色 : ブラック、シルバー、アイアンブルー、カモフラージュグリーン 機能 : シャープペン0.5mm、ボールペン2色(赤・黒) 価格 : 約3600円〜 |
詳しくはこちらに書いています。
4) ラピッドプロ Rapid Pro
800や600とは軸の形が少し異なります。6角形ながら丸みを帯びた柔らかな形をしています。
価格が似ている600と比較され、どちらを選ぼうかと悩む人が多いラピッドプロ。ガイドパイプの格納が可能です。
軸の素材 : 金属 重量 : 24g 長さ : 14.3cm 選べる芯の太さ : 0.5mm, 0.7mm、2.0mm 軸の色 : ブラック、シルバー 価格 : 約3300円〜 |
詳しくこちらに書いています。
5) ロットリング 500
600や800と同デザイン系列にあり、軸はプラスチックです。グリップは金属で、ローレット加工が施されています。
軸の素材 : プラスチック(グリップは金属) 重量 : 14g 長さ : 14.1cm 選べる芯の太さ : 0.35mm, 0.5mm, 0.7mm 軸の色 : ブラック、ブルー、グリーン、レッド 価格 : 約1200円〜 |
詳しくこちらに書いています。
6) ロットリング 300
500よりもずっと軽量で、鉛筆並みの軽さです。軸とグリップはプラスチックです。
軸の素材 : プラスチック 重量 : 8g 長さ : 14.1cm 選べる芯の太さ : 0.35mm, 0.5mm, 0.7mm、2.0mm 軸の色 : ブラック 価格 : 約750円〜 |
7) ティッキー Tikky
ロットリングで唯一カジュアル路線を行くティッキー。20色以上の軸色バリエーションがあったこともありましたが、残念ながら現在はその選択数はだいぶ減っているようです。
軸の素材 : プラスチック 重量 : 13g 長さ : 14.2cm 選べる芯の太さ : 0.35mm, 0.5mm, 0.7mm、1.0mm(軸色により異なります) 価格 : 約550円〜 |
ロットリングのシャープペン、選ぶ決め手は?
予算で選ぶ
シャープペン1本にどの程度お金をかけるべきか、その基準は人それぞれです。ロットリングでは幅広い価格のバリエーションがあり、予算に合わせて欲しいものが見つかるでしょう。
シャープペンの重さで選ぶ
重めのシャープペンが好きな人がいれば、そうでない人もいます。ロットリングの場合、金属軸とプラスチック軸で、明らかな重さの違いがあります。
重めのシャープペンを好む方は金属軸を、軽めのものを好む方はプラスチック軸を選ぶとよいかもしれません。
軸の色で選ぶ
ロットリングを使ってみたいけれど、ブラックやシルバーの軸色は地味なので好みではない、という方もいらっしゃるでしょう。そんな場合は、金属軸なら600、プラスチック軸なら500やティッキーがおすすめです。
600のシャープペンは定番のブラックとシルバー軸の他に、「アイアンブルー」「マダーレッド」「カモフラージュグリーン」「ゴールド」「ローズゴールド」「パールホワイト」の6色があります
ブラック軸のみだった500には、新色3色(ブルー、グリーン、レッド)が加わりました。ティッキーにはネオン色をはじめ、いくつもの明るい色のものがあります。きっと好きな色の軸が見つかりますよ。
選ぶのに迷ってしまう! 2つのモデルを比較
800と600ならどちらが良い?
800と600の間で迷う方は少なくないと思います。600に比べて価格が1段階上がる800は、それほど違うのかと気になるところです。
個人的な意見ですが、やはり見た目や機能は800の方が上だと思います。大きな違いは800で可能なツイスト式格納です。ペン先格納できるのが便利である上、ツイスト式の筆記具特有の優雅さを持ちます。どちらが好きかと言われれば、やはり私は800です。
800はぐらつくって本当?
800は人によっては気になるであろう点が一つあります。ツイスト式格納であるがゆえに、ペン先にほんの少しの揺れがあります。
ツイストする時に格納部分がスムーズに動くように、軸内の直径に対して少し余裕を持たせて小さくしてあるようです。そのため筆記時に微妙な揺れを感じます。
実は私は、この揺れは全く気になりませんでした。気にする程のものでもないように思うですが…人によりけりですね。
この揺れというか、ぐらつきが気になり、800を嫌う人もいます。一方、600はペン先が完全に固定されているため、筆記時に揺れることは一切ありません。
600の書き心地は、800よりもずっと安定しています。ぐらつきが気になりそうな場合は、600を選んでおいたほうが良いかもしれません。
ちなみにラピッドプロもガイドパイプの格納が可能ですが、ノック式であり、ぐらつきは全くありません。
ぐらつきはあれど、やはり800が欲しいという場合もありますよね。私は試していないのですが、中にセロテープを巻くなどして安定させる方法もあるようです。
600とラピッドプロはどちらが良い?
同じ価格帯にある600とラピッドプロも、選択に悩むことが多いモデルです。製図などの正確さが求められる筆記に、より向いているとされるのは600です。
600のペン先部分は細くスッキリとしていて、ガイドパイプはラピッドプロよりも1mm長いです。そのため細かい筆記作業でも正確に捉えやすいのが600です。
ラピッドプロにはクッション機能が備わっています。クッション機能とは、紙の上などでペン先に垂直の圧力を加えると、芯が少し引っ込む機能のことです。筆圧を逃して、芯が折れるのを防ぐ役割があります。
ラピッドプロはわずかに芯が引っ込むこともあり、書いていて柔軟な感触があります。600は芯が完全固定され動かないので、書き心地はかたく安定しています。筆記に精密さを求める場合は600がおすすめです。
形にこだわるのならどれを選ぶ?
ここでは主に金属軸モデルのロットリング800、600、ラピッドプロについて話を進めていきます。
グリップと軸の段差
ロットリング800と600、そしてラピッドプロでは、グリップと軸の境目の仕様が異なります。800と600では、グリップと軸の間に明らかな段差があります。グリップの上の方を握る方は、少しばかり段差が気になるかもしれません。
ラピッドプロはグリップ部分に長さがある上に段差もなく、握った時の違和感はありません。
軸の形
800や600とラピッドプロでは軸の形が少し違います。800や600の軸は、正6角形で角ばっています。しかしラピッドプロの軸は、丸みを帯びた6角形で、円に近い形です。
どれもグリップ部分は丸いので、軸の形は筆記にあまり関係しないかもしれません。でも私のようにグリップの上の方、つまりグリップと軸の境目辺りを握る傾向にある方は、常に軸が手に触れます。その場合は角ばった800や600よりも、ラピッドプロの方が感触が柔らかく手に優しく馴染みます。
芯の硬度表示窓
芯の硬度表示ができるのは、ロットリング600です。プラスチック軸では500と300に表示窓が付いています。
赤軸は500です。
シャープペン選びに迷うのも楽しみの一つ!?
シャープペンと一口に言ってもいろいろなモデルがあり、選ぶのに迷ってしまうものです。ロットリングの筆記具は材質だったり書き味だったり、微妙に異なる点があるものの、どのモデルも捨てがたい良さがあります。
どれにしようかとあれこれと悩むのも文房具における買い物の醍醐味です。シックで使いやすさ抜群のロットリング、お気に入りの1本が見つかるといいですね。