かっこいい「芯ホルダー」おすすめが知りたい! 海外メーカー編

2021-07-28

こんにちは、クリポンです。
シャープペン好きが高じて、芯ホルダーにも食指が動いて数年経ちます。シャープペンほどではないものの、芯ホルダーも国内・海外と様々なモデルがあります。見ていて興味が尽きません。

昔は芯ホルダーというと、専門性の強いイメージがありました。でもここ最近は手に取りやすい身近な製品が増え、固いイメージが取り払われつつあります。その結果、日常の筆記具として芯ホルダーを使う人が増えているようです。

いざ芯ホルダーを購入! と意気込み…でも選択肢がありすぎて、選ぶのに迷うものです。そこで今回は海外メーカーの芯ホルダーに的を絞り、おすすめの芯ホルダーをご紹介します。


予備知識からおすすめまで! 芯ホルダーのあれこれ

芯ホルダーとは?

芯を固定し支える軸のこと

芯ホルダーは言葉通りに言えば「芯をホールドするもの」。つまり芯を固定して支える軸のことを指します。その意味では、シャープペンも芯ホルダーということになりますね。

芯ホルダーという言葉に明確な定義はないんです。でも扱う芯の太さが2mm未満だとシャープペン、2mm以上になると芯ホルダーと呼ばれることが多いようです。

ちなみに英語で芯ホルダーは「lead holder」です。国によってはシャープペンと芯ホルダーという、言葉の区別がない場合もあります。例えばフランス語では芯の太さによらず、シャープペンも芯ホルダーも一緒の単語(porte-mine)を使います。

シャープペンのフランス語について解説しています。

芯ホルダーは主に「ドロップ式」か「ノック式」

芯ホルダーの仕様は主に2種類あり、ノック式かドロップ式のどちらかになります。多くはないですが回転式も存在します。

ノック式

ノック式は一般のシャープペンと同様に、後部をノックすると、芯が数ミリずつ繰り出される仕様です。

こちらの写真は上がシャープペン、下が芯ホルダー。共にノック式です。

ドロップ式

多くの芯ホルダーはドロップ式を取ります。ドロップ式とは、ペン先に備わった爪のようなもので、芯を掴んで固定する仕様です。

ノック式の良いところは、少しずつ芯を繰り出せることでしょう。ドロップ式は、ノックすると爪が大きく開くので、気をつけていないと芯がストンと落下してしまいます。

ドロップ式が面倒だとは私は思わないのですが、ノック式の方が芯が落ちてしまわない分、扱いやすいですね。

世界初のドロップ式芯ホルダーはカランダッシュ「Fixpencil」

ドロップ式の芯ホルダーが世に初めて登場したのは1929年のこと。スイス・ジュネーヴ出身のカール・シュミット(Carl Schmid)によって作られたのが最初です。

この芯ホルダーは「フィックスペンシル Fixpencil」と名付けられ、1930年にスイスの文房具メーカー「カランダッシュ Caran d’Ache」から発売されました。

実は芯ホルダーが生まれた背景には、鉛筆にするための杉の木不足があったそうです。鉛筆の代わりとして、木を一切使わない筆記具を作らなければならなかったわけです。フィックスペンシルは世界で初めて、軸の端から端まで全て金属で作られたホルダーなのです。

芯ホルダーの選び方

見た目の好みも大事ですが、芯ホルダーを選ぶにあたって、押さえておくと良いポイントが2つあります。それは使いたい芯の太さ、そして軸のサイズ(太さ・長さ・重さ)です。

扱いやすいのは2mm芯

芯ホルダーとは2mm以上の芯を扱うものと書きました。実は2mm以上の芯の種類は、驚くほどたくさんあります。その中でもっとも標準的なのは2mm芯です。鉛筆の芯の太さが2mmほどなので、鉛筆代わりに使いやすいのが2mm芯用の芯ホルダーです。

2mm芯は需要があるので、国内メーカーの替芯や芯削りが比較的安く買えます。しかしそれ以外の太さの芯となると、海外メーカーのものに頼る場合が多く、芯などは少々値段が高めです。

芯の太さが違うと、書き味も変わります。これが楽しくて、いろいろな芯の太さを試してみたくなるものです。でも芯の太さごとに替芯を揃え、芯削りも用意するとなると結構大変です。その辺りのことも踏まえて、芯の太さを選ぶと良いでしょう。

軸の太さ、長さ、重さを選ぼう

シャープペンと同じように、芯ホルダーも製品によって軸の太さや長さ、重さが異なります。お気に入りの1本を探すなら、自分の好みに合ったサイズを選んでみましょう。

もし興味があれば、色々と軸のサイズが異なるものを試してみるのもおすすめです。芯ホルダーそれぞれに個性があり、新たな発見もあり面白いですよ。

芯はあとで好きなものを補充すれば良い

芯ホルダーを買うと、そのメーカーの芯が付属しています。購入した芯ホルダーは気に入ったものの、付いていた芯の濃さが気に入らない、あるいは書き味が好みでない時もあります。

芯に関しては、後ほどお気に入りのメーカーの好きな硬度に替えれば良いのです。芯ホルダーを購入するときは、付属してくる芯についてはそれほど考えなくて良いと思います。

おすすめの芯ホルダー 海外メーカー5選!

海外の筆記具ブランドには、個性的な芯ホルダーが揃っています。見た目や軸のサイズなど独特なものばかりです。

メーカー別にみていきましょう。

1) ステッドラー STAEDTLER

ステッドラーの「マルス テクニコ」780cです。

(ドロップ式、長さ:15cm、重量:13g)

芯ホルダーといえば、まず名が挙がるステッドラー。細軸で軽量だけれど、グリップ部分に少し丸みを持たせることで、握りやすくなっています。

軸の後部よりも、グリップあたりからペン先にかけて重みを持たせてあります。そのため特に力を入れなくても、その重みを利用してスラスラと書き進められます。

軸の色はブルーの他に、ブラックもあります。

詳しくはこちらで書いています :

ステッドラーにはノック式の2mm芯ホルダーもあります。少し重めのホルダーです。

(ノック式、長さ:14.3cm、重量:21.5g)


ステッドラー シャーペン 製図用 2mm シルバー 925 25-20


ステッドラー シャーペン 製図用 2mm ナイトブルー 925 35-20

2) ファーバーカステル FABER-CASTELL

ファーバーカステル芯ホルダーには3つの品番がります。TK9400、TK9500、そしてTK4600です。

下の写真はTK4600(写真上)とTK9400(写真下)です。

(TK4600 : ドロップ式、長さ:15cm、重量:12g)
(TK9400 : ドロップ式、長さ:14.5cm、重量:10g)

ファーバーカステルならではの深い緑色ですね。軽量で細軸であるのは鉛筆そっくり。まさに鉛筆で書いているような感覚の芯ホルダーです。

ところでファーバーカステルの芯ホルダーには、2mm芯用と3.15mm芯用があります。

2mm芯用は

  • TK4600(クリップ付き、芯研器付き)
  • TK9400(クリップなし、芯研器なし)
  • TK9500(クリップ付き、芯研器なし)

3.15mm芯用はTK9400のみです。

分かりやすく表にするとこのようになります。

TK4600とTK9400について詳しくはこちらをどうぞ:

3) ロットリング rOtring

ステッドラーの「ラピッドプロ 2mm芯」です。

(ノック式、長さ:14.5cm、重量:24g)

ラピッドプロは全軸金属製で、24gと結構な重さがあります。でも上手く重量配分されているようで、個人的には疲れることなく気持ち良く書けるホルダーです。色はブラックとシルバーがあります。

詳しくはこちらで書いています :

ロットリングのシャープペンは「ラピッドプロ」の他に、「300」「500」「600」「800」と品番のつくモデルがあります。

モデルの違いについてはこちらの記事内で書いています。

2mm芯はロットリング「300」「600」「800」にもあります。

ロットリング「300」2mm芯:

ロットリング「600」2mm芯:

ロットリング「800」2mm芯:

4) ラミー LAMY

ラミーのスクリブル 3.15mm芯です。

(ドロップ式、長さ:12cm、重量:26g)

長さが短くて太い、ずんぐりむっくりなホルダーです。26gとかなりの重量があるのに、このホルダーは不思議にも、筆記時に重さを感じません。握りやすく書きやすいです。3.15mm芯の他に、0.7mm芯もあります。

詳しくはこちらで書いています :

5) コヒノール KOH-I-NOOR

チェコの文房具メーカー「コヒノール」の2.5mm芯ホルダーです。

(ドロップ式、長さ:12.8cm、重量:12g)

数多くの芯ホルダーラインナップがあるメーカーです。芯ホルダーには珍しい!?鮮やかでおしゃれなものも多いです。

詳しくはこちらで書いています :

例えばこのような芯ホルダーがあります。探すと他にも色々とありますよ。


コヒノール KOH-I-NOOR メカニカル芯ホルダー マジック 5.6mm 520619 53400N8809KK


コヒノール KOH-I-NOOR メカニカル芯ホルダー 2mm レッド 5228CN1001/520604 イエロー 5228CN1004/520605 ブラック 5228CN1005/520606


コヒノール KOH-I-NOOR メカニカル芯ホルダー ペンシル ブラック ドロップ式 ノックタイプ 5.6mm 5348PN1005KK/520623 5306CN5005/520611

芯折れ気にせずに書ける芯ホルダー

いつの頃からか太い芯の魅力にはまり今に至ります。芯の細いシャープペンは無意識にも、芯が折れないようにと神経を使うのですが、太芯のホルダーならその心配はいりません。思いっきり書きまくることができます。まだまだこれからも、芯ホルダー熱は冷めやらず…探求が続きそうです。