【TK-FINE バリオ L】ファーバーカステル 本格的な製図用シャープペンシル

2021-07-20

こんにちは、クリポンです。
シャープペンを選ぶとき、何を基準にして選びますか。まずは見た目の好み、そして握りやすさでしょうか。最近では「芯の太さ」も大事な要素となりつつあります。

芯径のバリエーションが多いのは、主に製図用とされるものです。機能性重視のシャープペンで、その形からして、どことなく専門的な雰囲気が漂います。

製図用シャープペンは、その書きやすさから普段使いにする人もいます。好みの芯径が選べるのも人気の一つです。

極細から極太まで揃っているおしゃれな製図用シャーペンといえばこれ!今回はファーバーカステル Faber-Castell「バリオ L」ご紹介します。


使ってみたい製図用シャープペン Faber-Castell「TK-FINE VALIO L」

「バリオL」はロングセラーシャープペン

バリオLは、ドイツのメーカー「ファーバーカステル」が販売する本格派製図用シャープペン。こちらです。

私が初めてバリオLを購入したのは、かれこれ20年ほど前になります。今やバリオLはロングセラー商品と言っても良いでしょう。


どのメーカーでも、古いモデルは廃番とし、新しいモデルに交代することはよくあります。その中でバリオLがこれだけ続いているというのは、その人気のほどが伺えます。 

下の写真は現在も使っており愛着がある芯径0.7mmのものです。でも長く使っているせいで、シャープペン軸の金色のロゴが薄くなってしまいました。これも経年変化ですね。

バリオLの軸の色は、ファーバーカステルのシンボル色である深緑色。この色大好きなんです。なぜファーバーカステルは深緑色なのか、こちらの記事で書いています。

芯の太さで選べるバリオL

芯径は4種類

目的や好みに合わせて、芯の太さが選べるのが嬉しいポイント。全部で4つの芯径が揃っています。

  • 0.3/0.35mm
  • 0.5mm
  • 0.7mm
  • 0.9/1.0mm

軸に芯の太さが記入されています。0.3/0.35mmと書かれているのは、どちらの太さの芯でも使えることを意味します。0.9/1.0mmも同様です。

芯の太さがすぐに見分けられるように、グリップとペン先の間に、色ちがいのリングが付けられています。

  • 0.3/0.35mm : 黄色
  • 0.5mm : 茶色
  • 0.7mm : 青色
  • 0.9/1.0mm : オレンジ色

上の写真では、0.5mm芯のバリオLがありません。現在は持っていないのですが、まあいずれ…と検討中です。

芯径ごとに書き味が変わる面白さ

日本で最も使われているのは、0.5mm芯のシャープペンです。0.5mm芯以外のシャープペンを使ったことがありますか。もしなければ、お店などでぜひ、他の芯径のシャープペンを試してみてください。芯の太さが0.2mm変わるだけでも、書き味は驚くほど変わります。

書きやすく自分にぴったりな芯の太さは、0.5mmとは限りません。個人の筆記の癖、例えば書く文字の大きさや筆圧により、0.5mmよりも細め、あるいはずっと太めの方が書きやすく感じる場合もあります。

0.7mmや1.0mmは芯が太めなだけあって、筆圧強めでも折れにくいのがポイント。0.5mmの芯だと折れてばかりという方は、0.7mmや1.0mmを試してみるといいかもしれませんね。

ところでフランスではシャープペンは、芯径は0.5mmよりも0.7mmがよく使われます。アルファベットを書く場合、太めの線である方が書きやすいからでしょう。同様に、海外製万年筆のペン先が太めなのは、同じ理由からだと思います。海外では太めの線を好む人が多いのです。

1.0mmよりももっと太芯のシャープペンもあり  

ファーバーカステルには、1.0mmよりも太い芯を使用するシャープペンもあります。例えば1.4mm芯用のものには「エモーション」や「グリッププラス」などがあります。

グリッププラスについてこちらで書いています:

また芯径が2mm以上のものは、しばしば芯ホルダーと呼ばれます。ファーバーカステル TK-9400、TK-9500、TK-4600がそれにあたります。

こちらで詳しく書いています。

バリオLの特徴は?

一般に製図用シャープペンは、筆記の正確さが要求される製図やデッサン向きとされています。でもその書きやすさから、製図やデッサンだけにとどめておくのは、実にもったいないことです。製図用シャープペンは、普段の筆記用として、あらゆる場面で活躍してくれることは間違いありません。

金属グリップ

製図用シャープペンは特徴として、グリップ部分に工夫が施されています。滑り止めや、長時間筆記による疲労防止などがそうです。

バリオLのグリップ部分は金属でできており、滑り止めの模様が入っています。ペン先に向かってグリップが細くなっており、持った時に指の収まりがいいです。握りやすくて安定して書けるバリオLは、私のお気に入りのシャープペンです。

ただ金属のグリップは指に当たる感触が硬く(そして冷たく)、好き嫌いが分かれるところだと思います。また滑り止めの模様が入っているものの、表面がつるっとしていいます。そのためローレット加工のグリップなどに比べると、指が滑りやすいのは否めません。手汗を書きやすい場合などは、このグリップは滑りやすいかもしれません。

製図用シャープペンはガイドパイプが長い

ペン先の芯が出てくる細い管は、ガイドパイプと呼ばれています。製図用シャープペンでは、ガイドパイプが長めに作られているものが多いです。その利点とは、定規を使う際に、芯の先までよく見えて捉えやすいこと。より丁寧に測ったり書いたりすることができます。

ちなみにバリオLのガイドパイプの長さは4mmです。

注意点はガイドパイプの格納ができないこと

バリオLではガイドパイプを格納することができず、常に細い管がむき出しのままになっています。バリオLの管理・持ち運びには、十分気をつけた方が良いでしょう。万が一落としてガイドパイプが曲がってしまうと、芯が出せなくなり使えなくなります。

バリオLだけのハード・ソフト機構

バリオLにはちょっと変わった機能があります。それは芯を固定、あるいは固定しない状態を選べることです。 バリオLではハード・ソフト機構と呼ばれています。

軸にhard/softと書かれています。三角印の方向に軸をまわすことで、ハード状態あるいはソフト状態に決定できます。

芯を固定しない状態(ソフト)は、一般にクッション機能とも呼ばれます。紙の上にペン先を押しつけると、バネを押すような手応えがあり、芯がガイドパイプの中に引っ込みます。押し付けるのをやめれば、すぐに元の状態に戻ります。
このクッション機能により、筆圧を和らげ、芯が折れるのを防ぎます。また筆記時には適度な弾力が感じらます。

芯を固定(ハード)すれば、弾力性はなくなり、固く安定した筆記が可能となります。

芯を固定しないソフトは日常の筆記に、芯を固定するハードは、定規を使って正確に線を引きたい製図やデッサンなどに向いていると説明されています。どちらの状態で使おうかと、好みで選べるのはいいですね。

長〜い消しゴム付き

バリオLには消しゴムがついています。尻軸の部分をまわすと、写真のように消しゴムが出てきます。長さのある消しゴムなので、毎日使っていても結構長持ちします。

使い切ってしまっても大丈夫、別売りの補充用消しゴムがあるので安心です。取り替えは簡単にできます。

補充用消しゴムはこちら :


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よく使う道具というのは、だんだんと選ぶこだわりが出てきませんか。例えば工具や調理・掃除用品など、気に入った道具があると、作業をする時のやる気も違ってきます。

私にとって文房具はモチベーションを上げてくれるアイテムです。仕事したくないな〜と思っている自分を、好きな文房具で奮い起こしています。