【ヴィオレパンセ】エルバンの優しい上品な紫色

2020-10-07

こんにちは、クリポンです。
普段どんな色のペンをよく使いますか。仕事や学校用だと、黒色が一番多いかもしれませんね。フランスでは、黒色だけでなく青色もよく使います。青色は黒色同様、公式に認められている色なので、試験の答案や正式な書類など、青ペンで記入する人がたくさんいます。
昔はフランスでは紫色が一番使われていました。学生たちはみんな、紫色のインクでノートに書いていたんですよ。今回はそんなフランス人にとって懐かしさの残る色、エルバン Herbin のインク「ヴィオレパンセ violette pensée」をご紹介します。

 

落ち着いた藤色のインク、エルバン「ヴィオレパンセ」

長いあいだ学校で使われていた紫色インク

エルバンでは、現在35色のインクが販売されています。「ヴィオレパンセ」と言えば、エルバンの定番色で人気が高い色です。

 

 

フランスでは紫色のインクというと、学校をイメージする人が少なくありません。というのも、紫色インクは長い間学校で使われてきた色だからです。使われ始めたのはナポレオン1世(在位1804-1814, 1815)の頃というから驚きです。その後1970年代まで使われ続けました。
昔は紫色インクに、メチルバイオレットという薬剤が使われていました(現在は使われていません)。メチルバイオレットは染料として利用されることが多く、色濃く美しい紫が得られるうえに、安価な薬剤です。他の色のインクより安く買えるという理由で、紫色インクが長く使われていたそうです。
エルバンのヴィオレパンセは、生活上なくてはならない色として、古くからフランス人によって愛されてきたインクなんですね。

 

ヴィオレパンセは使いやすい紫色

インクの名前「violette pensée」はフランス語で、紫パンジーの意味。ラベルには可愛いパンジーの絵が描かれています。

 

 

ヴィオレパンセの色は、派手さがない柔らかな紫色です。インクの色はこのような感じです。

 

 

紙によって多少色合いが変わるかもしれませんが、おとなし目で上品な紫で、藤色に近いように思います。見やすく目に優しい色で、日記などの普段使いにもいいです。可愛い印象を与えてくれる色だと思います。

 

 
 

3つのタイプが揃ったエルバン・インク

エルバンのインクは全色において、インクボトル(30ml)、ミニボトル(10ml)、カートリッジが用意されています。こちらがミニボトルです。

30mlは使い切るのに時間がかかりますよね。まずは色を試してみたいという方は、カートリッジかミニボトルから始めてみてはいかがでしょうか。
私はインクボトルで買いましたが、ボトルの半分を使ったところです。ミニボトルはもらったもので、まだ開封していません。使い始めるのはまだまだ先になりそうです。

 

 

 

 

他の色と一緒に使うのもよし「ヴィオレパンセ」

フランスで昔、日常的なインクだった紫色は、今では青色や黒色に取って代わられました。私も青色を使うことが多いですが、エルバンのヴィオレパンセは落ち着いた色で使いやすいので、私的なノートによく使っています。青色や黒色をメインとしたノートに、ハイライトやアクセントとして時々加えるのも、なかなかお洒落でいいですよ。

インク

Posted by cripon