気になるラミー サファリ2020年の限定色! 「キャンディ」の色は?
こんにちは、クリポンです。
ラミー好きが注目する毎年恒例のサファリ限定色。今年も限定色販売の季節となりました。私は昨年の暮れごろから「2020年はどんな色だろうか」とソワソワしていたんですよ。
限定色のコレクションをしているわけではないのですが、今年は「キャンディ CANDY」(ラミー サファリ2020年の名称)の色に惹かれて、万年筆を3本まとめて購入しました。写真で見て想像していたよりもかわいらしい色合いです。
今回は2020年のラミー サファリ Lamy Safari 限定色 、万年筆についてレビューしていきます。
興味津々! 2020年のラミー サファリはこんな色
一度は使ってみたい万年筆「ラミー サファリ」
ラミーは言わずと知れたドイツの文房具メーカー。特にサファリと呼ばれるシリーズは、手頃な価格なうえに書きやすさ抜群、日本でも大人気のペンです。

ラミー サファリで特筆したいのが、何と言ってもその使いやすさです。しかもシンプルなデザインがかっこよく、海外文具らしい綺麗な色がたくさん揃っています。
万年筆を始めるならこれ!ラミー サファリは初心者さんにおすすめしたい、私の一押し万年筆です。
いよいよ登場!2021年の限定色サファリについてはこちらをどうぞ。
待ってました! ラミー サファリの限定色
ラミー サファリが人気なのは、質の良さだけにとどまりません。毎年、ラミーの恒例イベント「限定色」を楽しみにしている人が世界中にたくさんいます。多くの万年筆ユーザーが注目する限定色の販売は、ラミー サファリの人気に拍車をかけています。
サファリの限定色が開始されたのは、2004年のオレンジ色からです。16年も続いているとは驚きです。
さて、今年の限定色についてみていきましょう。
テーマは「キャンディ Candy」。去年のパステルカラー同様に、一挙に3色の発表となりました。「マンゴー」「アクアマリン」「ヴァイオレット」の3色です。

ラミーのサイトによれば、今年のテーマ「キャンディ」は「ポップアート、フルーツシャーベット、そしてケーキを覆うクリームのような鮮やかな色を連想させる」とのこと。「キャンディ」とは要するに、子供の頃にワクワクとした、色とりどりなお菓子の色をモチーフとしているんですね。
確かに海外のキャンディやグミにありそうな、ポップで美味しそうな色です。
サファリの限定色は万年筆だけでなく、ローラーボールやボールペンにおいても展開されています。
2020年の「キャンディ」3色はどんな色?
一般にラミー サファリの軸には2種類、光沢のあるものとマットものがあります。限定色「キャンディ」は、ツヤのないマットな質感です。
明るめの色ながら、マットな見た目のせいでしょうか、意外にも落ち着いた雰囲気を持っています。
1.【Violet】ヴァイオレット
2016年の限定色「ダークライラック」を隣に置いてみました。下がヴァイオレット、上がダークライラックです。
同じ紫でも色合いが違います。今年のヴァイオレットは暗さがなく、柔らかな紫色です。

2.【Mango】 マンゴー
こちらはマンゴー。気持ちオレンジ色味の加わった、明るい黄色です。まさしくマンゴー色ですね。

3. 【Aquamarine】 アクアマリン
アクアマリンは青緑色といったらよいでしょうか。すがすがしい色です。2011年の限定色もアクアマリンだったのですが、果たして同じ色なのか気になるところです。
実はアクアマリンは、写真を撮るのが難しくて・・・光の具合で全く違う色に写ってしまい、なかなかうまく撮れなかったのです。実際はこの写真よりも明るめの色です。

上から下まで色を統一した「キャンディ」
ラミー サファリの特徴である、キャップについた大きなクリップと、バツ印の模様。今年の限定色は、クリップもバツ印も、全て軸と同色に塗られています。
サファリの定番色や以前の限定色では、クリップやバツ印を異なる色にして、コントラストをなすことが多くありました。でも今年は違います。「キャンディ」のような、甘い色のクリップもいいですね。

サファリで私が気に入っているのは、片手で簡単にキャップの開け閉めができること。忙しく書きまくっている時には重宝します。カチッという、キャップが閉まる音も好きです。
気になるペン先は?
ペン先はスチールで、EF(極細字)F(細字)M(太字)の中から選べます。今回は全てFにしてみました。

ところで、サファリは別売されているペン先のみ(スチールの部分)を購入すれば、自分で簡単に交換でき、好きな太さに変えられます。ペン先が細すぎたり太すぎたりして、気に入らないことがありますよね。そんな場合は、自分でペン先を交換してみるのも一つです。
コンバーター使用がおすすめのラミー サファリ
ラミー サファリとコンバーターについて
万年筆を買ったら、何はともあれ、まずは試し書きをしてみたい!まずはインクの補充から始めましょう。今回はカートリッジではなく、コンバーターを使いたいと思います。
ラミーではサファリ用のコンバーターとして、赤色コンバーター(LAMY Z28)が推奨されています。なぜなら、赤色コンバーターには、ポチッと小さな2つの突起があり、その突起がちょうど、サファリのくぼみにはまるように作られているからです。


上の写真のように、ラミーでは黒色のコンバーター(LAMY Z27)も存在します。黒色コンバーターには突起が全くありません。
実はサファリでは、黒色コンバーターも問題なく使えます。突起のある/なしは、サファリでは重要ではないんです。突起を除けば、赤・黒のコンバーターは形が一緒。どちらもサファリの万年筆に差し込めばはまります。
家に赤色コンバーターが十分になかったので、余っていた黒色コンバーターをヴァイオレットに差し込みました。

コンバーターで注意したいこと
サファリに関しては、赤・黒のコンバーターどちらでも使えます。しかしラミー万年筆のモデルによっては、赤色コンバーターが使えない場合もあります。例えば、LAMY logoは黒色コンバーターしか使えません。詳しくはこちらで解説しています。
ラミーのペン先はちょっと太め
補充するインクは全てエルバンにしました。マンゴーにインディアオレンジ、ヴァイオレットにヴィオレパンセ、アクアマリンにカランクブルーを入れてみました。
ロディアのブロックメモに書いたのがこちらです。

予想はしていましたが、F(細字)という割には結構太めです。でも私は万年筆はこのくらいの太さ、そしてもう少し太めのニブも好きです。ちょっと太めの方が、インクの細やかな色味が見た目に分かりやすいんですよね。
最後に・・・ちょっと遊んでみました!

大満足! 今年のラミー限定色
今年のサファリ限定色は買おうか買わないか迷っていました。それに1本だけにするか、3本まとめて買うか。結果としては3本買ってよかったです。個人的な感想ですが、広告で見るよりも実際はさらにおしゃれで可愛いと思いました。と言っても感じ方は人によりけりかもしれないですね。キャンディは現在も市場にあり購入可能です。