万年筆 Faber-Castell【ロンバス】プレゼントにおすすめ!
こんにちは、クリポンです。
昔から贈り物の定番として万年筆があります。進学や新社会人となったお祝いに、これからの活躍に期待を込めて万年筆を贈る。あるいは、書くことが好きな家族や友人のために、誕生日などの記念日に万年筆を選ぶことがあります。
今回はプレゼントにおすすめ!おしゃれ感いっぱいの万年筆、ファーバーカステル Faber-Castell のアンビション「ロンバス」をご紹介します。
上品さが光るファーバーカステル アンビション「ロンバス」
さりげないひし形模様が目を引く「ロンバス」
ツヤツヤと光る軸が魅力の万年筆「ロンバス」です。
ロンバスとはひし形のこと
ロンバスはファーバーカステルのアンビション(ambition)コレクションの一つです。 名称の「ロンバス rhombus」 とは、英語でひし形を意味します。
なぜロンバスなのでしょうか。見ての通り、軸にひし形が連なる模様が描かれていることに由来します。
フランスではこの万年筆は「ロザンジュ losange」と呼ばれています。ひし形のフランス語です。
軸はレジン素材
ロンバスの軸はレジン素材です。先ほどひし形の模様が描かれていると言いましたが、ひし形模様が彫り込まれていると言ったほうが正しいです。この模様のせいなのか、ペン軸があたかもクッションのように、ふっくらと膨らんで見えるのが不思議です。
アンビションには「レジン ブラック」と名のつく別の万年筆があります。同じレジン素材でも、レジンブラックはマットな質感なのに対し、ロンバスは艶のある光沢が特徴です。 左がレジン ブラック、右がロンバスです。
ロンバスのペンは、両端(キャップと尻軸)が金属製で光り輝いており、菱形模様のある黒軸の輝きに合わせたかのようです。
万年筆全体が艶っぽく見え、みずみずしささえ感じます。大人の上品さが醸し出されています。
レジン ブラックについてはこちらをどうぞ:
軸はギロシェによる模様
ロンバスのひし形模様は、ギロシェと呼ばれる装飾模様です。ギロシェといえば、思い浮かぶのはファーバーカステルの伯爵コレクションではないでしょうか。「ギロシェ」と称される筆記具のコレクションがあります。
一般にギロシェとは、直線や波状の線が交差したり絡み合ったりしながら作り出す、シンメトリーな模様のことです。
宝石や時計、食器、建築物などの装飾に使われています。特にギロシェを複雑化した模様は、セキュリティー目的で、お札や身分証明書などの偽造防止のためにも使用されています。
ロンバスのニブは?
ロンバスのニブ(ペン先)はスチールです。鉄ペンとはいえとても書きやすい万年筆です。ニブにはファーバーカステルのロゴが刻まれています。
日本で購入できるのはF(細字)かEF(極細字)の2種類。海外ではM(中字)やB(太字)も購入できます。
ファーバーカステルの万年筆は、海外製品にしてはペン先が細めだと思います。もちろん個体差がありますが、ラミーなどのFやEFに比べれば、ファーバーカステルのFやEFは細めです。購入するときは、一般の海外製万年筆よりも少し細めをイメージすると良いでしょう。
EFニブです :
Fニブです :
アンビションの他の万年筆・ボールペンについてはこちらをどうぞ。
プレゼントにもぴったりな「ロンバス」
ファーバーカステルのロンバスはシンプルだけれどエレガントで落ち着きのある万年筆。そして男女を問わないデザインです。さりげなく取り出した万年筆からは品質の良さがうかがえ、周囲の視線を奪うこと間違いないでしょう。 ロンバスはプレゼントにも最適です。周りにペン好きな方がいたら、ロンバス万年筆を選んでみてはいかがでしょうか。