ファーバーカステル 珍しい!? 梨の木の万年筆

2020-10-08

こんにちは、クリポンです。
文房具好きと名乗っておりますが、万年筆を使い始めたのは、比較的最近です。使用歴は4年くらい。使えば使うほど、万年筆の奥の深さに感動しています。
万年筆というのは個性が強いペンですよね。書き味がそれぞれに違うペンなんて、万年筆くらいでしょう。
今回は私の大好きな、ファーバーカステル Faber-Castell のアンビションシリーズから、「梨の木(ペアウッド)」についてお話しします。

 

ファーバーカステル万年筆【梨の木】

個性的なデザインが魅力!アンビションシリーズ

日本にいた頃は、私は万年筆を使ったことがなく、主にシャープペンを使っていました。フランスに来て困ったのは、スーパーなどにある大半のノートが、シャープペンと相性が悪いことでした。ノートの罫線が多すぎて、シャープペンの文字が見えにくいのです。
仕方がないので、シャープペンの代わりに、ボールペンを使うことに。でもその後、万年筆に切り替えました。万年筆はフランスのノートと相性が良いですからね。
ノートの罫線についてはこちらの記事に書いています。

 

初めて買った万年筆は、ファーバーカステルのLoomという万年筆です。ラミー・サファリと同じくらいの価格帯のものですが、気に入っていて、今も使っています。
ここでやめておけばよかったのですが、万年筆は1本買うと、他のものが試してみたくなる(つまり買いたくなる)。これがエンドレスに続くなんて・・・いやはや怖いものです。そしてデザインが好きすぎてハマったのが、ファーバーカステルのアンビション ambition シリーズです。

 

 
 

素材の良さが目を引くアンビション「梨の木」

「アンビション」は、ファーバーカステルのコレクションの一つ。独特なフォルムを特徴とし、万年筆とボールペン、シャープペンシルの3つのバージョンで展開されています。豊富なラインナップは、ペン軸の違いにより「レジン」、「ロンバス」、「オプアート」などの名前がつけられています。こちらの写真は「梨の木(ペアウッド)」という名前の万年筆です。

 

 

アンビションシリーズの万年筆は、1本の棒のような形をしています。一見、万年筆には見えないところがポイント、思わず意表を突かれます。
「梨の木」という名は、ペン軸の部分が、梨の木で作られていることに由来します。ほんのりと赤みがかった、優しい色合いです。これが梨の木の特徴なんでしょうね。触れると木の素朴な感触があり、手触りがいい万年筆です。
万年筆のキャップと尻軸は真鍮クロムでコーティングしてあります。キラキラと光る、キャップの豪華さが、柄のシンプルさと対照的で、素材の良さを引き立てています。

 

 
 

アンビション「梨の木」の重さは?

アンビションの万年筆は、少し重めの万年筆です。はかりに乗せてラミーサファリと比べてみました。

  • アンビション・梨の木 : 33g
  • ラミー アルスター : 21g
  • ラミー サファリ : 17g

ラミーサファリよりも、アンビションは10g以上も重いですね。ラミーサファリが、軽めの万年筆だとも言えるのですが・・・。手に取ると、ずっしりとした手応えを感じます。
実は、重さをもつのはキャップなんです。キャップを外せば、書いていて重さが気になることはありません。キャップを万年筆の尻軸にはめると、重くなって書きにくさを感じるかもしれません。

 

アンビション「梨の木」のニブはFかEF

アンビションは鉄ペンの万年筆です。鉄ペンの割には値段が高めという気もしますが、ペン先は硬すぎず、なかなか良い書き味です。
日本で購入できるペン先は、EF(極細字)とF(細字)の2種類です。ヨーロッパでは、M(中字)とB(太字)も販売されています。

 

 

よく海外メーカー万年筆のニブ(ペン先)は、日本のものと比べて太いと言われています。個人的な意見ですが、ファーバーカステルに関しては、FやEFはそれほど太くないと思います。確かにラミーなど、EFでもかなり太めに感じるメーカーもあります。

 

 

 

温もり感じるアンビション「梨の木」

プラスチックなどと違って、木軸のペンというのは、何かホッとする温もりを感じます。木軸のペンといえば、思い出すのは鉛筆。小さい頃にしょっちゅう、鉛筆を握っていた懐かしさがあり、私にとって鉛筆は文房具の原点とも言えます。木軸のペンに惹かれるのは、そんな理由からかもしれません。アンビションの「梨の木」は、使っているうちに色が変化していきそうで、その過程を眺めながら書いていくのが楽しみです。

万年筆

Posted by cripon