ファーバーカステル 珍しい!? 梨の木の万年筆

2021-10-07

こんにちは、クリポンです。
文房具好きと名乗っておりますが、万年筆を使い始めたのは、比較的最近です。使用歴は4年くらい。使えば使うほど、その奥深さに感動しています。

万年筆がここまで個性的なペンだとは思いませんでした。書き味がそれぞれに違うペンなんて万年筆くらいなもの。特に初めて試すときにはワクワクします。

今回は私の大好きな、ファーバーカステル Faber-Castell のアンビションシリーズから「梨の木(ペアウッド)」についてお届けします。

個性的なデザインが魅力!ファーバーカステル万年筆【梨の木】

素材の良さが目を引くアンビション「梨の木」

ドイツの文房具ブランド「ファーバーカステル」。「アンビション ambition」は、ファーバーカステルが展開するコレクションの一つです。

その豊富なラインナップは、ペン軸のバリエーションにより「レジン」「ロンバス」「オプアート」などの名前が付けられています。

今回ご紹介するのはこちら、「梨の木(ペアウッド)」と名付けられています。

ファーバーカステル梨の木の万年筆

「梨の木」という名は、ペン軸が梨の木で作られていることに由来します。ほんのりと赤みがかった、優しい色合いです。

これが梨の木の特徴なんでしょうね。触れると木の素朴な感触があり、手触りがいい万年筆です。


アンビションシリーズの万年筆は、1本の棒のような形をしています。一見、万年筆には見えないところがポイント、思わず意表を突かれます。

キャップを閉めたところ

万年筆のキャップと尻軸は真鍮クロムでコーティングしてあります。キラキラと光るキャップの華やかさは、軸の素朴さとコントラストをなし、木の素材の良さを引き立てています。

キャップを外した様子

アンビションシリーズは、梨の木以外の軸も独特なフォルムを特徴としています。それぞれに万年筆、ボールペン、ローラーボール、シャープペンシルの4つの筆記タイプが揃っています。

ペンの重さは?

アンビションの万年筆は、少し重めの万年筆です。はかりに乗せてラミー サファリ、アルスターと比べてみました。

  • アンビション・梨の木 : 33g
  • ラミー アルスター : 21g
  • ラミー サファリ : 17g

ラミー サファリよりも、アンビションは10g以上も重いです。ラミーサファリが、軽めの万年筆だとも言えるのですが・・・。アンビションは手に取ると、ずっしりとした手応えを感じます。

実は、重さをもつのはキャップなんです。キャップを外せば、書いていて重さが気になることはありません。

アンビションで書くときは、キャップを完全に外してしまうのがおすすめです。キャップを万年筆の尻軸にはめると、後方が重くなり書きにくさを感じるかもしれません。

ニブはFかEF

アンビションは鉄ペンの万年筆です。鉄ペンの割には値段が高めという気もしますが、ペン先は硬すぎず、なかなか良い書き味です。

日本で購入できるペン先は、EF(極細字)とF(細字)の2種類です。ヨーロッパでは、M(中字)とB(太字)も販売されています。

ペン先とキャップのアップ写真

よく海外メーカー万年筆のニブ(ペン先)は、日本のものと比べて太いと言われています。個人的な意見ですが、ファーバーカステルに関しては、FやEFはそれほど太くないと思います。確かにラミーなど、EFでもかなり太めに感じるメーカーもあります。

万年筆を使うようになった理由

日本にいた頃は、私は万年筆を使ったことがありませんでした。主にシャープペンを使っていました。
フランスに来て困ったのは、スーパーなどにある大半のノートが、シャープペンと相性が悪いことでした。ノートの罫線が多すぎて、シャープペンの文字が見えにくいのです。

仕方がないので、シャープペンの代わりに、ボールペンを使うことに。でもその後、万年筆に切り替えました。万年筆はフランスのノートと相性が良いですからね。

ノートの罫線についてはこちらの記事に書いています。

初めて買った万年筆は、ファーバーカステルのLoomという万年筆です。ラミー・サファリと同じくらいの価格帯のものですが、気に入っていて、今も使っています。

ここでやめておけばよかったのですが、万年筆は1本買うと、他のものが試してみたくなる(つまり買いたくなる)。これがエンドレスに続くなんて…いやはや怖いものです。そしてデザインが好きすぎてハマったのが、ファーバーカステルのアンビション ambition シリーズです。

いろいろと紹介していますので、よろしければのぞいてみてくださいね。

温もり感じるアンビション「梨の木」

プラスチックなどと違って、木軸のペンというのは、何かホッとする温もりを感じます。木軸のペンといえば、思い出すのは鉛筆。小さい頃にしょっちゅう鉛筆を握っていた懐かしさがあり、私にとって鉛筆は文房具の原点とも言えます。木軸のペンに惹かれるのは、そんな理由からかもしれません。アンビションの梨の木は、使っているうちに色が変化していきそうで、その過程を眺めながら書いていくのが楽しみです。

万年筆

Posted by cripon