【ファブリアーノ ノート】知れば気になる!?イタリア文房具
こんにちは、クリポンです。
普段からノートをよく使うこともあり、色々なノートを試しています。ここ数年愛用しているノートの一つは、ファブリアーノです。
紙質が良く、万年筆などどんなペンでも気持ちよく書ける。しかも持っているだけで元気をもらえるような、明るい色のノートカバーが素敵です。
イタリアの文房具メーカー「ファブリアーノ Fabriano」とは?ファブリアーノのノートの魅力についてお伝えします。
「FABRIANO」イタリアのノートに一目惚れ!
製紙業はなんと13世紀から!「ファブリアーノ」
「ファブリアーノ Fabriano」は、イタリアに拠点を置く老舗の製紙会社です。

ファブリアーノとは、イタリアのマルケ州アンコーナ県にある都市の名前です。ファブリアーノの町では1264年に紙の製造が始められ、以来、盛んに製紙が行われてきました。
かの有名なイタリアの芸術家ミケランジェロも、ファブリアーノの紙を愛用していたのだとか。

その後18世紀後半に起こった産業革命に伴い、ファブリアーノの町でも工業化が進んでいきました。19世紀には一つの会社となり、一流ブランドとしての名を知らしめるまでに成長したのです。
近年では高度な製紙技術からユーロ紙幣の製造を手がけるなど、今や世界中の人に愛され信頼されるブランドとして知られています。
2000年には、文房具や革製品などを扱うブランド「ファブリアーノ ブティック Fabriano Boutique」を立ち上げています。日本では2018年より販売が始まりました。
ファブリアーノのノート「エコクア」
数多くのファブリアーノの製品がある中、今回私がご紹介するのは「エコクア EcoQua」と呼ばれるノートです。

エコクアはその名前からも分かるように、環境に配慮することをコンセプトに作られた製品です。
ファブリアーノのノートは、紙の良さはもちろんのこと、イタリアらしいデザインと色使いが魅力的。エコクアのノートは、カラフルな表紙が目を引きます。こういうのって、色違いで欲しくなってしまいますよね。
紙の重さ(坪量)は85g/m2と丈夫な紙が使用されています。
坪量についてはこちらにまとめています :
万年筆でも他のペンでも、裏抜けを気にすることなく思いっきり書けます。しかも発色が綺麗です。インクに関する私の記事は、ファブリアーノのエコクアを使用することが多いです。


「エコクア ノート」のサイズ&種類は?
エコクアには様々な種類のノートが揃っています。サイズはA6、A5、A4があり、中身は方眼、罫線、無地など、用途に合わせて選べます。
私はエコクアが大好きで、いつもA5サイズのノートを買っています。使うのはだいたい以下の3種類です。
エコクア ノート
紙の枚数が40枚(つまり80ページ)の薄めのノートです。ホチキス留めで色は8色あります。私はファブリアーノについては、自由にあれこれと書ける無地ノートを使うことが多いです。


エコクア スパイラル
こちらは紙の枚数が70枚(140ページ)と厚めです。色は8色です。リングノートで必ずしも作りが丈夫とは言えないのですが、ファブリアーノでは私が一番使っているノートです。
勉強ノートとしており、要点をこのノートに書き溜めています。色が綺麗で持ち歩くのが楽しいんですよね。


エコクア ドットノート
ノートだと思って買ったらメモ帳でした。ページをめくると1枚1枚とはがれていってしまいます。ノートだったら良かったのですが。
紙質がとても良いので(良すぎるので)、単なるメモ帳にするのはもったいなくて・・・特別な時?に使っています。


ファブリアーノはどこで買えるの?店舗情報!
日本ではどこで買える?
すでにファブリアーノが気になりだした方・・・どこでファブリアーノ製品が買えるのか知りたくなりますよね。通販サイトで、または直接お店で購入するかのどちらかになります。ファブリアーノはイタリアのメーカーということもあり、日本で購入すると値段が高めです。
ファブリアーノの文房具が置いてあるのは、デパートや大手文房具屋です。必ずしもあるとは限りませんが…。ノートについては、画材屋に置いてある場合もあります。興味のある方は問い合わせてみてくださいね。

海外で購入するのがいいかも?
もし今後ヨーロッパに行く機会があれば、その時に購入するのも一つでしょう。イタリアで買うのが一番安いと思います。
イタリアのファブリアーノ・オンラインショップをのぞいてみましたが、やはり安く買えますね。イタリア以外の国、フランスなどのヨーロッパ諸国では少し値段が上がります。
「ファブリアーノ」フランスでは?
フランスでも、ファブリアーノに関しては日本と同じような状況です。文房具はデパートに置いてあり(全ての店ではないです)、ノートは画材屋に置いてあることも。ファブリアーノ製品をスーパーで見かけることはまずないと思います。
私は画材屋で、1年に1〜2度あるファブリアーノのセールでノートを大量買いしています。
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手に入れにくいのが残念かも…ファブリアーノの文房具
日本で、多分フランスでも、よく知られているファブリアーノ製品は画材用紙でしょう。ファブリアーノの画材用紙といえば、高級紙としての代名詞のようなものです。
一方、文房具類を扱う「ファブリアーノ ブティック」の製品は、画材用紙に比べるとまだ認識度が低いように思います。日本でもフランスでもなかなかお目にかかることができず、デパートのような大規模店でないと置いていない。それも限られたデパートのみです。とても良い製品なのでもっと身近に触れられるようになるといいですね。