ステッドラー「トリプラス ファインライナー」鮮やか!水性ペン
こんにちは、クリポンです。
カラーペンの色の種類、ここ最近どんどん増えていますね。基本的な色だけでなくパステルカラーやメタリックカラー、日本の伝統色を取り入れたものなど、どこまで展開していくのだろう…というくらい、様々な新商品が出てきています。
何十色ものカラーペンセットがあれば、塗り絵やイラストを書くときなどに重宝します。また少ない本数よりも、多色セットで買った方がお得なこともあり、セット商品の人気は高いです。
今回は多色揃いの細字ペン、ステッドラーの「トリプラス ファインライナー」42本セットをご紹介します。
多色揃いの細字ペン「STAEDTLER triplus fineliner」
60色セットも! 何かと便利なファインライナー
ステッドラーのカラーペン「トリプラス ファインライナー」42色セットです。
「トリプラス」はステッドラーが展開するカラーペンシリーズの一つ。水性・油性ペン、ボールペン、蛍光ペンがあります。ペン先の太さや色の種類は好みに合わせて選べます。
写真のトリプラス ファインライナーは、線幅0.3mm。トリプラスの中では最も細いです。
42色セットと色数多めですが、他にもまだ色があるんですよ。トリプラス ファインライナーは最高60色まで揃っています。
ステッドラーとは
ステッドラーはドイツの文房具メーカーです。設立されたのは1835年、はるか昔の19世紀にさかのぼります。鉛筆の生産から始まったステッドラーですが、現在は筆記具と画材を中心に、子供向けからプロ仕様のものまで幅広く展開しています。
画材の一つであるカラーペンには幅広いラインナップがあります。ステッドラーのサインペンやフェルトペン、ボールペンなど、ヨーロッパでは子供から大人まで人気があります。
発色よし! トリプラス ファインライナー42色
トリプラス ファインライナーにはそれぞれ色番号と色名があります。ペン軸には色番号のみ表示されています。
このようにペン軸の端に、目立たないように控えめに書かれています。
トリプラス ファインライナーは鮮やかな色が揃っています。順番に42色を見ていきましょう。
黄・オレンジ系の色
どの色にも「no. 334」と番号がありますが、トリプラス ファインライナー0.3mmの品番です。
ネオンカラー
ネオンカラーのみ、ペン軸に「neon」と書かれています。
赤・むらさき系の色
緑系の色
青系の色
茶・グレー・黒系の色
「トリプラス ファインライナー」の色見本
42色でカラーチャートを作ってみました。
淡い色から濃い色まで揃っており、どの色も綺麗で発色が良いです。色々な組み合わせで、手帳やノートにラインを引き、色付けするのは楽しいですよ。
この42色セットの特徴として、ネオンカラーが6色入っています。その分、茶・グレー系の色が少なめです。
例えば「トリプラス ファインライナー」42色セットに似たペンに、「スタビロ ポイント88」40色セットがあります。スタビロ40色の方はネオンカラーが含まれておらず、茶・グレー系がもっと多いです。
スタビロ ポイント88について、こちらに書いています。
メタルな雰囲気がかっこいい!
軸の色はグレーで、メタリックな雰囲気を醸し出しています。軸は細身の3角形。シンプルなデザインです。
海外のペン軸は、3角形や6角形が多いように思います。個人的には3角形の方が好きです。手にしっくりと収まるからです。でも6角形の方が良いという人もおり、これは好みの問題ですね。
キャップはクリップ付き。特筆すべきは、インクにドライセーフ(dry safe)の技術が施されていることでしょう。2日間キャップを閉めなくても、ペン先が乾くことなく書けるそうです。
ペン先の太さは0.3mm
トリプラス ファインライナーは細字の0.3mm。でもインクの出が良いこともあり、もう少し太さがあるような…。個体差がありますが、だいたい0.4〜0.5mmくらい、0.3mmより気持ち太めかなという感じです。
スタビロ ポイント88(0.4mm)と比べてみました。実は0.3mmのトリプラス ファインライナーと、それほど太さの違いを感じません。紙にもよりますが、やはり水性ペンはインクの出が良いと、線が太くなる傾向がありますね。
私の感想ですが、トリプラス ファインライナーとスタビロ ポイント88は、太さに関してそれほど違いがないように思います。
ペンのキャップが開けにくい!?
購入したばかりのトリプラス ファインライナーは、キャップが硬く閉じていて、開けにくいことがあります。キャップを引っ張っても、なかなか外れないんです。
最初はそんなこともありますが安心してください。素材はプラスチックなので、しばらく使っているうちに緩んで、簡単に外れるようになってきます。
こちらの記事もどうぞ:
ぺんてる筆タッチサインペン
スタビロポイント88
ロットリング ライナー 0.4mm
似ているステッドラー0.3mmとスタビロ0.4mm
ステッドラーのファインライナーとスタビロ ポイント88はよく似た水性サインペンです。どちらを買おうかと、迷う方もいらっしゃるでしょう。
私はステッドラー42色、スタビロ40色とほぼ同じ色数を持っています。似た色もありますがそれぞれ違う色を含んでいます。ステッドラーはネオンカラーを含んでいる分、スタビロの方が茶色やグレーなどの色のバリエーションが少し広がります。
日本で購入する場合、スタビロは最高25色セットまでしか扱っていないお店がほとんどです。その点ステッドラーは比較的簡単に60色セットが手に入ります。細字ペンの多色セット(26本以上)をお望みの場合は、ステッドラーの方が買いやすいですね。
ところで、ステッドラーのファインライナーとスタビロ ポイント88は、よく似ていると何回も申しておりますが、実は書き味が微妙に違います。ほんのわずかな感覚的な違いですが、私の好みはステッドラーです。まあでも書き味の好みは人それぞれなので、どちらがおすすめとは言い難いところ。どちらも気に入ってますよ。