パステル蛍光ペン Faber-Castell「テキストライナー」でノート映え!
こんにちは、クリポンです。
ファッションの流行と同様に、文房具における流行というのがあります。ここ数年流行っているのが、パステル色のペンです。バレットジャーナル人気に伴って、パステル系ペンの需要が増えています。各メーカーからパステル色の蛍光ペンや水性ペンなどが続々と出ています。
今回は日本ではまだあまり知られていない!?ファーバーカステルのパステル蛍光ペン「テキストライナー Textliner 46」をご紹介します。
色に惹かれる! ファーバーカステルのパステル色「テキストライナー 46」
世界で人気! パステルカラーのペン
子供から大人まで、大人気のパステルカラーのペン。日本・海外を問わず、文房具売り場でパステル系のペンをよく見かけます。
元気いっぱいな原色系も良いですが、時にはパステル系の優しく甘い色で、疲れた心を癒したい…そんな気持ちになるんですよね。
そんなわけで私はパステルカラー大好きで、あれこれと見たり(そして買ったり…)しています。お気に入りの一つは、ドイツ・ファーバーカステルのパステル蛍光ペンです。
「テキストライナー 46」と呼ばれるペンです。ファーバーカステルでは「テキストライナー」と名のつく蛍光ペンのコレクションがあります。パステル色は番号「46」であり、蛍光色では異なり「テキストライナー 48」になります。
下の写真はパステルカラー8本セットで、透明プラスチックケース入りです。色の並びが綺麗で、見た目の愛らしさにテンションが上がります。私はこういうカラフルさに弱いんです。心を奪われてしまいますね。
「テキストライナー」の色見本
8本のパステルカラー蛍光ペンの色見本として、ノートに書いたのがこちらです。
写真の一番上は「ヴァニラ」という名前の色。確かに黄色というよりクリーム色で、とても淡い色調です。
他の7色にも色を連想させるような名前が付いています。それぞれ薄すぎず濃すぎず、という色合いです。
この8本セットには、寒暖色がバランスよく含まれています。それぞれ発色が良く、どんな組み合わせで色を並べても、綺麗に見せてくれるのがポイントです。
使い勝手が良く、手帳やノートに映える色で、いろいろと描きたくなるペンです。
引ける線の太さは3種類
海外の蛍光ペンは、大きめサイズのものをよく見かけます。ファーバーカステルのテキストライナーも、スタビロのような長方形の箱型で、少々大きめです。
全長は11.4cmあります。スタビロ・ボス・オリジナル(全長10.5cm)よりも長いです。
ペン先は太く、最大5mmの線が引けます。ファーバーカステルの蛍光ペンは、ペン先の形に工夫がほどこされています。角の使い方によって、2mm線、1mm線も引けます。
パッケージの裏に説明があります。
紙の裏抜け具合をチェック!
一般に蛍光ペンは裏抜けしやすいペンです。特にインクの出が増えるのは書き始めと書き終わり。線を引いた時、最初と最後の部分で裏抜けしやすくなります。
前回のスタビロの記事同様に、裏抜けのテストをしてみました。使用ノートは無印良品、ごく一般的な紙質のノートです。
果物とその果物が実る木の名前を、フランス語で書き出してみました。例えばオレンジ(orange)の木はorangerというようにです。
その後、文字の上をテキストライナー8色で線を引いてみました。
ページをめくって、裏抜けの具合を見てみます。
クリーム色(ヴァニラ)のような淡い色は裏抜けしにくいようです。でも青や紫のような濃いめの色は、少し裏抜けしています。スタビロよりファーバーカステルの方が、心持ち、裏抜けしにくいように思います。
まあ勉強ノートであれば、この程度なら私は許容範囲です。でも手帳やプライベートノートなど、裏抜けさせたくない場合もありますよね。
紙は坪量が低いほどインクが裏抜けしやすくなるので、坪量が80g/m2(グラム毎平方メートル)以上の手帳やノートを選ぶと良いかもしれませんね。
坪量についてはこちらで解説しています :
ラメ入り!ファーバーカステルの蛍光ペンについて書いています。
スタビロ蛍光ペンについてはこちらをどうぞ :
50周年記念!スタビロボス23色セット
スタビロボス パステルカラー
マイルドライナーはこちら:
悩ましい…紙の裏抜け問題
ファーバーカステルのテキストライナー・パステルは、明るく楽しい色です。ペン軸とキャップの色もオシャレで、見た目はまるで可愛いおもちゃのよう。私のお気に入りです。
パステル系のペンが好きで、ファーバーカステル以外のものも色々なノートで使っています。蛍光ペンの裏抜けに関して、先ほど坪量80g/m2以上が良いと書きましたが、実際には80g/m2でも裏抜けするかしないか、微妙なところです。ゆっくり線を引けば、それだけインクが出やすく裏抜けしやすくなるし、蛍光ペンのメーカーによっても変わります。
個人的には85g/m2の紙で、ようやく裏抜けしづらくなる印象があります。水性ペンや万年筆にも言えることですが、裏抜けの問題ってほんと悩ましいですね。