揃えたい!【マイルドライナー】蛍光ペン 全35色はどんな色?
こんにちは、クリポンです。
カラーペン沼とでも言いましょうか。世の中、素敵なペンがありすぎて、一度ハマると際限なく突っ走っていってしまいます(私のことです)。
マイルドライナーは以前から欲しかったペンです。遅ればせながらフランスで購入しました。なぜこれほどマイルドライナーが人気なのか、使ってみて納得です。
今や世界で人気の蛍光ペン、文房具好きな外国人が必ず話題にする!? ゼブラ「マイルドライナー MILDLINER」をレビューします。
海外でも大人気!「マイルドライナー」の秘密を探る!
2009年登場、常に人気の蛍光ペン
発売以来、順調に売れ行きを伸ばしている「マイルドライナー」。日本の文房具メーカー「ゼブラ ZEBRA」が2009年に発売したラインマーカーです。
当初は15色のみの販売でした。「和みマイルド色」「渋マイルド色」「ほんのり蛍光色」の15色です。
2018年に10色(「晴れやかマイルド色」と「親しみマイルド色」)、さらに2022年に10色(「やさしさマイルド色」「ナチュラルマイルド色」)が加わり、現在は全35色が揃っています。
言い得て妙! 5色セットのネーミング
マイルドライナーはバラ売りされるほか、5本1セットとして販売されています。これらのセットにはそれぞれ、色を連想させるような名前が付けられています。
例えば下の写真は「晴れやかマイルド色」です。
他にも「和みマイルド色」「渋マイルド色」「親しみマイルド色」「ほんのり蛍光色」「やさしさマイルド色」「ナチュラルマイルド色」と、分かりやすい名前が付いています。
どのセットを取っても、色のつりあいが取れた5本組であるのがポイント。5本もあれば、手帳やノートで色を加えるのにちょうど良い、使いやすいセット商品です。
マイルドライナーの色の種類は?
マイルドライナーはそれぞれが個性を持った素敵な色ばかりです。今流行りのパステル色を中心に、蛍光色も含まれています。以下35色をみていきます。
晴れやかマイルド色
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タイトル通り、鮮やかで明るい色です。この5色を使えば気持ちもパッと明るくなりそう。
渋マイルド色
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トーンを落とした暗めの色です。グレーのパステル色が入っているのが嬉しいですね。一見目立たないグレーですが、実は使い道がたくさん。あれこれと応用できる色です。
和みマイルド色
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和み系の暖かい色です。和みというか…「渋マイルド色」に勝るとも劣るとも言えない渋さもあります。
親しみマイルド色
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アプリコットとコーラルピンクはネオンカラー(蛍光色)とも言えるでしょう。
ほんのり蛍光色
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一般の蛍光ペンに比べ、発色がかなり薄いです。ノートのマーキングはさりげない色の方がいい、そんなときにぴったり。でもこの薄さは、好みが分かれそうです。
ナチュラルマイルド色
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落ち着いたトーンで、強調しすぎないのが嬉しい!手帳を彩るのに手放せなくなります。
ただほんのり蛍光色、やさしさマイルド色と共に発色薄めで、マーキングではっきり強調したい場合には物足りなさを感じるかもしれません。中でもマイルドクリーム色はとても淡い色でマーキングには向かず、顔や手足の色にするなどイラスト向きと言えるでしょう。
やさしさマイルド色
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ほんのり蛍光色のパステル版といったところでしょうか。先述したナチュラルマイルド色と同様に、淡い色だからこその色々な使い方ができそうです。タイトルどおり、ノートや手帳が優しい雰囲気でまとまります。
35色の色見本
35色を表にしてみました。これだけの色が揃っていると、勉強やノート書きが楽しくなりますね。
個人的には、海外メーカーのペンでは見かけない色もあり満足しています。使い道がたくさんありそうです。
こうやって全色を見ると、特にやさしさマイルドとナチュラルマイルドは発色が控えめであるのが分かります。強めの色でマーキングを強調したい場合など、用途によって使う色を選んだほうがよさそうです。
便利に使える2種類のペン先
マイルドライナーは両端がペン先となっており、平形/中字の2種類あります。
平形のペン先
一般の蛍光ペン同様、平べったい形のペン先。4mm幅の線が引けます。
中字のペン先
普通に書けば約1mm幅の線、ペンを浮かせて書けばもっと細い線が書けます。文字を書いたりイラストの色を塗ったりするのに、何かと便利です。
マイルドライナーの裏抜け事情は?
モレスキンで使えるマイルドライナー
蛍光ペンを使うときに、気になるのが裏抜けするかどうかでしょう。そもそも蛍光ペンは超太字で裏抜けしやすいペンです。でもせっかくマイルドライナーがあるのならば、普段使いのノートや手帳で最大に活用したいですよね。
例えばモレスキン。裏抜けがすごいことで有名な!?このノートで試してみました。その結果マイルドライナーのこちらの色ならば、それほど気にせずに使えます。
ナチュラルマイルド、やさしさマイルド、ほんのり蛍光色の3つのセットは色が薄めということもあってか、裏抜けしにくいです。
紙の裏側はこのような感じ。
ペンを離す瞬間にインク溜まりができて、その部分がちょこっと裏に滲みます。とはいえ個人的には許容できる範囲です。モレスキンのノートや手帳でぜひこれらの色を使ってみてくださいね。
参考書で裏抜け少なめマイルドライナーは?
蛍光ペンをよく使う参考書、しばしば薄い紙が使われていて、蛍光ペンの裏抜けに悩まされます。実際に家にあった参考書の、何も印刷されていない部分で、マイルドライナーを試してみました。
まずはこの5つのセットです。
ほんのり蛍光色以外の強い発色ものは裏抜けしやすく、しかもよく透けて見えます。(紙を裏返すと左右逆になります。)
裏抜けを避けたいのならば、マイルドライナーではこの3つでしょうか。
色によりますが薄い紙の参考書ではやはり裏に抜けやすいですね。
ほんのり蛍光色(左右逆になるため一番右)がより裏抜けしています。やさしさ・ナチュラルマイルド色程度の滲みならまあいいか、といったところでしょうか。
ただ参考書に使うには発色が弱く、もう少し強い色が欲しいと思うのが悩ましいところです。
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海外でも大人気!マイルドライナー
近年、日本や海外ではカラーペンが人気です。その発端とも言えるのが、アメリカ発のノート術「バレットジャーナル」。色使いを工夫しながら、華やかでおしゃれなノートを作るのが今流と言えます。バレットジャーナルを始める人が増えており、それに伴ってカラーペンの需要も増えているようです。
カラーペンは様々なメーカーから販売されていて、それぞれに良いところがあります。ゼブラのマイルドライナーは海外でも好評で、売れ行きも順調なのだそう。確かに、海外の文房具関連のサイトやユーチューブを見ると、マイルドライナーを紹介している人が多いことに驚きます。
私はフランスに住んでいますが、マイルドライナー人気を感じますよ。数あるカラーペンの中でも、マイルドライナーの色は個性的なんですよね。色々なペンを持っていても、マイルドライナーは外せない!海外での人気の秘密はマイルドライナーの色の良さでしょうね。