雰囲気変わった!?「ラミー スイフト」ネオンオレンジ色で圧倒的な存在感
こんにちは、クリポンです。
気に入った筆記具を色違いで買ってしまうことはありませんか。同じものが2つあってもなあ…と頭の片隅で思いつつ、私もたまにやります。でもお気に入りであるからこそ、気分によって色の違う軸を使い分けたい、なんて言い訳しています。
例えばラミーは、モデルにもよりますが軸色の種類が豊富です。サファリなどつい2〜3本欲しくなるというのは、多くの方が経験済みではないでしょうか。
今回はこれで2本目!ラミー「スイフト」、純正以外のリフィルに換えてみた話も含めてお届けします。
LAMY swiftで遊んでみたい! 互換性のあるリフィルを試してみた
人気のローラーボール「スイフト」
ラミーのローラーボールペン「スイフト」です。
1990年に発表されて以来、ラミーの中でも人気を誇るペンの一つです。
スイフト好きは多く、数本持ちの方も多いのではないでしょうか。1本のみにしておこうと思っていたのが、私も見た目の特異さというか可愛さにもやられ、2本目となりました。
スイフトは不思議なペンで、必ずしも握り心地がすごく良いというわけではないのですが手に取りたくなる。使って楽しいスイフトがいいと思わせてくれる魅力があります。
仕掛けに驚くクリップ
スイフトは全体のシルエットが個性的で、それだけで目を惹きます。でもやはり注目するのは動くクリップ。ノックするたびにクリップが軸に引っ込みまた飛び出るという、仕掛けの巧妙さに驚きます。
ペン先が収納されている時ののクリップ。
ノックして筆記できる状態にすると、完全に軸に埋もれてしまいます。
この仕掛けがあると、胸元のポケットにクリップで挟んでいるときには、絶対にペン先が飛び出しません。そんな配慮もあるようです。
クリップが動くのが面白くて、初めて購入した時はかちゃかちゃと何回もノックしたくなったものです。
他の軸色です :
意外だった!ネオンオレンジ
ラミーでは既存のモデルにおいて、しばしばカラーバリエーションが展開されます。このネオンオレンジ軸は2023年の限定色として6月に登場したものです。
スイフトはこれまでダーク系など落ち着いた軸色ばかりでした。それが突然ネオン色の登場とは、意表を突かれた思いです。
これまでのスイフトの清楚なイメージから外れるような!?、なんとも派手な色にびっくりしました。
このネオンオレンジは、ラミーのピコのレザーオレンジとほぼ同じ色です。
個人的にはオレンジのピコがお気に入りで、同色のスイフトが出たとあって嬉しくてテンションが上がりました。
ただやはり個性的な色であり、どのくらいの人がこの色をいいと思うのか、好みが分かれそうな気がします。状況により人前では使いにくいということもあるかもしれません。
こういった蛍光色の軸は日本よりも海外での方がウケが良いように思います。実際こういう色が登場するのは海外メーカーに多いですね。
ピコについて書いています :
スイフトと互換性のあるリフィルを試してみた!
スイフトのネオンオレンジを含め、私が持つラミーのローラーボールは3本になりました(2本スイフト、1本はティポ)。それぞれ青・黒・緑色の純正リフィルM66を使っています。
M66は使いやすいのですが、他メーカーのものも使えたら…と以前より思っていました。というのも青黒赤緑の色は油性ボールペンでいつも使っており、できればそれ以外の色で楽しみたいという理由からです。
油性ボールペンはもともと色の選択肢が少ないので、色を変えてあれこれと楽しむのなら水性ボールペンのリフィルに限ります。
そんなわけで、スイフトを使って互換性があると巷で言われている!?リフィルを試してみることにしました。
G-2ペンのリフィル
日本ではスイフトに使えるリフィルとしてよく言われるのは、パイロットのジュースアップです。ただ私の住むフランスではジュースアップは販売されておらず手に入れにくいという事情があります。
そこで違うものを試してみることに。海外ではスイフトに使えるリフィルとして、同じくパイロットのG-2ペンが話題に上ります。こちらです。
G-2は以前日本で販売されていたものの廃番となり、現在は海外中心に展開されています。
たくさんのカラーバリエーションがある中、私が持っているのはメタリックカラー5本です。実はこのメタリックカラー、0.7mmと太めなのにもかかわらずモレスキンで全く裏抜けせず、重宝しているペンです。
モレスキンで裏抜けなしで使えるというと、気になる方もいらっしゃるかもしれません。その場合日本でG-2は手に入りにくいので、多分同じインクが使用されているジュースアップのメタリック(多分パステルも可能)を試されるのが良いと思います。メタリック以外の色が裏抜けするかどうかは、試していないので分からないです。
互換性があるリフィルの寸法は?
スイフトでそのまま簡単に使えるリフィルは、ジュースアップかG-2あたりだと思います。
互換性があるかどうかは、リフィルの寸法と形が重要になります。まず寸法ですが、純正リフィルM66、ジュースアップ、G-2の3つを比べてみました。
メーカーが発表している直径x長さはこのようになります。
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微妙に違いはあるけれどほぼ同じとも言えます。これが切ったりせずに使える理由です。
G-2の装着は簡単、でも使い心地は?
ただ互換性についてはリフィルの形も重要で、ノックの操作に違いがでます。
形が影響するというのは、M66よりも長いジュースアップはそのまま使え、M66より短いG-2は後部のフタを取ってさらに短くしないと使えないことからもわかります。G-2はフタ付きだとノックしても反応なしに戻ってしまいます。
長さはともかく、形を変えるのは難しいのですけれどね。
とりあえずやってみます。G-2のフタを外したところです。
G-2はフタを外せばそのまま使えますが、ノックしてもそのまま戻ってしまうことがしばしば起こります。テープを貼るなどして先の方をちょっと太くすると、引っかかりが良くなるように思います。私は糸を巻いてみました。
ただでさえM66よりも短いG-2、フタも外しているので、ペン先が短めになります。
芯の部分が短いけれど、書いてみるとそれほど気にはなりません。ただノックの感触など、純正リフィルほどの心地良さはないです。しかしスイフトで青黒赤緑以外の色が使える喜びはあります。このまましばらくG-2を使ってみます。
ちなみにG-2はティポならばフタを外さずにそのまま使えます。違和感もほとんどなく、ティポとの方が相性が良いです。
他の軸色です :
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好きなペン軸で好きな色が使えれば…
持っているボールペンやローラーボールの数が増えると、同時に青や黒のリフィルも増えていきます。よく使う色ではありますが、できれば他の色も使いたい。万年筆ならコンバーターを使って好きな色を入れられますが、ボールペンやローラーボールはそうもいきません。だからと言ってカラー水性ペンを買うのではなく、好きな軸でもっと使える色の種類が増えればいいのにといつも思います。スイフトで一応他メーカーのリフィルが使えますが、やはり使用感は劣ります。この辺りがちょっと悩ましいです。