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シンプルの極み「LAMY イコン」ボールペン&シャープペン

2022-03-03

こんにちは、クリポンです。
一般に商品とは変化していくもので、新しいモデルが次々に登場するのに対し、市場から消え去っていくものがあります。文房具も例外ではありません。

製造終了の理由はもともと生産本数が決まっていた、売れ行きが良くなかったなどいろいろです。惜しまれながら廃番となっていくものもありますよね。

今回は残念ながら廃番が決定し、そろそろ購入のラストチャンス!?ラミーの「イコン econ」をご紹介します。


ラミー「イコン Econ」備忘録、惜しまれつつも消えゆくモデル

かっこいいのにリーズナブルな筆記具

ドイツの文房具メーカー、ラミーが販売する「イコン」。シャープペンとボールペンです。

ラミーイコンのボールペンとシャープペン3

イコンには、数種類の軸のバリエーションがあります。私が持っているのはステンレス軸のイコンです。他にはヘアライン軸、かつてはイエローやホワイトの軸なんかもありました。

イコンの発売開始は2011年と、今から10年ほど前になります。「リーズナブルでありながら個性が光る筆記具」をコンセプトに作られました。中にはイコンの販売価格を見て「どこがリーズナブルなの!?」と思う方もいるかもしれません。

イコンは製造終了モデルなので値段が上がってきています。しかも海外製なので日本で購入すると高くなります。私の住むフランスでも、イコンは以前より値段が上がっています。

しかしドイツ・ラミーの公式サイトで販売されている値段は16ユーロ。日本円で二千円ちょっとです(ついこの間までは二千円以下でした)。比較のために挙げておくと、公式サイトにおいてサファリ・ボールペンは9.9〜11.5ユーロ、アルスター・ボールペンは16.9〜19ユーロです。ラミーにおいてイコンは低価格帯にあたり、確かに値段を抑えて作られたモデルであることが分かります。

残りわずか?廃番のイコン

冒頭でも述べたように、イコンは廃番が決定しています。とは言え、現在もわずかですが販売されています。シャープペンは売り切れのようで、購入できるとすればボールペンのみのようです。

フランスでも、イコンのシャープペンはもうないですね。ボールペンについては、オンラインショップなんかで売られているのをちらほらと見かけます。廃番は仕方がないのですが、以前はあんなによく見かけたのに、と思うとちょっと寂しいですね。

大人かっこいい、クールさが漂うデザイン

ラミー筆記具の中でも、ひときわシンプルなデザインのイコン。全金属製で細身の軸は、その姿といい色といい、クールな雰囲気が漂います。

ラミーイコンのボールペンとシャープペン

写真では光の当たり具合で軸色がグレーに見えていますが、実際はシルバーです。

クリップにはお馴染みのラミーのロゴが見えます。

クリップに刻まれたロゴ

マットな軸に対し、クリップと軸の両端に、鏡のように反射し光る金属が使われています。質感の違いをうまくデザインに持ってくるところがラミーらしいです。

特徴的なクリップ

ラミーの筆記具は、クリップに個性を持つものが多いです。イコンの場合は一枚の金属板を、カクカクっと折って巻いていった形のクリップ。ほんとうに独特、このようなものは見たことがないです。

クリップの写真を色々な角度から2
クリップの写真を色々な角度から3
クリップの写真を色々な角度から4

右がシャープペン、左がボールペンです。

 ペンの後部の様子

外見からは、この2つにあまり違いが見られません。シャープペンを手に取ったつもりがボールペンだった、逆もまた然り、なんてことがよくあります。

ペン先まで完全金属製

ペン先の部分です。ラミーの筆記具は、軸は金属だけれど、ペン先にプラスチックが使われているものがあります。個人的にペン先だけプラスチックというのが好みではなく、イコンのような完全金属製の方が好きです。

シャーペンとボールペンのペン先の様子

グリップ部分には3本の縦線が入っています。正しくペンを持つための誘導の線とのこと。なんだかロケットみたいで!?可愛いです。

グリップ部の線を別アングルから
グリップ部分に入っている3本の縦線

重さあり、しかも感触は硬め

ボールペンの重さは24g、シャープペンの重さは23gです。確かに、手に取るとずっしりと重みを感じます。

握り具合はごく普通と言ったらよいでしょうか。金属製ストレート軸ということで、グリップの感触は硬いです。重さと硬めの感触さえ気にならなければ、おすすめできるペンだと思います。

ボールペンの替芯はラミーM16

2つの筆記具を分解してみました。シャープペンは消しゴム付きです。小さい消しゴムなので日常用というより、手元に消しゴムがないときの非常用というところでしょうか。

ボールペンとシャープペンを分解した様子

ボールペンについてですが、ラミーではモデルによって芯の形が異なります。イコンに使用されているのはラミーの品番「M16」。これはサファリやアルスター、ロゴ(単色)などのボールペンと同じ芯です。

ラミーの他の筆記具についても書いています!

イコンは残りわずか、ラストチャンス!

イコンは価格を抑えて作られた筆記具ということもあり、見た目の高級感はそれほどないと言えます。とはいえ安っぽさは全くないですよ。当初の設定価格のように2000円前後で購入できるのであれば、イコンは絶対おすすめ!と推したいところでした。でも現在のように製造終了で価格が上がってくると、同じ値段なら他のモデルの方が良いのではと個人的に思います。ただイコンに興味があるのであれば、今が新品を手に入れられるラストチャンス。あとは海外であれば、もう少しの期間在庫があるかなという感じです。

ボールペン

Posted by cripon