フランス語でカンタン自己紹介「私は〇〇です」

こんにちは、クリポンです。
「私は〇〇です」というフレーズは、基本的な会話表現です。自己紹介をするときなどによく使われます。

これからフランス語を始めよう!という方は、この表現から勉強してみましょう。「私は〜」の他に、「あなたは〜」「彼は〜」と活用していけば、会話の幅が広がっていきます。

今回は「私は〇〇です」の表現、そして文法は人称代名詞と動詞êtreの活用についてみていきます。


基本のフレーズ「私は〇〇です」人称代名詞と動詞êtreの活用

今日のワンフレーズ

ー私は日本人ですー

Je suis Japonais.(男性が話す場合)
ジュ スイ ジャポネ
Je suis Japonaise.(女性が話す場合)
ジュ スイ ジャポネーズ
単語je : 私は(代名詞)
suis : 〜である(動詞êtreの1人称単数形)
japonais(e) : 日本人(名詞)

フランス語学習では英語の知識が役に立つ

フランス語と英語は、文法的によく似ています。そのため英語の知識が役に立つこともあります。

例えば「私は日本人です」を英語にしてみましょう。be動詞を用いて「I am Japanese.」になりますよね。

フランス語と比べてみましょう。

  〜です 日本人
英語 i am Japanese
フランス語 je suis japonais(e)

「私は日本人です」のフランス語は「Je suis japonais(e)」。単語こそ違えど、文の構成は全く同じです。

be動詞の「am」は「〜です、〜だ」などと訳され、主語の状態や帰属を説明しています。
フランス語の動詞「être」(エートル)は、be動詞と同じ働きをします。

ところで、英語では国籍を示す単語は大文字から始めますが、フランス語は小文字です。

NOTEフランス語の名詞には性(男性名詞と女性名詞)があります。「日本人(名詞)」の男性形はjaponais、女性形はjaponaiseになります。
話し手が男性の場合はjaponaisを、女性の場合はjaponaiseを使います。

男性形では語尾のsを発音しません。

名詞の性についてはこちらをどうぞ :

「je suis 〇〇.」を使って自己紹介してみよう

フランス人のAさんと、フランスに訪れた日本人のBさんが初めて会った時の会話例です。

Aさん:
Bonjour, je suis Jean Dubois. Enchanté.
ボンジュール, ジュ スイ ジャン デュボワ. アンシャンテ
こんにちは、私はジャン・デュボワです。私はフランス人です。はじめまして。
 
Bさん :
Bonjour, je suis Ken Yamada. Je suis Japonais. Enchanté.
ボンジュール, ジュ スイ ケン ヤマダ. ジュ スイ ジャポネ. アンシャンテ
こんにちは、私はケン・ヤマダです。私は日本人です。はじめまして。
単語enchanté : はじめまして
初めて会うときに使う挨拶。「お会いできて嬉しいです」という意味を含んでいます。

初めて会う人には、まずは名前を伝えますよね。自分の名前を名乗るには、「Je suis + 名前」のフレーズが便利です。

私は山田ケンです。
 
Je suis Ken Yamada.
ジュ スイ ケン ヤマダ

語学本などでよく習うのは「私の名前は山田ケンです(Je m’appelle Ken Yamada.)」です。でも会話ではしばしば「Je suis Ken Yamada.」も使います。

友人などの気軽な関係では姓なしで「Je suis Ken.(僕はケンだよ)」と名前だけ伝えたりもします。

文法を深めよう!

ここからは文法の観点から「je suis japonais.」のフレーズを見ていきます。

「Je suis japonais.」は主語+動詞+属詞に分けられる

Je : 主語(代名詞)
suis : 動詞
japonais(e) : 属詞(名詞)

属詞は主に、主語の状態や帰属を説明します。「私」という主語は、「日本人」に属していることが説明されているわけです。
属詞となるものには、名詞や形容詞、副詞、不定詞、関係詞節などがあります。

上記のような主語+動詞+属詞は第2文型と呼ばれ、動詞êtreはしばしばこの形を取ります。
ちなみに第1文型は主語+動詞のみの形です。

人称代名詞(je、tu、ilなど)

「Je suis japonais(e).」の主語には人称代名詞が使われています。人称代名詞は「私」「あなた」「彼」「それ」などで、人や物の名前に代わって言い表します。

フランス語では、主語として使われる人称代名詞は、全部で8つあります。頑張って覚えましょう。

  単数形 複数形
1人称 je ジュ
nous
私たち
2人称 tu テュ

(vous ヴ)
あなた
vous
あなたたち
3人称 il イル

elle エル
彼女
ils イル
彼ら

elles エル
彼女ら

フランス語にあって、英語にないものの一つが敬語表現です。フランス語では、親しい人には「tu」を使い、目上の人には「vous」を使います。

「vous」は2人称単数では「あなた」の意味で敬語表現として使われ、2人称複数「あなたたち」にもvousが用いられます。

文脈により、2人称単数と複数のどちらが使われているかは明白です。慣れてくれば迷わなくなります。

NOTE3人称複数のilsとellsは、語尾のsを発音しません。

動詞êtreの活用形

英語のbe動詞のように、フランス語のêtreも主語によって活用します。「Je suis japonais(e).」の「suis」は、動詞êtreの1人称単数形です。ちなみにêtreは原形(不定詞)です。

êtreの活用は、人称代名詞を前につけて一緒に覚えましょう。

  単数形 複数形
1人称 je suis
ジュ スイ

私は〜だ
nous sommes
ヌ ソム

私たちは〜だ
2人称 tu es
テュ エ

君は〜だ
(vous êtes
ヴ ゼットゥ)

あなたは〜です
vous êtes
ヴ ゼットゥ

あなたたちは〜だ
3人称 il est
イ レ

彼は〜だ
elle est
エ レ

彼女は〜だ
ils sont
イル ソン

彼らは〜だ
elles sont
エル ソン

彼女らは〜だ

主語+動詞êtreを使った例文

上で覚えたêtreの活用を用いて、職業や国籍について話してみましょう。

Je suis professeur.
ジュ スイ プロフェスール
私は先生だ。
 
Tu es étudiant(e).
テュ エ エテュディアン(エテュディアントゥ)
君は学生だ。
 
Il est médecin.
イ レ メドゥサン
彼は医者だ。
 
Elle est pianiste.
エ レ ピアニストゥ
彼女はピアニストだ
 
Nous somme américains.
ヌ ソム アメリカン
私たちはアメリカ人だ。
 
Vous êtes français.
ヴ ゼットゥ フランセ
あなたたちはフランス人だ
 
Ils sont indiens.
イル ソン アンディアン
彼らはインド人だ。
 
Elles sont chinoises.
エル ソン シノワーズ
彼女らは中国人だ。
単語professeur : 先生
étudiant(e) : 生徒、学生
médecin : 医者

学習時はネイティブの発音を参考に

人称代名詞とêtreの活用は、是非とも早いうちに覚えてしまいたい文法事項です。Je suis…とその活用は会話でしょっちゅう登場する基本のフレーズです。
発音はカタカナで表示してありますが、あくまでも参考としてください。youtubeなどを活用して、ネイティブの発音を聞くようにすると良いでしょう。見つからなければ、一時的ならばgoogle翻訳も意外と使えます。言語にフランス語を選んでから、フランス語の文を貼り付けて音声を聞いてみるのもおすすめです。