【日常使いの文房具】フランス語で名前を言ってみたい!

こんにちは、クリポンです。
フランス語で喋ってみたい文房具シリーズ。前回の「筆記具」編に続き、今回ご紹介するのは「卓上のこまごまとした文房具」。そう、ハサミや糊、テープなどおなじみの文房具の名前です。フランス語での呼び方についてまとめます。

 

文房具の名前、フランス語での言い方は?

フランス語で11の文房具

普段よく使う文房具をフランス語で!仕事や勉強時になくてはならない文房具11個を挙げます。

  1. 消しゴム : gomme
  2. 鉛筆削り : taille-crayon
  3. ハサミ : ciseaux
  4. 定規 : règle
  5. 糊(のり) : colle
  6. セロハンテープ : ruban adhésif, scotch
  7. ステープラー(ホチキス) : agrafeuse
  8. カッターナイフ : cutter
  9. 修正用の道具 : correcteur
  10. コンパス : compas
  11. ペンケース : trousse

筆記具についてはこちらをどうぞ :

 

1. 消しゴム

消しゴム gomme(ゴム)

「ゴム」と呼ばれるのは、天然のゴムを原材料としていたからです。日本語の消しゴムのように「消すためのゴム : gomme à effacer(ゴム ア エファセ)」とも言います。àは〜するための(方法を表す)、effacerは「消す」です。

 

2. 鉛筆削り

鉛筆削り taille-crayon(タイユ クレイヨン)

tailleは切断、カットをすること。crayonは鉛筆です。

 

3. ハサミ

ハサミ ciseaux(シゾー)

ハサミciseauxはciseauの複数形です。単数形のciseauは工具「たがね」のこと。ハサミは2枚刃であることから、複数形が用いられます。

2枚組ということで、ハサミのことをpaire de ciseaux(ペール ドゥ シゾー)とも言います。paire de は「一対の」です。

 


大五郎 ハードタガネ 19×190mm

 

4. 定規 

定規 règle(レグル)

règleは本来、「規則、法則、規律」といった意味がありますが、転じて、定規のこともrègleと言います。

ちなみに分度器は「rapporteur(ラポルトゥール)」(rapport : 比率、割合)、巻尺は「mètre ruban(メートル リュバン)」(ruban : テープ状のもの)です。

 

5. 糊(のり)

colle(コル)

分かりやすいようにcolleを「糊(のり)」としましたが、日本語の糊と仏語のcolleは、言い表すものに少し違いがあります。

フランス語では接着剤を総称してadhésif(アデシフ)と言います。そのうち液体・ゼラチン・ペースト状になっているものがcolleです。スティック糊もcolleで、フランスの学校で一番使われているタイプの糊です。

例えば液体状の強力接着剤は日本語では「のり」とは言いませんが、フランス語ではcolleになります。

 

6. セロハンテープ 

セロハンテープ ruban adhésif(リュバン アデシフ)

adhésifは接着剤、rubanはテープ状のものを言います。セロハンテープとは固体の接着剤であり、テープ状にしたものです。定義通りの呼び名であることが分かります。

日常ではしばしばセロハンテープのことをscotch(スコッチ)と呼んだりもします。scotchは日本でもおなじみのメーカー「3M(スリーエム)」が展開するブランド名。スコッチが有名になり、セロハンテープの代名詞のように使われているのです。

日本でも同様の現象がありますよね。私たちが普段呼んでいる「セロテープ」は、ニチバンが販売するセロハンテープの登録商標です。
セローテープは日本で長く親しまれてきたセロハンテープ。今では本来の「セロハンテープ」という名称に変わって、ニチバン以外のメーカーのものでも「セロテープ」と呼ぶことが多くなっています。

 

 

7. ステープラー(ホチキス)

ステープラー(ホチキス) agrafeuse(アグラフーズ)

ホチキスの芯はagrafe(アグラフ)です。agrafeを扱う道具という意味で、ホチキスはagrafeuseになります。

 

8. カッターナイフ 

カッターナイフ cutter(キュッター)

カッターナイフはcouteau à lame rétractable(刃を格納できるナイフ)とも言います。couteau(クトー)はナイフ、 à(ア)は〜を持った、 lame(ラム)は刃、rétractable(レトラクタブル)は格納可能な、です。

日常ではcutterと短く呼ばれることが多いです。cutterは英語から借りた言葉で裁断する道具や機械のことを指します。

 

9. 修正用の道具

修正用の道具 correcteur(コレクトゥール)

形容詞correctには正しい、正確なという意味があります。修正用の道具はcorrecteurです。

最近では色々な修正用の文房具がありますよね。主な3つを挙げてみます。

  • 修正ペン : stylo correcteur(スティロ コレクトゥール)(stylo : ペン)
  • 修正液 : correcteur liquide(コレクトゥール リキッドゥ)(liquide : 液体)
  • 修正テープ : ruban correcteur(リュバン コレクトゥール)(ruban : テープ状のもの)

 

10. コンパス 

コンパス compas(コンパス)

compasは、ラテン語の「compassare」から来ており「歩幅で測る」という意味を持ちます。

 

11. ペンケース 

ペンケース trousse(トゥルース)

trousseは用具入れのことで、実はtrousseと言っただけでは、何の用具入れか分かりません。trousse de toilette(化粧ポーチ)やtrousse de médecin(医者の診察カバン)もあるからです。
de(ドゥ)は英語のofにあたり「〜の」、toilette(トワレット)は「化粧」、médecin(メドゥサン)は「医者」です。

本来は

  • trousse d’écolier (トゥルース デコリエ)(d’écolier : 小学生の)
  • trousse scolaire(トゥルース スコレール)(scolaire : 学校の)
  • trousse à crayon(トゥルース ア クレイヨン)(à crayon : 鉛筆用の)

と言うべきでしょう。

でも日常ではごく簡単に「trousse」と呼ぶことがほとんどです。

 

日本語とフランス語で同じ単語を使っていることもあり

日本語のゴムやカッター、コンパスは外来語ですが、フランス語でもほぼ同じ言い方をしています。発音やイントネーションは違うのですけれどね。
面白いのはカッター(cutter)で、英語由来のこの言葉を日本でもフランスでも使っています。しかし当の英語圏ではcutterではなくutility knifeと言うようです。言葉というのは興味深いですね。