パペトゥリーとは? 紙製の文房具にまつわるフランス語

2021-06-24

こんにちは、クリポンです。
パペトゥリー(papeterie)という言葉を聞いたことがありますか。papeterieはフランス語で、ノートなどの紙製品のことを意味します。

文房具にまつわるフランス語、今回はpapeterieと呼ばれる文房具についてお届けします。

 

聞いたことあるかも!? 紙製文房具をフランス語で!

12の紙製文房具の名前

文房具に関するフランス語は、「パピエ」など、聞き馴染みのある単語も少なくないでしょう。身近に使っている、紙製の12の文房具を挙げます。

    1. 紙製の文房具 : papeterie(f)
    2. 紙 : papier(m)
    3. ノート : cahier(m)
    4. スケジュール帳 : agenda(m)
    5. アドレス帳 : carnet d’adresse(m)
    6. メモ帳 : carnet de notes(m)
    7. 日記 : journal(m)
    8. カレンダー : calendrier(m)
    9. はがき : carte postale(f)
    10. 折り紙 : origami(m)
    11. 封筒 : enveloppe(f)
    12. ファイル : classeur(m)

名詞の性について、(m)は男性名詞、(f)は女性名詞を示しています。
詳しくはこちらに書いています。

 

1. 紙製の文房具

紙製の文房具 papeterie(パペトゥリー)(f)

papier(パピエ : 紙)から作られる文房具をpapeterieと言います。文房具全体を言い表すときはpapeterieとは言わず、fournitures de bureau(フルニテュール ドゥ ビュロー)と言います。

Fournitureは「用品」、deは英語のofにあたり「〜の」、bureauは「仕事部屋」または「仕事をする机」のことです。
学用文房具に限定するときはfournitures scolaires(scolaire : 学校の)と言います。

それから文房具を売るお店のこともpapeterieと言います。ややこしいのですが、紙製品以外を売っていてもpapeterieと呼ばれます。

 

2. 紙

papier(パピエ)(m)

papierの語源はpapyrus(パピルス)にあります。パピルスは植物の名前で、古代エジブトではこのパピルスから作った媒体(パピルス紙)に文字を書いていました。

 

3. ノート

ノート cahier(キャイエ)(m)

cahier(ノート)と似たものにcarnet(キャルネ : 手帳)があります。使用目的が重なるだけに、言葉の使い分けが難しく感じることもあります。実際にcahier、carnetのどちらを言ってもいいようなノート(手帳?)もあります。

目安としてcarnetは、サイズが最大A5のものまでと考えてよいでしょう。

 

4. スケジュール帳

スケジュール帳 agenda(アジャンダ)(m)

英語にもagenda(アジェンダ)という単語があります。注意しなければならないのは、英語とフランス語のagendaは意味が少し異なることです。

英語のagendaは「会議事項」を意味します。会議で取り上げられる項目または議題のことです。それ以外にもダイアリー、スケジュールといった意味でも使われます。
日本語でもしばしば「アジェンダ」が使われますが、英語からの借用です。

フランス語のagendaはスケジュールを管理するための道具を指します。agenda papier(papier : 紙)はスケジュール帳、agenda numérique(numérique : デジタルの)は、パソコンやスマホで管理するスケジュールアプリのことです。

 

5. アドレス帳

アドレス帳 carnet d’adresses(キャルネ ダドゥレス)(m)

carnetは手帳、adresseはアドレス。「d’」はdeを短くしたもので「〜の」です。

紙の手帳、デジタルアプリにかかわらず、名前と住所などの個人情報をまとめたものはcarnet d’adresseになります。

 

 

6. メモ帳

メモ帳 carnet de notes(キャルネ ドゥ ノットゥ)(m)

noteは書き留めるメモのこと。日本語の「ノート」の意味は持ちません。carnetは手帳、deは「〜の」です。

メモ帳には、carnet de notesの他にbloc-notesがあります。bloc-notesは切り取り線が付いている、またはリング綴じであるなどして、1枚づつ簡単に切り取りできるものです。

bloc-notesといえばロディア、こちらに詳しく書いています。

 

7. 日記

日記 journal (ジュルナル)(m)

新聞も「journal」であるため、区別したいときは、日記のことをjournal intime(ジュルナル アンティム)と言います。intimeは「私的な」と言う意味です。

 

8. カレンダー

カレンダー calendrier(キャランドゥリエ)(m)

カレンダーは英語のcalendarからの外来語です。calendarはラテン語のcalendariumを語源としていますが、フランス語のcalendrierも同じです。

 

9. はがき

はがき carte postale(キャルトゥ ポスタル)(f)

はがきとは郵送するカードのこと。まるで日本語をそのまま訳すかのようですが、carteは「カード」、postaleは「郵便の」です。

ところで季節の挨拶やお祝い用のグリーティングカードは「carte de vœux」(キャルトゥ ドゥ ヴー)と言います。vœuxはvœuの複数形で、祈願や祝意といった意味です。

carte de vœuxのうち、誕生日カードは「carte d’anniversaire」(キャルトゥ ダニヴェルセール)。anniversaireは誕生日です。

クリスマスカードは「carte de Noël 」(キャルトゥ ドゥ ノエル)。Noël はクリスマスです。

 

10. 折り紙

折り紙 origami(m)

今やフランスでもよく知られる折り紙は、日本語そのままにorigamiの名で親しまれています。

 

11. 封筒

封筒 enveloppe(アンヴェロップ)(f)

enveloppeは包むもの、取り巻くものといった意味を含みます。

ちなみに手紙はlettre(レットゥル)、切手はtimbre postal(タンブル ポスタル)です。

 

12. ファイル

ファイル  classeur(クラッスゥール)(m)

日本語ではファイルとバインダーの区別がありますが、フランス語ではどちらもclasseurです。

 

筆記具や他の文房具のフランス語はこちらから:

 

馴染みの単語が意外に多い!?文房具用語

フランス語とはいえ、文房具にまつわる単語は英語に似ているものがあり、日本語でも外来語が多く使われていることもあり、馴染みを覚えるものが多いです。私の場合は文房具関連の単語は覚えやすかったです。興味のあることについては、すぐ覚えられるとも言えますが…。ヨーロッパには海外独特の文房具もあるのですが、追い追い紹介していけたらと思っています。