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知ってた?ビックにシャープペン付き多機能ペンが存在していたとは!

こんにちは、クリポンです。
ボールペンで有名なフランス発のビック(BIC)。仏人にとっては馴染み深く、子供の頃から必ずといっていいほどお世話になるメーカーです。

数ある製品の中で、4色ボールペンは定番アイテムの一つです。フランスではどこの家にもたいてい1本はあります。

日本でも人気のペンですが、日本人的には「シャープペン機能もあったらいいのに…」と思うところもあるでしょう。実はビックにはシャープペン付き多機能ペンも存在するのをご存知でしょうか。

今回はこんなのあったんだ!ビックの4機能ペン(シャープペン+ボールペン3色)についてお届けします。


BICのシャープペン付き4機能ペン 3+1をレビュー

あのビックにシャープペン付き多機能ペン!?

ビックのシャープペン付き多機能ペンです。

パッケージに入ったビックの多機能シャーペン

ボールペン3色(黒、青、赤)とシャープペン(0.7mm)の組み合わせで、いわゆる3+1です。4機能が一つになっており4in1という言い方もできますね。シャープペン芯の太さは0.7mmのみというのが、いかにも海外らしいです。

多機能ペンが多く並ぶ日本では、すでに何本もの多機能ペンを持ち、こだわりのある方もいらっしゃるでしょう。

そんな中ビックのこの多機能ペンって何が特別なの?と問われると、よくあるペンの一つと言わざるを得ないところもあります。

ビックの多機能シャーペン1

ただビックをよく知る人ならば、えっ?あのビックにシャープペン付き多機能ペン!?とうとう出たか!と驚きを隠せないのでは。存在自体に価値を見出したくなりますよね。

発売されたのは2017年

実はこのペン、新商品ではないのです。フランスやアメリカで発売されたのは2017年と、随分前のことになります。当時もしかしたら日本でも販売があったのかもしれません。

ただフランスではここ数年、この多機能ペンは出回っていなかったように思います、私の勘違いでなければ…。それが2023年になって急にあちらこちらで見かけるようになり、スーパーにも置かれるようにになった印象があります。何かしらの事情や決定があったのかもしれませんね。

試し書き

残念ながら日本ではまだ公式販売にはなっていませんが、購入は可能です。ただ海外での販売価格と比べると高めなので、しばらく待ったほうが良いのかもしれません(今後日本で販売されるかどうか分かりませんが)。一応載せておきます。フランスでは500円くらいから購入できるペンです。

大人も使いやすいデザイン

グレー、ブラック、ホワイトの3色を使った、落ち着いた色合いです。グレーというよりシルバーといった方がいいかもしれません。

ビックの多機能シャーペン3

大人も手にしやすいデザインです。シンプルな4色ボールペンと違い、細部の作りが凝っています。

重さについては14gと軽めで、プラスチック製です。

グリップ部分にはラバーが使われており、握る手に硬さは感じず、滑ることはありません。ちなみに最近は4色ボールペンにもラバーグリップのものが出ています。

グリップのラバー1

先端がスケルトンになっています。リフィルの動きが透けて見えて面白いです。

ペン先部分

軸は太めで、4色ボールペンよりも少し太いくらい。下の写真は赤軸が4色ボールペンです。

4色ボールペンとシャープペン付き多機能ペン

同じように見えますが、4色ボールペンを握り慣れていると、シャープペン付きの方はだいぶ太くなったという感覚があります。デザインといい軸の太さといい、このペンは子供向けというより、大人が使うことを想定しているように思うのですが…どうなのでしょう。

便利なレバーノック式

ペン先の切り替えは、使い勝手の良いレバーノック式です。多機能ペンには回転式とかいろいろありますが、楽に使えるのがこの方式です。

レバーノック式1

グレーのレバーはシャープペンに切り替えるもので、芯を繰り出すときは後部をノックします。

レバーノック式2

透明キャップの中にあるのは消しゴムです。

後部の消しゴム

メイド・イン・ジャパンの多機能ペン

軸の中央にビックのロゴが入っています。

ビックのロゴ

その横には…なんとJAPANの文字が。

軸に書かれたメイドインジャパンの文字

そう、このシャープペン付き多機能ペンは、日本で作られています。驚きです。でも日本ではまだ販売されていないんです。

ちなみに4色ボールペンの方はフランス製で、FRANCEと軸に書かれています。

芯の補充やリフィル交換は?

リフィルやシャープペン芯の交換・補充は、ペン先側の軸を外して行います。ネジです。

分解した様子

ボールペンの替え芯は、ビックの4色ボールペン用のものが使えます。

シャープペン芯の補充は、一般にあるようなノック部を外して入れる方法ではなく、先端部分を引き抜いて管の中に芯を入れます。多機能ペンでよくあるやり方です。

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安いのが嬉しいビックの多機能ペン

ビックの多機能ペンといえば、代表的なのは4色ボールペンであり、発売から50年を超えるロングセラー商品です。近年シャープペン付きバージョンが登場したことを喜ぶ人は少なくないようです。フランスでは元々ビックの愛用者が多い上に、このシャープペン付きは、安いところでは3ユーロちょっと(500円ほど)で買えるというのが大きいです。このような低価格で買えるシャープペン付き多機能ペンってフランスにないんですよね。このくらいの値段であれば子供や学生も気軽に使えます。日本のメーカーはヨーロッパではシャープペン付き多機能ペンを展開していないようなので、今のところはビックの一人勝ちというところでしょうか。フランスでは日本ほどシャープペンは用いられませんが、全く使わないというわけではありません。だからこそ多機能ペンにシャープペンが備わっているという形が便利なのかもしれません。

多機能ペン

Posted by cripon