当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

BIC「4色ボールペン」気軽に使える低価格ペン

2022-04-29

こんにちは、クリポンです。
先日ビックの元祖ボールペンについての記事をあげました。「ビッククリスタル」と言い、フランスでは至る所で目にする単色ボールペンです。

ビックといえば、有名な4色ボールペンも負けてはいません。これもまたよく見かけるペンです。多色が揃って使いやすい上に、安くて超軽量。発売から50年を経てもなお愛され続けています。

今回はビックの4色ボールペン、定番色(黒・青・赤・緑)バージョンについてレビューします。


BIC 安くておしゃれな!多色ボールペン

歴史の長いビックのペン

フランス発ビックの4色ボールペンです。

ビックの4色ボールペン2本

発売されたのは1970年と、50年を超えるロングセラーペンです。販売された時のスローガンは「ペンを変えずに、インクの色を変えよう!」でした。多色ボールペンとは、当時はなんとも画期的なアイデアであったことでしょう。

しかも4色の芯の繰り出し方も斬新です。黒芯から赤芯に変えたければ、黒芯を仕舞うことなく、そのまま赤色のレバーをノックするだけ。今では当たり前の方法ですが、50年前においては驚きのシステムであったと思います。

赤軸と紫軸を並べた様子

ビックの4色ボールペンは、発売当時の形を変えることなく、現在に至っています。これまでに変更があったのは一箇所だけ。それは青インクの色です。

万年筆の青インクに似た色にしようと、1999年に青ボールペンのインクの色が改良されています。万年筆で書いたところを修正するために、ボールペンを使うことがよくありますからね。

万年筆インクの色との関連性を考えるとは、万年筆人口が多いフランスならではです。とはいえ、フランスでは万年筆を使う人の数は減りつつあります。

こちらの記事に詳しく書いています :

ビックが決めたの?「黒 青 赤 緑」4つの色

1970年にビック4色ボールペンが登場した際には、黒、青、赤、緑の4色が搭載されていました。

後部の様子2

現在も4色ボールペンといえば、どこのメーカーもこの4色がベースとなっていますね。確かに最も使いやすい組み合わせです。

軸の裏側にはMADE IN FRANCEの文字が。

made in franceと書かれている

ビックにはパステル4色バージョンもあります。詳しくはこちらをどうぞ :

ビックの単色ボールペンについて書いています :

芯の太さは2種類

4色ボールペンは、2種類のボール径から選べます。1.0mmと0.8mm(日本では0.7mm)です。

パッケージの下の方に、芯の太さが示されています。

パッケージに芯の太さが記載されている

赤軸の方が0.8mmで細いです。パッと見ただけでは0.2mmの差は分かりにくいですね。

試しに書いてみたのがこちらです。

1mm芯と0.8mm芯で書き比べ

写真ではそれほど違いが分かりませんが、書いてみると、やはり0.8mmの方が細いと実感できます。

軽くて携帯するのに便利

このペンはとても軽いのが特徴です。重さは12gしかありません。ユニボールのシグノが12gなので同じです。

しかも長さは14.5cmと、それほど大きなペンではありません。

シグノの横に並べてみました。

シグノよりも短いビックのボールペン

何かと使うボールペン、カバンの中に常備しておく1本とするのも良いですよ。

便利な通し穴付き

このペンが愛され利用される理由の一つに、後部に穴が空いていることがあります。この穴、キャラクターであるビックボーイの顔を表しているんですよ。

何が便利かと言えば、この穴にヒモを通して、首からかけられることです。

BICのロゴとクリップ

例えば立ち仕事でしょっちゅうボールペンを使う場合、ネックレスのようにして携えておくと便利。どこに置いたのかしら…と忘れることなく、ペンを失うこともないからです。そんな理由から、ボールペンは必ずビックの4色ボールペンという人もいます。

替芯について

4色ボールペンには替芯もあります。分解方法は簡単、ネジのようにして軸半分を回します。

軸を分解した様子

ビックのボールペンは、替芯のみを購入できるストアは多くないようです。あらかじめ替芯付きセットで買っておくか、またはエコとは言えませんがペンそのものを買い直す方がお得な場合もあります。

0.7mmです。この太さのものは赤軸しかないようです。

1.0mmです。

替芯付きセットです。赤色軸は0.7mmなので注意してくださいね。

ビックについて他にも書いています。

色の種類が豊富なビック

ビック4色ボールペンは定番色の青黒赤緑だけでなく、それ以外の色もあります。発売40周年に当たる2010年に「FUN」の商品名でパステルカラー(ターコイズ、パープル、ピンク、グリーン)が、その後2018年からは「SUN」の名でビタミンカラー(パープル、ピンク、オレンジ、蛍光イエロー)が登場しています(詳しくはこちらの記事をどうぞ)。

かわいらしい色で、色味もはっきりしていて使える色ばかり。例えば定番色とパステル色の2本持ちでもビックなら重くならなず、出かけ先でノート・手帳を書くときなど8色あれば十分に楽しめます。クラシックな見た目が可愛いビックで遊んでみませんか。

多機能ペン

Posted by cripon