人気!「ラミー2000」4色ボールペン 買って良かった!4つのポイントとは
こんにちは、クリポンです。
多色ボールペンとは、たった1本で数色の芯が使えるボールペンです。もし必要とするのが2色のみであれば、色ごとに別々のペンを持つのもありでしょう。ただし3色以上になると、多色ボールペン1本を持つ方が楽なこともあります。
多色ボールペンはいろいろなメーカーから出ています。手頃に買えるものもいいけれど、たまには素敵なペンで気分を上げたい!そんな時におすすめしたいのがラミーです。
今回はウワサに高いおしゃれな多機能ペン、ラミー2000の4色ボールペンについてお届けします。
LAMY2000 4つの点からみる「4色ボールペン」レビュー
ラミーで人気の多色ボールペン
ラミー2000の4色ボールペンです。
多くの人を惹きつける、洗練されたデザイン。そして握った途端にスッと手に馴染む心地よさがあり、いつまでも書き続けたいと思わせてくれるペンです。
ラミー2000は1966年に万年筆が発売されて以来、次々にボールペン、シャープペンなどが登場しました。
中でも今回ご紹介する4色ボールペンは、ラミーの人気商品の一つです。
黒・青・赤・緑の4色を備えていながら、多色ボールペンらしからぬスマートさがあります。おしゃれな多色ボールペンが増えつつある昨今ですが、ラミー2000の特異な存在は衰えることなく輝き続けています。
細部の作りまで、手抜きなしにおしゃれです。
4色ボールペンと言えば定番はこの4色ですね。
4色ボールペン人気の秘密4つとは?
ラミーの4色ボールペンはなぜ、時を経てもロングセラー商品であり続けられるのでしょうか。人気の秘密を4つ挙げてみましょう。
1. 多くの人が共感できる書きやすさ
ラミー2000の良さは、素敵なデザインはもちろんのこと、その書きやすさにもあります。
書きやすさの秘密は、形の良いグリップにあります。軸の太さは一定ではなく、なだらかなカーブを描いています。
こういう形のグリップの場合、握る位置を変えることで、好み太さに多少調節できます。
全体に太すぎず細すぎない軸で、表面はサラッと触り心地が良いこともあり、長い間書いていても疲れにくいです。
重さも程よい22g。年齢性別関係なく、多くの人に受け入れられやすい形・重さを備えていると言えるでしょう。
2. 片手で操作! 振り子式ボールペン
ラミーの4色ボールペンは、芯の色を選ぶにあたって振り子式を採用しています。振り子式はペンを水平に持ってノックします。
クリップの周りに色のマークが付いており、芯の色選ぶときの目印になります。
例えば青色を使いたい場合、青のマークを上に向けた状態でノックします。
すると青芯が出ます。
この時分解してみると、青色マークが上にある時、青色の芯が一番下に位置しているのが分かります。
このように、最も下にある芯が繰り出される仕組みになっています。
使う上での注意点
ラミーの振り子式ペンは、ペンを水平にしてノックする必要があります。
ラミーの公式サイトにありますが、水平ではなく垂直にした状態でノックする、また水平状態であっても2つの色のマークの境目でノックすることは、故障の原因になると書かれています。
分解して中を見ると分かりますが、デリケートな作りというか、壊れやすいような印象があります。芯の交換も含めなるべく丁寧に扱った方が良さそうです。
振り子式は面倒?
個人的には振り子式のペンは好きなんですが、面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。
振り子式は色を変えるのに、2回のノックが必要です。1回ノックして使用中の芯を引っ込めて、さらにもう1回のノックで別の色を出すという具合にです。
同じノック式なら振り子式よりも、レバーをスライドさせる方が操作は楽かもしれません。これ↓です。
ただしレバーノック式は低価格のものが多く、中〜高価格のちょっといいものが欲しいなと思うと、ほとんどが回転式が振り子式になります。
回転式は両手を使わなければならず、それならば片手で操作できる振り子式のほうが楽かもしれません。扱いが簡単な多機能ペンを求めたい場合、この辺りのことも考慮する必要がありそうですね。
3. おしゃれな木目調の軸
ラミー2000は大人が持つのにふさわしい、洗練されたデザインのペンです。
材質については、4色ボールペンには樹脂とステンレスが使用されています。黒い部分が樹脂です。
樹脂、つまりはプラスチックですが、そうは見せないラミーの技術がここにあります。
細かいスジ(ヘアライン)が模様としてはいっています。
何とも自然な見た目で、その風合いから、木軸なのでは?と間違えそうです。実際、傍からはそう見えるかもしれません。
ヘアラインは金属部分にも同様に入っています。
金属のマットな質感が木目調の軸とよく調和しています。
ブラックウッド軸との比較
ラミー2000は、使用素材により3タイプあります。樹脂+ステンレス、全ステンレス、木材+ステンレスのものがあります。
残念ながら木軸は、ラミー2000の単色ボールペンのみ。4色ボールペンは樹脂軸のみとなります。
並べてみました。下の写真は左が木軸(ブラックウッド)、中央と右が樹脂軸です。
樹脂軸(中央と右)は工夫されているとはいえ、やはり本物の木とは違うことが分かります。見た目も手触りも異なり、ラミー2000の木軸は重さが34gありずっしりと重いです。
木軸の4色ボールペンやシャープペンもあればいいのになあと思います。
詳しくはこちらの記事をどうぞ :
4. 替え芯に日本製が使える!
ラミーの4色ボールペンには、4C規格の芯が使われています。よって国内メーカーの替え芯の使用が可能です。
交換方法ですが、軸のこんな部分↓から分解します。ネジ式です。
表面が滑らかに繋がっているので、こんなところに切れ目があるとは気づきにくいです。
芯はゆっくりと真っ直ぐに引っ張って抜き、新しいものと交換します。
ラミーのボールペン多くは、独自規格の芯が使われています。でもこの4色ボールペンには4Cの芯が使われており、他のメーカーのものと互換性があるので何かと便利です。
ラミーには蛍光オレンジ色がある?
4色ボールペンというと定番の黒青赤緑ばかり。たまには違った色を使いたい!という方に、ラミーには蛍光オレンジ色の替え芯もあります。
品番はM55(LM55)、こんな色です。
蛍光オレンジ色のリフィルがあることを知っていて、気になっている方もいらっしゃると思います。このオレンジ色は紙により、また周囲の光の具合によっては見えにくい色です。
文字を書くのには適さないこともあり、リフィルの値段も考えると個人的には特におすすめはしないです。
でも色を加えたり印をつけたり…と使い道は多く、こんな色があるからこそ楽しめることもあります。黒青赤緑に飽きてしまった、なんて場合にはいいと思います。
こちらの記事もどうぞ:
4色ボールペンは常に持っていたいペンの一つ
ラミーには多様なラインナップがあるなか、2000シリーズはやはりいいですね。褐色がかった軸の色が素敵で、どんなノートとも見栄え良く馴染みます。握れば手にしっくりと収まり、次第に手放せないペンになりつつあります。
4色ボールペンはボールペン機能しかなく(シャープペンも備わっていればよかったのですが)、値段もそこそこするので躊躇することが多いかもしれません。樹脂製なので割れやすいとも聞きますが、個人的にはたとえ失くしても壊れてもリピートして常に持っていたいペンの一つです。