フランス人が使うノートって?タイプで分ける6選

2022-04-29

こんにちは、クリポンです。
日本に多様なノートがあるように、フランスにも様々な形式のノートがあります。日本では横罫ノートが主流ですよね。でもフランスでよく使うのは、横罫以外のノートなんです。

日本のノートは漢字を書くのに適しているように、フランスのノートはアルファベットとの相性が良いのです。今回はフランスでよく使われるノートについてご紹介しましょう。


フランスで使われるノートをタイプ別に紹介!

作りで選ぶフランスのノート6選

ノートって凝れば凝るほど、奥が深いものだと気付かされます。種類が多くて、なかなか選べない。優柔不断な私は、ノートを買いにお店に行くと、あっちをウロウロこっちをウロウロ・・・。どう使おうかと考えすぎるため、しばしばノートコーナーに長居してしまいます。

フランスに来てからも、最初の頃はノートを選ぶのに時間がかかっていました。自分の目的に合うノートがどれなのか、よく分からなかったんですよね。

フランスではどのようなノートが売られているのでしょうか。ノートの作りの違いから、6つのタイプに分けてみます。

1) ホッチキス留めのノート

ホチキス留めのノート

多くの学生が使う、最もありふれたノートと言えます。二つ折りにした用紙の真ん中を、ホッチキスで留めています。必要によってページ数を選べ、48ページ、96ページ、多いものでは192ページのノートなどもあります。このノートは価格が安いのが嬉しい点で、用途に合わせて気軽にたくさん使えます。

2) リングノート

リングノート

リングノートの特徴は、ノートを真っ平らに開けることです。ノートが反り返ったりしないので、紙の隅々まで綺麗に書けます。

難点といえば、摩擦でノートが傷みやすく、リングと触れている部分が破れやすいことです。そのため、文房具を乱暴に扱ってしまいがちな子供には、向かないノートかもしれません。

3) 背表紙を布でしっかり補強してあるノート

布でしっかり補強してある背表紙

ページ数が多めで、しっかりとした作りのため、多少のことでは傷みにくく長く使えます。ただし使い始めはノートを開きにくく、手を離すと閉じてしまうのが気になります。個人的にはとても好きなノートです。

4) プラスチックなどで強化してあるノート

ノートの表紙はプラスチックでできている

最近増えてきたのが、カバーにプラスチックを使用した丈夫なノートです。カバンに放り込んだりと、多少乱暴に扱っても傷みにくいのが特徴です。ノートをボロボロにしてしまいやすい子供にぴったりなノートです。

5) ブロックノート

ロディアのメモ帳

切り離しができるのがブロックノートの良いところです。ノートに何かを書き加えたいとき、ささっとメモをして、テープ等で貼り付けられるので重宝します。

6) コピーシンプル・コピーダブル

フランス版ルーズリーフであるコピーダブル

フランス版のルーズリーフです。授業の課題などは、この紙に書いて提出することが多いです。綴じ穴が空いているので、好きな組み合わせで自由にファイリングできます。

罫線の入り方で選ぶノート5選

日本では横線が入ったノート(横罫)が一般的ですが、フランスでよく使うのは、縦横たくさんの線が入ったノートです。
線の入り方の違いについて、5つのタイプに分けてみます。

1) 罫線(けいせん)ノート

セイエス罫線

フランスで一番見かけるのが、このタイプの罫線です。2ミリずつの細い横線が引いてあり、さらに縦と横それぞれ、8ミリずつ太めの線が入っています。フランスではセイエス罫線(seyès)と呼ばれています。

アルファベットを綺麗に書くのに適しており、日本のひらがなや漢字の練習帳(線がたくさん入っているノート)と通じるところがあります。

こちらに詳しく書いています:

2) 方眼ノート

方眼の罫線

罫線ノートよりも使われることが少ないように思いますが、こちらを好む人もいます。私は罫線ノートより方眼ノートの方が好きです。

3) 横線ノート

横罫のノート

日本のノートのような、横線も存在しますが、大きめのノート(A3やA4版)では、このタイプはあまり見かけません。横線ノートはA5版以下の小さめのものが主流です。

4) ドット

ドット柄の用紙

ドット柄はロディアなどの、有名メーカーのノートに多いように思います。学校用として使うよりも、私的なノートに使うことが多いです。

5) 無地

無地のノート

無地ノートもあります。どちらかというと、スケッチブックとして使うためのノートですが、私は色々な目的で無地ノートを使っています。

学校から渡される文房具リスト

最近は手軽に、スマホやパソコンに記録できるようになりました。それはフランスでも同じことで、ノートに手書きする人は減ってきているようです。そうは言っても、やはり学生はよくノートを使います。そしてノートをたくさん買うのも学生です。

ところで、フランスに来てへぇ~と感心したことがあります。それは文房具リストなるものが存在すること。新学期になると学校から、買いそろえなければいけない文房具のリストが提示されます。お母さんたちは子供たちのために、リストに従って買いそろえるのです。

以下に文房具リストの例を挙げてみましょう。実際には学校により、また先生によって、リストの内容が変わります。

フランスの新学期における文房具リストの例

もちろん、リストの中にはノートも含まれています。数ある種類のノートから、どれを選んだら良いのか、誰もが迷うところです。

学校用のノートで一番多く使われるのは、セイエス罫線のホチキス留めノートです。

2冊重ねたノート

好みでどんなノートを選んでも良いのですが、セイエス罫線のものを使うように指示する先生もいます。
セイエス罫線のホチキス留めは比較的値段が安く、学生に一番好まれるノートです。

線がいっぱい、魅力もいっぱいのフランスのノート

フランスのノートってなんでこんなに線だらけなんだ、と最初は戸惑いました。どうも目がチカチカして慣れなかったんですよね。でも今ではよく使っています。フランス語や英語は(つまりアルファベット)、罫線ノートとの相性がいいです。漢字はただでさえ線が多いので、フランスの罫線ノートに書くと、見た目がごちゃごちゃとして、読みにくいように思います。

日本語中心に、またはフランス語(または英語)中心に書くのか、そのどちらかにより、ノートを使い分けるようになりました。いろいろなノートを試してみると、それぞれの良さが分かってきて面白いです。

ノート・手帳

Posted by cripon