「888 インフィニット」カランダッシュのPOPなボールペン
こんにちは、クリポンです。
自称ペン好き、あれこれと試すのが好きです。おしゃれで可愛いものならば、使わずとも、目に見えるところに置いておくだけで満足しちゃいます。ペンは私にとって気分を上げてくれるアイテムです。
今回は書いても置いていても楽しい!カランダッシュのボールペン「888 インフィニット」についてお届けします。
カランダッシュ 「888 インフィニット」 遊び心あり! 書きやすいボールペン
カランダッシュらしい鮮やかさ
カランダッシュ「888 インフィニット」です。
ツヤツヤと光るボディが素敵です。私の888は赤色ですが、他にも黄や緑、紫など、鮮やかな色がたくさん揃っています。ポップなデザインと色が可愛いです。
カランダッシュというと高級なイメージがあり、なんとなく近づきがたい印象があるかもしれません。でも実際は、カランダッシュの筆記具の値段はピンキリ。888インフィニットのように、手に取りやすい価格の筆記具も存在するんですよ。
でもこのペンは知る人ぞ知る!?カランダッシュ「888 インフィニット」と言えましょうか。
昔は公式サイトに888の情報も載っていたのですが、削除されて久しいです。カランダッシュのこのペンのことを、知る人は少ないのかもしれません。
888 インフィニットはボールペンのほか、シャープペンもあります。
ボールペンです :
シャープペンです :
スイスのブランド「カランダッシュ」
「カランダッシュ Caran d’Ache」はスイスの老舗文房具メーカー。高級品から子供用のものまで、デザインに富んだ商品を扱っています。
中でも「カランダッシュ 849」は日本でよく知られ、人気が高いコレクションです。888よりも有名ですね。
「849」は独創的でありながら3000円くらいから購入でき、数本持っているという人が多いペンです。
「カランダッシュ 849」について、こちらで詳しくレビューしています :
遊びあるポップなデザイン
888インフィニットのペン軸とクリップは、合成樹脂で作られています。ペン先とノック部分は金属です。
合成樹脂、つまり軸はプラスチック製です。それもあって正直なところ、888に高級感は感じられません。1000円前後で買える海外製品なので、まあそんなところでしょうか。
でも作りは頑丈です。このペンの場合、遊びのあるデザインと色を楽しむのがいいでしょう。
軸は6角形です。適度な太さがあり、手に馴染んで握りやすい軸だと思います。でも場合によっては、汗をかいたりすると滑りやすいかもしれません。
ペンの重さは、量ってみたら21gありました。重心は後部にあります。21gという割には、筆記時にあまり重さを感じさせないペンです。
きっと細軸の849よりも、太めで重さのある888の方が握りやすいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ノック部とクリップ横にCARAN D’ACHEの文字が入っています。
光の具合でオレンジ色に見えますが…赤軸です。
クリップの根元にある六角形マークは、カランダッシュのシンボルです。鉛筆を後部から見たところですね。
部品は全てスイスで製造されているとのこと。軸には「SWISS MADE」の文字が見えます。
書き味よし!満足ボールペン
888インフィニットに付属しているリフィルは「スイスライド SwissRide」。カランダッシュで開発されたものです。
このリフィルは驚くほどインクの出が良く、滑らかに書けます。
ちなみに849では「ゴリアットカートリッジ」(またはゴリアット芯)と呼ばれるリフィルが使われています。888とは違うリフィルになります。
定評あるゴリアット芯ですが、888の芯も負けてないですよ。スムーズで書きやすいです。
888は芯の質と書き味に関して、値段の安いボールペンの割には良品だと思います。
ボールペン :
シャープペン :
ゴリアット芯について書いています :
リフィルが秀逸のインフィニット888
書き味の良い888インフィニットはなかなか良いボールペンです。今では888は公式サイトから消えてしまい、849の陰となり知る人の少ないモデルです。宣伝されなくなったのでいっときは製造終了なのかと思ったのですがどうなんでしょう、今のところは問題なく購入できます。
多少のチープさは否めずデザインの好みも分かれそうな888ですが、私はリフィルの書き味が大好きです。滑るように書けるのが気持ちよく、海外メーカーでは珍しいと思います。このリフィルで別のモデルを作ってくれたら…と思うのですが、それはなさそう。残念です。