気になっていた!「カヴェコスペシャル」黒色クリップ、おしゃれなペンシルに変身
こんにちは、クリポンです。
ドイツのブランド「カヴェコ」の筆記具はクリップなしの状態で売られており、好みに合わせて別で購入できます。モデルによりますが、カラーバリエーションもあります。自分の持っているカヴェコに、好きな色のクリップを選べるとは面白いですね。
黒軸のカヴェコスペシャルについては、銀色のクリップを付けるしか選択がありませんでした。しかし去年、軸色に合わせた黒色クリップが発売となり、これは良いかも!と思い購入してみました。
今回は黒色クリップのレビュー、さらには装着しにくい時の対処法についてもお届けします。
Kaweco Special ついに黒クリップ登場! 同色で軸に馴染みやすい
新たに登場! 黒色クリップ
カヴェコスペシャルのクリップです。

2022年にブラックのクリップが登場しました。これでスペシャル専用のものは、既存のシルバーと2色揃いとなりました。
気分によって着せ替えできるといいのですが…どちらも捨て難い2色です。
シルバークリップを装着すれば、黒色軸に輝きをもたらし、その対照的な配色も手伝ってアクティブな印象に様変わりします。
他方、ブラック色のクリップは軸と同色であり自然と馴染みます。全体の雰囲気は変わるものの常に落ち着いた雰囲気があります。

カヴェコのクリップは筆記具のモデルによって形が違います。購入するときは必ずスペシャル専用のものを選んでくださいね。
カヴェコスペシャルのシャープペンについてはこちらからどうぞ!
ロゴ入りのおしゃれクリップ
クリップは軸に合わせて8角形を取り、直径1cmあります。重さは3gです。

クリップを付けることにより後部側が3g増えるわけですが、私はそれほどバランスが悪くなるようには感じませんでした。
クリップは色に関わらずスチール製です。シャープペンの軸はアルミニウム製とのことで、確かに質感が違います。

軸とクリップは、同じ黒でも色合いが微妙に違いますが違和感はないです。
表面にはKawecoの文字と模様が刻まれており、おしゃれに仕上がっています。

ぐるっと回してみると、面となる部分にいろいろなことが書かれています。
こちらは逆さですがGERMANYの文字。

クリップのちょうど裏側です。切れ目が入っており、輪の大きさを調節できます。

ロゴです。

こちらにはSINCE 1883とあります。カヴェコの創業年です。

サイズが小さすぎてはまらない!?時の対処法
クリップはいざ装着しようと思っても、簡単にできない場合があります。私がまさにそうだったのですが、ペン軸に対してクリップの輪が小さすぎました。
このような場合、無理やりはめようとすると、摩擦で軸に傷がつく可能性があります。クリップの輪には切れ目があり調節可能なので、道具を使って広げることができます。
*ここから先は自己責任のもと行なってください。
輪を広げる方法は色々あると思いますが、私が使った道具はフリクションです。プラスチックの表面が滑らかで操作しやすく、クリップに傷がつきにくいように思います。フリクションにも傷はつきませんでした。
方法ですが、まずは下の写真のようにクリップをはめます。

深く押し込むようにして、こんな感じ↓で広げます。

注意点ですが、広げすぎないように気をつけてくださいね。
ほんのちょっと広げるだけで十分なんです。カヴェコの軸に合わせて少しづつ様子を見ながら、ちょこっとだけクリップの切れ目の隙間を開ける感じです。
ひとたび広げすぎて緩くなってしまうと、戻すのが大変です。
大事なのは、軸よりもクリップの輪の方がまだ小さいかな、という程度で止めておくことです。
あとはシャープペンの後部のキャップを外して、後部から装着します(もちろんペン先側からの装着もできますが、傷つけそうだったので試していません)。
装着する時はクリップの輪の切れ目部分を手で少し広げながら、傷つけないように注意しながらはめれば完了です。

クリップ装着後はこのように!
自分で行うので、クリップをどの面に、どの位置に持ってくるのかは好みであり自由です。
私はこのような感じで装着完了としました。ぐるっと回してみます。



裏側です。

カヴェコスペシャルは特別な飾りなどない、シンプルな軸が魅力である一方、クリップを付けることで全体の形に面白みが出ます。

軸に少し変化が欲しいな、なんて時にはクリップ、なかなかおすすめです。
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一度は付けてみたかったクリップ
カヴェコスペシャルに長年手を出さずにいた私ですが、黒色クリップの登場が気変わりした理由の一つとなりました。昨年よりのオールブラック熱が自分の中に続いていて(と言いつつカラフルなものにもしょっちゅう目移りしていますが)、黒クリップいいかもと、カヴェコに心動かされたわけです。ただクリップを付けると予算が約千円増しになるのは考えどころではありましたが(ビジネスだなあと思ったりもしますが)、まあ気に入ったものを長く使うのならばいいかと結論を出しました。もし次回別のカヴェコを購入する機会があったら、クリップはどうしようか、一度経験できたので次回はなくてもいいような…その時の気分によりそうです。