おしゃれ!ラミー「ロゴ」ステンレス ヘアライン模様が美しいボールペン
こんにちは、クリポンです。
筆記具の軸は材質やフォルム、模様、色など、さまざまな趣向が凝らしてあります。ドイツのラミーはそういう点で常に独創的で、多くの人が興味を持つメーカーです。
例えばヘアライン加工。ヘアラインは珍しいものではありませんが、ラミーではいろいろなモデルに採用されています。ラミーデザインの筆記具はヘアライン加工と調和して、一層おしゃれに仕上がっているように思います。
ラミーのヘアラインといえばまずはこれ!「ロゴ logo」ステンレス ヘアラインをレビューします。
LAMY logo ヘアラインが光るシックで大人のボールペン
ヘアラインといえば「ロゴ」
ラミー「ロゴ」ステンレスヘアラインです。
軸の白っぽく見えるのがヘアラインです。全体はステンレス製で、両端を除く部分にヘアライン加工が施されています。
ヘアラインとは無数の線による模様のことです。ステンレスに細かく刻み込まれています。
同じステンレスでも、ヘアライン加工をすると見た目がかなり変わります。色や光り方が変わり、まるで違う素材を使用しているかのように見えます。
ヘアラインを施した部分と無い部分、元は同じ素材なのに、ここまで対照的になるとは面白いですね。
ラミーにはヘアライン加工したモデルがいくつかあります。でも代表的なものといえば、やはりロゴ。ラミーヘアラインと検索すると、まず出てくるのはこのペンです。
こちらの「ステュディオ」もヘアライン軸です。
もうすぐ40周年のロゴヘアライン
ロゴ ステンレスヘアラインが発売されたのは1983年。2023年は40周年にあたり、これまで長く親しまれてきたことがうかがえます。
今日では数種類のロゴが存在しますが、元祖ロゴはこのヘアラインなんです。
ラミーの筆記具はどれだけ時間を経ようと、常に先を行くデザインを有しているのことに驚きますね。
種類豊富に揃ったロゴ
ラミーのロゴは軸のバリエーションが豊富です。上に紹介したヘアライン以外にもあります。ヘアライン無しのステンレス、または一部プラスチックを使用したものがあります。
ロゴにはシャープペンもあります。
いろいろなロゴについてまとめています :
ヘアライン無しのステンレスロゴ。私が持っているのは3色ボールペンです。
詳しくはこちらから:
おしゃれポイント満載!のロゴ
一際目立つグリップ
ロゴヘアラインにはおしゃれポイントがいくつもあります。その一つがグリップです。
このギザギザグリップは、ヘアライン加工の有る無しを交互に配置しており、独特なデザインです。
下の写真はヘアライン無しロゴのグリップ部分。こう見るとヘアラインロゴの方が凝っていておしゃれですね。
グリップを拡大して見てみると、角が鋭そうに見えるかもしれません。でも実際、触った感触はとても滑らか。肌にチクチクと当たることはないです。
常に注目!ラミーのクリップ
ラミーの筆記具は、しばしばクリップにも趣向が凝らされています。モデルごとに独特なクリップが見られます。
ロゴのクリップはどうでしょうか。
シュッと伸びた棒状のクリップは、シンプルな軸のデザインを邪魔することなく、細めの軸に合っています。光を反射するツヤツヤのクリップが、マットなヘアライン軸に映えます。
横から見たところです。
クリップはバネ仕掛けになっていて、指で根本を押すと簡単に開きます。
裏です。
一周し終わったところでLAMYの文字が現れました。
ラミーの場合、メーカーロゴは小さく表示されていることが多いです。個人的にはぱっと見では気づかれないくらいの表示が好みで、その点でもラミーは好きです。
後部から見るとこんな感じです。
3つのロゴ(ボールペン)を並べて見ました。同じ形状のクリップです。
ノック部分に見える楕円形の表示は、必ずしも芯の色を表しているわけではありません。確かに左端のヘアラインは黒芯でしたが、真ん中は多色ペン、右端のブルー軸には黒芯が入っていました。
ロゴは使いやすい?
気になるのはペンの使いやすさでしょう。まずは気になる重さですが、19gあります。
軽すぎず重すぎず、適度な重さだと思います。
そしてロゴの軸は、どのバージョンでも細めです。多色ボールペンであっても細軸であり驚きました。細めとはいえギザギザグリップのおかげで滑らず握りやすいペンです。
一つだけ注意点を挙げておくと、ノックの音が大きめです。一般に海外製ボールペンは、よく鳴るノック音のものが多いです。海外ではノック音が問題となることは、たとえ試験であってもあまりないように思います。
日本ではラミーのノック式ボールペンは、場所柄使いにくいことがあるかもしれません。
替芯はM16
ロゴのリフィルは、サファリボールペンと同じラミーのM16です。黒芯が搭載されていました。
国産の書き心地よいリフィルに慣れてしまうと、海外のものは使いにくさを感じてしまうもの。特にラミーは紙との摩擦を感じるような書き味で、好みが分かれるでしょう。私はこの重い書き味も悪くない、個性だと思っていて、書き初めのカスレには目をつぶりつつ(笑)いつも純正のままです。
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同じ価格帯にあるサファリとロゴヘアライン
ロゴとサファリはデザイナーが同じです。サファリは遊び心いっぱいなのに対し、ロゴヘアラインはシックでモダンな大人の雰囲気を醸し出しています。実はそれほど値段の変わらないこの2つのボールペン、人気はサファリの方が高いようですが、なかなかどうして、ロゴヘアラインも素敵だと思います。何かとサファリ情報を目にすることの方が多いですが、落ち着いた雰囲気のペンを探しているならばロゴヘアラインもおすすめです。