当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

納得のラミー「アルスター ボールペン」見た目と使い心地に満足!

2023-03-02

こんにちは、クリポンです。
ラミーにはサファリとアルスターという、形そっくりなモデルがあります。この2つが区別されている一番の理由は、使用素材に違いがあることです。

似ているけれどやっぱり違うのがこの2つ。キュートさ溢れるサファリに対し、アルスターは大人らしい穏やかさを感じさせます。どちらも捨て難く、その日の気分で使い分けたくなります。

今回はラミー「アルスター」のボールペンについてお届けします。


サファリは捨て難いけれどアルスターも良き! 2023年限定色レビュー 

深い青緑色が美しい軸

アルスターのボールペン、ペトロール色です。

ラミーアルスターのボールペン

毎年限定色が登場するアルスター。2023年には新色のペトロールとライラックが発売されました。

ペトロールといえば、2017年のサファリ限定色でしたね。今回は金属軸のアルスターとあって、同じペトロールとはいえども、色合いが違って見えます。少し緑を感じさせる、暗くて深い青。とても綺麗な色です。

私が手に入れたのはボールペンです。他にも万年筆とローラーボールが同時発売となりました。

アルスターにはシャープペンもあるものの、こちらは限定色はありません。そもそも軸色はブラックとグラファイトしかないんです。シャープペンのラインナップが少ないのは海外あるあるです。

ペトロールとはどんな色? その意味は?

ペトロール(petrol)は英語で石油のことです。石油色と言われても…あまりピンとは来ないですよね。

LAMYのロゴ

石油は黒っぽい色をしています。しかし光の具合や見かたによっては、青がかって、あるいは緑がかって見えることがあります。それを表現したのがペトロール色です。

どこかメタリックな感じのある、少し暗めの青緑色といえばいいでしょうか。

ところでフランスでも石油のことをペトロール(pétrole)と言います。ただ色に関して言う場合はペトロールではなく、ブルーペトロール(bleu pétrole)という言葉を使います。確かに青を基調とした色ですものね。

アルスターの軸色はいろいろ!

アルスターには期間限定の色のほか、常に販売されている定番色があります。また特別バージョン、贅沢感のあるアルスター ルクスもあります。

ペトロールとライラックです。

定番色と過去の限定色です。

ルクスです。

サファリとの違いで見るアルスター

アルスターはサファリの改良版?

アルスターとサファリは同じ形をしています。上のスケルトン軸がサファリ、下がアルスターです。

アルスターとサファリ

1980年にまず販売されたのがサファリ。これがオリジナルです。プラスチック製の軸で軽量、子供でも使いやすいようにと作られたモデルです。

サファリがヒットする中で、大人がよりおしゃれに持てるようなサファリはないかと考えられ、1997年に登場したのがアルスターです。

つまりサファリの高級版?改良版?とも言えるのがアルスターなんです。

写真は万年筆バージョン、左がサファリ、右がアルスターです。

サファリとアルスターの万年筆

サファリのボールペンについてはこちらから :

アルスターの万年筆についてはこちらをどうぞ :

アルスターは軸にアルミニウムを採用

サファリとアルスターの大きな違いは、軸の素材にあります。アルスターは金属軸で、アルミニウムが使われています。

ただ金属軸と言っても全部ではなく、ペン先とグリップ部分はプラスチック、キャップはゴムです。

アルミニウムの軸
クリップ1

サファリの軸は100%プラスチック(クリップを除く)です。一方アルスターは、軸の6割ほどをアルミニウムにしており、これだけで大きく雰囲気が変わることに驚きます。金属を使用することで高級感が加わっています。ちなみに価格もアルスターの方が少し高いです。

比較のために、こちらはサファリのシャープペンです。

シャープペンの前部の様子

確かにアルスターは可愛いと言うより、上品と言った方が合いますね。

シャープペンについて詳しく書いています :

アルミニウム使用で重くなった?

アルミニウムのためでしょうか、アルスターはサファリに比べて少し重くなります。

サファリ : 14g
アルスター : 18g

4gの違いは握った時に明確に分かります。とはいえ、大人にとって18gのペンはそれほど重くは感じないでしょう。しかし子供の小さな手にはやはり14gの方が良さそうです。

透ける!太めのグリップ

アルスターの個性は、グリップにも見られます。黒色の半透明プラスチックで、中が透けて見えるのがなんとも粋です。

スケルトンのグリップ2

通常、サファリの場合はこのように透けては見えません。

サファリのシャープペンのグリップ

スケルトン軸に限っては、中が見えるのですけれどね。

アルスターとサファリのペン先

ところで、アルスターはサファリよりも、グリップ周りがほんの少し太いです。この点においても、アルスターは大人向けだなと感じます。

楽しくて何回もノックしちゃう!

サファリとアルスターのボールペンで私が好きな部分は、ノックです。

ゴムでできていて、山あり谷ありとジグザグに曲がっています。この部分は2つのモデルで共通です。

特徴的なノック部分1

押すとこんな感じで↓潰れます。

特徴的なノック部分2

硬めの感触が癖になります。海外ボールペンらしい、カチッと豪快な音が鳴るのも気持ちが良いです。

大きめクリップ

サファリとアルスターでお馴染みのクリップ。大きいので使いやすいです。

クリップ2
クリップ3
アルスターとサファリのクリップ

アルスターにはルクスという名の高級バージョンがあり、ルクスのクリップは軸色と同じ色に統一されています。

サファリでもたまに限定色において、クリップの色が軸色と同色である時もあります。

芯の交換方法

アルスターはグリップのすぐ横にネジがあり、ここから芯の交換ができます。

M16の替え芯

ラミーの替え芯は値段高めであるのがちょっと痛いところです。それにボールペンは自分の好みの芯で書きたいという方も多いでしょう。

アルスター用のリフィルアダプターがあるので、使ってみるのも一つです。

ペトロールです。

定番色と過去の限定色です。

ルクスです。

 こちらの記事もどうぞ :

サファリのペトロールと並べてみたかったけれど…

アルスターの新色を楽しみにしている方もいらしゃるでしょう。2023年のペトロール色は派手さはないものの、黒っぽくも見える綺麗な深い青緑色が気に入っています。ところで私は2017年のサファリ限定色、ペトロールの万年筆を持っていたのですが、残念ながら出先でなくしました。いつも気をつけているとはいえ、まあこんなこともあります。今年またペトロールが出たと聞いてこれは欲しいと思いボールペンを早速入手。万年筆はどうしようか…。とにかく今度は絶対になくさないようにします。

ボールペン

Posted by cripon